2023/12/2付で発表された最新の洋楽週間ランキングを、シングルランキングとも言えるBillboard Hot 100(ビルボード・ホット100)、アルバムランキングBillboard 200(ビルボード)から上位10作品をご紹介します。毎週水曜日に更新していますので、最新の洋楽ヒットチャートをご堪能ください。
2023年の洋楽年間ランキングはこちら
・洋楽ビルボード年間シングルランキング【2023年】全米チャートトップ100総まとめ
・洋楽ビルボード年間アルバムランキング【2023年】全米チャートトップ200総まとめ
【2023/12/2付】最新の洋楽週間ランキング(全米ビルボードホット100)
Billboard Hot 100(ビルボード・ホット100)にて公開されている最新の洋楽週間チャートトップ10と11位以下の注目曲をYouTube動画と共にまとめてご紹介します。
Billboard Hot 100(ビルボード・ホット100)トップ10
LAST | 2 | PEAK | 1 |
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Lovin On Me(ラヴィン・オン・ミー)は自身が「新時代」の始まりと宣言しリリースしたシングル。
Cadillac Daleの1995年の曲「Whatever (Bass Solique)」をサンプリングしたラップポップトラック。リリース前にスニペットがTikTokでバイラルとなっていました。今週はランクアップでジャック・ハーロウにとって3曲目の首位となりました。
LAST | 1 | PEAK | 1 | 歌詞あり |
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Cruel Summer(クルーエル・サマー)は7枚目のスタジオ・アルバム『Lover』からのシングル。
2020年にシングル化される計画があったもののCOVID-19パンデミックの影響で中止。今年に入り『The Eras Tour』のセットリストに含まれていた同曲がTikTokを中心にバイラルとなったこともありシングル化されました。今作で自身10曲目、通算4週の首位を獲得。今週はランクダウン。
LAST | 3 | PEAK | 1 |
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Paint The Town Red(ペイント・ザ・タウン・レッド)は最新アルバム『Scarlet』からのシングル。
この曲は彼女のファン層の名前に対する不承認や、リリースまでの数週間におけるファンに対する一般的な失礼な態度など、SNS上での彼女の過去の行動への言及として解釈されています。自身2曲目、ソロでは初の首位を獲得しています。これまでに通算3週目の首位を獲得。今週は変わらず。
LAST | 17 | PEAK | 1 | 歌詞あり |
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All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)は、は世界11位となる1,600万枚以上の売り上げを誇る大ヒットシングルで、日本でも数少ない洋楽のミリオンヒットとなった曲。
2019/12/21付でリリースから25年を経て遂に1位を獲得し首位獲得数は19曲に。ホリデー・ソングの首位獲得はビルボードのルール上ランクインできなかった期間もあったため約61年ぶり。通算首位記録はクリスマス・ソング歴代最多12週。今季は例年より早くランクアップとなり早くもトップ10入りとなりました。
LAST | 4 | PEAK | 2 |
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Snooze(スヌーズ)は最新アルバム『SOS』収録曲。
楽曲制作に参加したBabyface(ベイビーフェイス)が自身のアルバムのコラボレーション制作中にできた曲で、歌詞では1983年の映画『スカーフェイス』のセリフを引用しています。今週はランクダウン。
Zach Bryan - I Remember Everything (feat. Kacey Musgraves) - YouTube
LAST | 6 | PEAK | 1 |
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Kacey Musgraves(ケイシー・マスグレイヴス)は、テキサス州ゴールデン出身のカントリー・シンガー。
I Remember Everything(アイ・リメンバー・エヴリシング)は4枚目のスタジオ・アルバム『Zach Bryan』からのシングル。
「愛と人生」についてのバラードで、自分たちの過去の感情や経験が本物であることを再確認する歌詞も印象的な曲。2人にとって初の首位となり、カントリー・ソングが4週連続で首位を獲得するというホット100の歴史としても史上初の記録となりました。今週は変わらず。
LAST | 8 | PEAK | 7 |
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Greedy(グリーディー)は新作アルバム『Think Later』からのシングル。
「新たな章」を意味するこの曲は「クールな女性のエンパワメントソング」と自身で表現しています。TikTokでのバイラルをきっかけに世界中でヒットしており、テイト・マクレーにとって初のトップ10入り。今週遂にランクアップで最高位を更新。
LAST | -- | PEAK | 2 | 歌詞あり |
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Rockin' Around The Christmas Tree(ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー)は1958年リリースのクリスマスソング。
2500万以上を売り上げ、クリスマス・シングルの中で4番目のデジタルセールスを記録している定番ソング。2018年、リリースから初めてトップ10入りを果たし2位まで上昇。今週はいきなりトップ10にリエントリーを果たしました。
Taylor Swift - Is It Over Now? (Taylor's Version) (From The Vault) - YouTube
LAST | 5 | PEAK | 1 |
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Is It Over Now? (Taylor's Version) (From The Vault)(イズ・イット・オーヴァー・ナウ?(テイラーズ・ヴァージョン)(フロム・ザ・ヴォルト))は4枚目の再録音アルバム『1989 (Taylor's Version)』からのシングル。
