ニューヨークのブルックリンを拠点とするインディー・ポップ・デュオ、デイジー・ザ・グレートの新曲「Easy」、曲名とは裏腹なメッセージに迫る

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洋楽ニュース

ケリー・ニコール・デュガンとミナ・ウォーカーによるニューヨークのブルックリンを拠点とするインディー・ポップ・デュオ、Daisy The Great(デイジー・ザ・グレイト)が6月10日に新曲「Easy(イージー)」をリリースし、ミュージック・ビデオを公開しています。

Daisy the Great – Easy – YouTube

デイジー・ザ・グレートとNY在住の映像作家エドアルド・ラナボルド(AJR「3 O’Clock Things」等)が共同監督を務めたオフィシャル・ミュージック・ビデオはブルックリンで撮影され、バンド全員が出演し、ワンテイクでとられています。彼女たちの親友である「マチルダ・サカモト」が振り付けを担当。ミュージック・ビデオでは、別れの浮き沈みをたくさん表現しています。失恋は混沌のなかにいるような気分にさせたり、本当に自由で自立した気持ちになったり、失ったものに対する本当の悲しみを経験することも。そんなとき、私たちは誰に頼るか、それは周りにいる友達だったりします。だからこそ、ミュージック・ビデオでは別れについてたくさん語っていますが、その中でも友達がお互いのために存在するというメッセージも込められています。

彼女たちの新しいシングル「Easy」は、ズバり失恋ソングですが、ただの失恋ソングではありません。

恋愛の終わりに生まれる複雑で、簡単な言葉では言い表せない感情について歌ったブレイク・アップ・ソングだといえます。失恋をする中で「自分を信じる」ことを学び、そこから「自分を愛すること」に喜びを見いだし、「希望を感じる」ことを歌っています。また、恋愛の中で何かが違うと分かっているときでも、その関係を手放すことはとても苦しいことなんだということも歌詞に込められています。恋愛における感情の複雑さや等身大で共感できる歌詞が心に刺さる一曲です。

デイジー・ザ・グレートは、「Record Player」が、息継ぎをせずに1コーラスの半分を歌い切るチャレンジが海外を中心にTikTokでバイラルとなり、85億ストリームを記録するなど話題に。また、アメリカでは、『ケリー・クラークソン SHOW』などにも登場し、パフォーマンスを披露しており、アーティストとして、ソングライターとして、いま、大きく注目を浴びているインディー・ポップ・デュオです。

今作はSoundCloudでの公開をSNSで発表していますが、残念ながら日本での視聴は不可。そして今年の秋には3年半ぶりとなる2枚目のスタジオ・アルバムのリリースも決定しており、これからの彼女たちの活躍から目が離せません。

Daisy the GreatDaisy the Great

■商品情報

Daisy the Great「Easy」

Daisy the Great「Easy」
発売日:2022年6月10日
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■バイオグラフィー
デイジー・ザ・グレート(Daisy the Great)は、ケリー・ニコル・ドゥーガンとミナ・ウォーカーから成るブルックリンを拠点に活動するインディー・ポップ・デュオ。ケリーとミナは2016年に一緒に楽曲制作を始め、ここ数年、デイジー・ザ・グレートはIndigo Girls、Sidney GishやSamiaといったアーティストをサポートしてきた。ケリーとミナは、天国のようなハーモニーとしっかりとした真摯さを組み合わせることで、魅力的で遊び心のあるサウンドを生み出している。

■アーティスト情報
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