アリシア・キーズ

バイオグラフィー

BIOGRAPHY

Alicia Keys / アリシア・キーズ

BIRTHDAY / 1981/1/25 (43歳)

BORN / ニューヨーク市マンハッタン

OCCUPATION / シンガー、ソングライター

Alicia Keys
出典:The Evolution of Alicia Keys - Billboard

Alicia Keys(アリシア・キーズ)のプロフィール

Alicia Keys(アリシア・キーズ)は、ニューヨーク市マンハッタン出身のシンガー、ソングライター。

ニューヨーク市のヘルズキッチン地区で生まれ、2歳のときに父親が去り、その後ヘルズキッチンでの形成期に母親に育てられました。7歳からピアノをはじめ、ベートーヴェン、モーツァルトやショパンといったクラシックからジャズまで幅広く音楽を学んでいます。

スズキ・メソッドと言われる音楽を通じて心豊かな人間を育てることを目的とする教育法を学んだと言われています。12歳でプロフェッショナル・パフォーミング・アーツ・スクールに入学し、音楽、舞踊、演劇の授業を受け、合唱団を専攻し、その後も中学校や高等学校で歌を歌い続け、音楽を作ったり、演奏を続けたりしていました。その後コロンビア大学に入学するも、音楽活動に専念するために4週間で中退。

13歳の時に知り合っていたマネージャーのJeff Robinson(ジェフ・ロビンソン)から業界について学び、彼は弁護士との会議やレコードレーベルとの交渉などに彼女と一緒に彼女を連れて行き、最終的に15歳の時にコロムビア・レコードとレコード契約と交わします。この際、コロムビアは彼女に26,000ドルの白いベビーグランドピアノを提供しました。

その年、マンハッタンのコロンビア大学で学ぶための奨学金を受け入れた彼女は16歳で卒業生総代として高校を早く卒業し、彼女の音楽に取り組んでいる間、その年齢でコロンビア大学に通い始めました。大学と午前中のスタジオで働くことの間の困難なスケジュールを管理しようとし、無理をしてストレスと母親との遠い関係を悪化させてしまいます。この期間中に彼女の人生で最も「憂鬱な」詩のいくつかを書きました。結局音楽をフルタイムで追求するために、1か月後に大学を中退することを決めました。

その後So So Def Recordingsと契約し、レーベルのクリスマスアルバム「The Little Drummer Girl」に参加したり、1997年の映画「Men in Black(メン・イン・ブラック)」のサウンドトラックに登場した「Dah Dee Dah(Sexy Thing)」を制作し録音しましたが、成功したとは言えずそのままコロンビア・レコードとの契約を終了します。

その後Arista Recordsと契約し、2001年に最初のスタジオ・アルバム「Songs in A Minor(ソングス・イン・A・マイナー)」をリリースすると、世界中で1200万枚を売り上げ、2001年で最も売れている新人歌手と最も売れているR&B歌手になります。翌年のグラミー賞では、新人賞、最優秀楽曲賞、さらにビルボードホット100で6週連続1位を記録したデビュー曲「Fallin(フォーリン)」が最優秀楽曲賞に輝くなど、5部門を独占しました。

2003年にリリースされた2ndアルバム「The Diary of Alicia Keys(ザ・ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ)」も大ヒット。ビルボード200で初登場1位を記録し、リリースの初週に618,000部以上を売り上げ、2003年にリリースされた女性アーティストのアルバムとしては初週の最大の売り上げになりました。最終的に全世界で800万枚を売り上げています。

2004年には著書「Tears for Water: Songbook of Poems and Lyrics」を発売し、2005年にニューヨークタイムズのベストセラーリストになりました。翌年、ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージックでMTVアンプラグドシリーズの撮影を行い、CDとDVDでリリースされました。アンプラグドシリーズとしては女性アーティスト最大のセールスを記録し、ビルボード200でも初登場1位を獲得しています。

その後も好調なセールスが続き、2007年のアルバム「As I Am(アズ・アイ・アム)」は全世界で500万枚を記録。そして2007年にはBen Affleck(ベン・アフレック)出演の「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」で映画デビューを果たすなど大活躍。その後リリースするアルバムもヒットが続き、2013年には第47回スーパーボウルで国歌斉唱を務めています。

2010年に結婚後も、活動は続けており、2016年にリリースされた6枚目のアルバム「Here(ヒアー)」もビルボード200で2位を記録。同年オーディション番組「The Voice」で審査員として出演。2019年には第61回グラミー賞のホストとして発表され、女性が14年ぶりにショーを主催したことも話題となりました。特に2台のピアノを同時に演奏するパフォーマンスは、エンターテインメントトゥナイトによる第61回グラミー賞と彼女のファッションにも注目したロサンゼルスデイリーニュースの最高のパフォーマンス/最も記憶に残る瞬間の1つとして宣言されました。

2020年には7枚目のスタジオ・アルバム「Alicia(アリシア)」をリリース。ビルボード200ではデビュー作から7作連続でトップ5入りを果たしています。

WRITER

洋楽まっぷ編集部

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