『1989』リリース時の未発表曲。エネルギッシュなドラム、レトロなシンセサイザー、まばらなプロダクション要素、そして特異なボーカル・サンプルを中心に構築されたエレクトロポップ・ソング。今作で今年最多となる3曲目の首位を獲得しました。今週はランクダウン。
LAST | 15 | PEAK | 10 |
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Water(ウォーター)は今後リリースされるデビュー・アルバムからのシングル。
TikTokでのダンスチャレンジをきっかけに世界中でバイラルとなり、ホット100でも遂にトップ10入りを果たし、アフリカ人女性アーティストによるソロ曲の最高チャート記録を56年ぶりに更新しました。
Billboard Hot 100(全米ビルボードホット100)11位以下の注目曲
今週はDrakeが最新アルバムの再発盤に追加収録された「You Broke My Heart」が11位、Tate McRaeの新曲「Exes」が34位に初登場。その他トップ10以下にもクリスマス・ソングが多くエントリーしており、来週のトップ10は大きく変動すると見られます。
【2023/12/2付】最新の洋楽週間ランキング(全米アルバムチャート・ビルボード200)
全米音楽チャート、Billboard 200(ビルボード200)にて公開されている最新の洋楽週間アルバムチャートトップ10と11位以下の注目アルバムをまとめてご紹介しています。
Billboard 200(ビルボード200)トップ10
LAST | 4 | PEAK | 1 |
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For All the Dogs(フォー・オール・ザ・ドッグス)は、1年4カ月ぶり8枚目のスタジオ・アルバム。数度の延期を経てのリリース。アルバムのアートワークは息子のアドニス・グラハムが描いたものです。初週換算ユニット数402,000枚を記録。今週は新曲が追加収録された『For All the Dogs Scary Hours Edition』がリリースされランクアップ。通算2週目の首位となりました。
LAST | 1 | PEAK | 1 |
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1989 (Taylor's Version)は、4枚目の再録音アルバム。16曲の再録音と未発表の「From the Vault」5曲を収録。Jack Antonoff、Christopher Roweと共に自身でアルバムの大部分をプロデュースしています。1,653,000ユニットという驚異的な記録で、セールスのみでは693,000枚のレコードLPと554,000枚のCD販売を含む1,359,000枚を売り上げ、2023年の最も売れたアルバムとなりました。2週連続で首位を獲得しており、今週はランクダウン。
LAST | -- | PEAK | 3 |
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Rockstar(ロックスター)は、約1年ぶり49枚目のスタジオ・アルバム。さまざまなロックミュージシャンとのコラボレーション・プロジェクトとなっており、キャリア初のトップ3入りを果たしました。今週初登場。
LAST | -- | PEAK | 4 |
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Orange Blood(オレンジ・ブラッド)は、5枚目のEP。前作『Dark Blood』から始まった血をテーマにした物語の続きとされています。今週初登場。
LAST | 5 | PEAK | 1 |
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One Thing At A Time(ワン・シング・アット・ア・タイム)は、約2年ぶり3枚目のスタジオ・アルバム。カントリー、オルタナティヴ、ヒップホップなど、アーティストとして彼を形作った音楽的影響を一つにまとめたものと説明された全36曲が収録。リリースから最初の1週間でのユニット数が501,000ユニットを獲得し、初登場から12週連続、通算で16週首位を獲得。今週は変わらず。
LAST | 7 | PEAK | 1 |
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Midnights(ミッドナイツ)は、約2年ぶり10枚目のスタジオ・アルバム。「生涯に散りばめられた13の眠れぬ夜の物語」と表現したコンセプト・アルバムとなっています。1週間で歴代2番目に高い1,578,000ユニットを獲得。そのうち575,000枚がビニール盤のセールスとなっており、こちらは歴代最多となりました。これまでに通算6週目で首位を獲得しています。今週はランクアップ。
LAST | 1 | PEAK | 1 |
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Rock-Starは、8枚目の韓国語アルバムで、全体では13枚目のアルバム。韓国の感情を表す四字熟語に基づいて制作されました。今週はランクダウン。
LAST | 14 | PEAK | 1 |
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Lover(ラヴァー)は、2019年リリースの7枚目のスタジオ・アルバム。Republic Recordsへ移籍後初のアルバムで、2019年に全世界で320万枚以上を売り上げました。今週はランクアップでトップ10に返り咲き。
LAST | 18 | PEAK | 1 |
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Folklore(フォークロア)は11ヶ月ぶり8枚目のスタジオ・アルバム。ツアーを中止にした事でできた作品で、はじめて第三者の視点から書かれた曲を中心に構成されています。初動ユニット数は846,000を記録。「Evermore」と共に同一女性アーティストがトップ3に複数の作品をランクインさせるという史上初の記録を作りました。今週はランクアップでトップ10に返り咲き。
LAST | 12 | PEAK | 1 |
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SOSは、5年半ぶり2枚目のスタジオ・アルバム。ヒップホップとポップの影響を受けた現代のR&Bにインスパイアされた23曲が収録。発売1週間でのR&Bアルバムの最大のストリーミング記録を更新し計318,000ユニットを獲得。初の首位を獲得しました。これまでに7週連続、通算10週での首位を獲得。今週はランクアップでトップ10に返り咲き。
Billboard 200(ビルボード200)11位以下の注目アルバム
今週は2 Chainz & Lil Wayne「Welcome 2 Collegrove」が20位、André 3000「New Blue Sun」が34位に初登場でランクインしています。