人々が洋楽に触れる機会を増やす
ここ数年の音楽不況はストリーミングサービスの普及などから挽回の兆しがありますが、日本に限ってはそうとは言えません。
CDを買わなくなった代わりに音楽を聴くためのフォーマットが確立できていないことも挙げられますが、根本的な問題としては、大人になったらなぜか音楽を聴く機会が減っていくというものだと考えられます。
若い世代の音楽への興味が減少していると思われがちですが、これは単に若い世代の人口が減っているからというだけであって、意外と若い世代はスマートフォンなどを上手に活用して音楽を聴いています。
しかし大人になると、なぜか音楽を聴くことに時間が取れなくなり、いつしかそういうものと割り切って一切聴かなくなる方が多いのは事実。
大人になるとみんなそうなるものかと思えば、決してそうとは限りません。
海外に目を向けてみると、おじいちゃんおばあちゃんが最新のヒップホップを知っていたり、40代や50代の世代でも最新のヒット曲を耳にしていたり、歌うことだってできる方は非常に多いんです。
国民性と言われてしまえばそれまでですが、このような過程で音楽に触れる機会が減っていることで、洋楽の需要はさらに減少しています。
しかし近年、多くの人が洋楽を再び耳にするきっかけが生まれました。
それは「グレイテスト・ショーマン」、「アリー/ スター誕生」、「ボヘミアン・ラプソディ」などの映画がヒットしたことによる影響があると言えるでしょう。
数年ぶりにCDを買った方、Queen(クイーン)をきっかけにストリーミングサービスを利用し始めた方などいるかと思います。
さらにここ数年、続々と大物アーティストの来日公演も行われており、日本における洋楽市場は確実に新たなブームを迎えている傾向にあります。
洋楽まっぷでは若い世代の方はもちろん、洋楽を聴く機会が減ってしまった大人の方にも多く洋楽に触れて頂くために、最新の洋楽新譜情報から過去の名曲などの歌詞和訳、またカラオケでも歌えるように洋楽歌詞カタカナ表記を行うなど、洋楽まっぷの中で洋楽に関する豊富な知識が得られるような場所を目指して日々更新しています。
一人でも多く、洋楽の良さを堪能して頂けるような記事づくりを目指します。