ザ・チーフタンズとコラボしたおすすめ楽曲4選

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

洋楽コラム

1962年に結成されたThe Chieftains(ザ・チーフタンズ)は現在までに6つのグラミー賞を受賞し、世界的に有名なバンドになりました。その中でクラシックやロック、ジャズなどジャンルを問わずさまざまなミュージシャンと共演を果たし、現在も世界中でライブ活動をしています。今回の記事ではチーフタンズとコラボした楽曲の中で私が特におすすめの曲を紹介していきます。

ザ・チーフタンズとコラボしたおすすめ楽曲4選

1.School Days Over【ロー・アンセム】

WGBH Music: The Chieftains & The Low Anthem “School Days Over” – YouTube

2012年にチーフタンズのサポートメンバーとして参加したツアーがボストンで行わたときに収録された楽曲。ローアンセムの持つクラシカルなフォークのサウンドと、チーフタンズの牧歌的な雰囲気のサウンドがマッチし、あえて正確なリズムを取らずに少し緩く演奏することによってのどかさを強調した普段のチーフタンズと違った一面が見られるおすすめの楽曲となっています。

2.Star Of The County Down【ヴァン・モリソン】

The Chieftains – The Star of the County Down (Live Over Ireland) – YouTube

アイルランドのシンガーソングライター、ヴァン・モリソンがギターボーカル兼作曲として参加した楽曲。R&Bが得意なヴァン・モリソンが作曲したとは思えない伝統的なアイルランド音楽のような音楽性と歌い方までアイルランド音楽的な少しトーンを下げて控えめな歌い方に変えたヴァン・モリソンのアイルランド愛を感じる楽曲となっています。

3.Muineira de Chantada【カルロス・ヌニェス】

Carlos Nunez and The Chieftains – Alborada Galega / Muineira de Chantada – YouTube

ガリシア出身のバグパイプなど吹奏楽器奏者のカルロス・ヌニェスとのセッションで生まれた楽曲。チーフタンズの共演したカルロスは高い演奏力で「バンドの7人目のメンバー」と呼ばれるようになり、グラミー賞を受賞したアルバム「サンディエゴ」の制作に参加しました。壮大なアイルランド音楽から曲が始まり、曲調が変わって軽快なメロディとタップダンサー、テクニカルなバグパイプと1曲の中でさまざまな場面が楽しめるアイルランド音楽の集大成のような楽曲となっています。

4.Behind Blue Eyes【ロジャー・ダルトリー】

Roger Daltrey & The Chieftains – Behind Blue Eyes – YouTube

イギリスの有名バンド、ザ・フーのボーカルとして活躍するミュージシャンとコラボした楽曲。原曲はザ・フーの同名楽曲があり、後半の曲調が変わる部分が原曲ではUKロックなのに比べてチーフタンズとのコラボしたバージョンではアイルランド音楽になっており、チーフタンズらしい演奏も楽しめます。リードパートをイリアンパイプやヴァイオリンが担いつつもUKロック的なフレーズも効果的に盛り込んだアイルランド音楽とUKロックの融合とも言える楽曲となっており、現在も根強い人気があります。

まとめ

チーフタンズと有名ミュージシャンがコラボした楽曲を4つ紹介させていただきました。チーフタンズを含めたアイルランド音楽は他ジャンルのミュージシャンとのコラボが多く、アイルランド音楽を通して普段は聞かないさまざまなミュージシャンを知る機会になります。この機会にアイルランド音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。

関連記事
ザ・チーフタンズ結成から現在までの歴史【前編】
ザ・チーフタンズ結成から現在までの歴史【後編】

WRITER

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

人気記事