洋楽まっぷについて

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人々が洋楽に触れる機会を増やす

洋楽まっぷは「洋楽を専門的に」扱う情報サービス、歌詞サービスを中心に構成されたウェブサイトとして2018年にスタートいたしました。

丁度日本では、「グレイテスト・ショーマン」「アリー/ スター誕生」「ボヘミアン・ラプソディ」などの映画がヒットし、海外アーティストの来日公演も増え少しずつ洋楽の更なる盛り上がりを見せ始めていました。

ここ数年の世界での音楽不況はストリーミングサービスの普及などから挽回の兆しがありますが、日本に限ってはそうとは言えません。

CDを買わなくなった代わりに音楽を聴くためのフォーマットが確立できていないことも挙げられますが、根本的な問題としては、大人になったらなぜか音楽を聴く機会が減っていくというものだと考えられます。

若い世代の音楽への興味が減少していると思われがちですが、これは単に若い世代の人口が減っているからというだけであって、意外と若い世代はスマートフォンなどを上手に活用して音楽を聴いています。

しかし大人になると、なぜか音楽を聴くことに時間が取れなくなり、いつしかそういうものと割り切って一切聴かなくなる方が多いのは事実。

大人になるとみんなそうなるものかと思えば、決してそうとは限りません。

海外に目を向けてみると、おじいちゃんおばあちゃんが最新のヒップホップを知っていたり、40代や50代の世代でも最新のヒット曲を耳にしていたり、歌うことだってできる方は非常に多いんです。

国民性と言われてしまえばそれまでですが、このような過程で音楽に触れる機会が減っていることで、洋楽の需要はさらに減少しています。

そして2020年から起きている世界的なパンデミックの影響で、海外アーティストの来日はなくなり、ここ数年で増えてきていた若い世代が洋楽に触れる機会すらも減少してしまいました。

これらは数値としても出ており、2020年に日本レコード協会が発表した国内音楽市場におけるソフト生産額と有料音楽配信売上金額におけるオーディオレコードに占める邦楽と洋楽の比率がわずか11%と、世界中でヒットしている洋楽でさえ日本ではあまり流行しないという事態に陥っています。

洋楽まっぷでは若い世代の方はもちろん、洋楽を聴く機会が減ってしまった大人の方にも多く洋楽に触れて頂くために、最新の洋楽新譜情報から過去の名曲などの歌詞和訳、またカラオケでも歌えるように洋楽歌詞カタカナ表記を行うなど、洋楽まっぷの中で洋楽に関する豊富な知識が得られるような場所を目指して日々更新しています。

一人でも多く、洋楽の良さを堪能して頂けるような記事づくりを目指します。

洋楽まっぷ編集部 酒井 裕紀

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