チャーリー・プース

バイオグラフィー

BIOGRAPHY

Charlie Puth / チャーリー・プース

BIRTHDAY / 1991/12/2 (32歳)

BORN / ニュージャージー州ラムソン

OCCUPATION / シンガー、ソングライター、音楽プロデューサー

Charlie Puth
出典:9 Classic Soft Rock Songs Echoed by Charlie Puth's 'Voicenotes' Album - Billboard

Charlie Puth(チャーリー・プース)のプロフィール

Charlie Puth(チャーリー・プース)は、ニュージャージー州ラムソン出身のシンガー、ソングライター、音楽プロデューサー。フルネームはCharles Otto Puth Jr.(チャールズ・オットー・プース・ジュニア)。

生い立ち

父親は建築業者兼不動産業者のCharles Otto Puth Sr.(チャールズ・オットー・プース・シニア)、母親はHBOのCMも書いた音楽教師のDebra(デブラ)。彼には、Stephen(スティーブン)とMikaela(ミカエラ)という双子の弟妹が2人いる。

特徴的な右の眉は、2歳のときに犬に噛まれたことが原因。母親は彼にクラシック音楽を教え、4歳でピアノを習い始める。10歳でジャズの勉強を始めると12歳でニュージャージー州レッドバンクのカウントベイシーシアターのクールスクールでサマー・ユース・ジャズ・アンサンブルに参加した。

Charlie Brown(チャーリー・ブラウン)のプロダクションで演奏するためにカウントベイシーシアターに雇われ、6年生の時には自主制作によるクリスマス・アルバム「Have a Merry Charlie Christmas」を訪問販売し、600ドルの売り上げを上げた。

音楽活動の開始からデビューまで

マンハッタン音楽学校のプレカレッジにジャズピアノの専攻と古典学の副専攻として通い、2009年頃よりYouTubeチャンネルでコメディーのビデオやアコースティックでのカバー動画などを投稿しており、人気TV番組「エレンの部屋」にも出演。

ジングルやオリジナルテーマソングなどの制作も行いながら、2013年にバークリー音楽大学を卒業し、そこで音楽制作と工学を専攻した。2014年にはプロモーション・シングル「L.U.V」をリリース。

2015年1月、アトランティック・レコードと契約し、これまでの自主制作の楽曲はiTunesから削除された。翌月、シンガーソングライターのMeghan Trainor(メーガン・トレーナー)をゲストに迎えたシングル「Marvin Gaye」でデビュー。オーストラリアでダブルプラチナ認定を受けるヒットとなり、ニュージーランド、アイルランド、イギリスでもヒット。全米ビルボードホット100でも21位まで上昇した。

デビュー後のキャリア

「Marvin Gaye」リリースの翌月、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』主題歌としてラッパーのWiz Khalifa(ウィズ・カリファ)と共作した「See You Again」がリリースされた。この曲が全米ビルボードホット100で12週連続1位を獲得し、オーストラリア、オーストリア、カナダ、ドイツ、アイルランド、ニュージーランド、スイスなど他のいくつかの国でも1位を獲得。チャーリー・プースにとってはわずか2作目で世界的なヒットとなる。

グラミー賞では3つの部門でノミネート。 第73回ゴールデングローブ賞ではベストオリジナルソングのためのゴールデングローブ賞にもノミネートされ、BBCミュージック・アワードではその年の最優秀音楽賞にも演出された。

チャーリーは他のアーティストのアルバムの楽曲をいくつか手掛けながら、同年8月に自身の2枚目のシングル「One Call Away」をリリース。米国で12位、英国で26位、オーストラリアで4位を記録し、150万を超えるデジタルセールスとなった。

デビュー・アルバム『Nine Track Mind』は、翌2016年1月29日にリリース。5月にはアルバムからSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)を迎えた「We Don't Talk Anymore」をシングルとしてリリース。ビルボードホット100では自身2曲目となるトップ10入りを果たし、イタリア、レバノン、ルーマニアでは1位を獲得した。同曲のミュージック・ビデオは長期的に再生され続けており、30億回を突破している。同年、Deutsch Inc.の子会社であるDeutsch Musicと契約を結んだ最初のミュージシャンとなった。

2017年にはシングル「Attention」をリリースし、ビルボードホット100でソロでは初めてトップ5入りを果たし、ソロでの最大のヒット曲となった。同年、経済紙『フォーブス』が選ぶ「2017年度 注目すべき30歳以下の30人のアーティスト」にも選ばれた。翌年2枚目のスタジオ・アルバム『Voicenotes』をリリース。その後すぐにHailee Steinfeld(ヘイリー・スタインフェルド)をゲストに迎えてツアーを開始した。

2019年、3枚目のアルバムを見据えたシングル「I Warned Myself」をリリース。その後立て続けにシングルをリリースするも、2020年に入りアルバムのリリースを見送ることを発表。同年、Gabby Barrett(ギャビー・バレット)のデビュー曲「I Hope」のリミックスをリリースし、ビルボードホット100では5年ぶり2度目のトップ3入りを果たした。

2021年9月、TikTokで「一見ランダムな思考やさまざまな物体で作られた音を組み合わせてポップソングを作る」というプロセスを記録し始め、それがプラットフォーム上で話題になった。これをきっかけにTikTokでの活動も人気となる。

翌2022年、3枚目のスタジオ・アルバム『Charlie』からの初のシングルとして「Light Switch」がリリース。TikTokでの人気も後押しし、ビルボードホット100では4年ぶりにチャート入りを果たし27位にランクイン。シンガポールで1位を獲得し、マレーシアとベトナムではトップ10入りを果たした。『Charlie』は同年10月にリリースされ、ビルボード200、全英アルバムチャートなどいくつかの国で3作連続トップ10入りを果たした。

チャーリー・プースのアルバム一覧

Type Title
Release US UK JPN
1st Nine Track Mind
2016/1/29 6 6 17
2nd Voicenotes
2018/5/11 4 4 5
3rd Charlie
2022/10/7 10 9 32

参考記事
チャーリー・プース - Wikipedia
Charlie Puth - Wikipedia

WRITER

洋楽まっぷ編集部

洋楽まっぷ編集部が70年代から最新の洋楽までヒット曲、また幅広いジャンルから厳選した情報をお届け致します。