ピーター・ガブリエル、20年以上ぶりとなる新アルバム『i/o』を2023年12月1日にリリースする事を発表!告知映像も公開

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洋楽ニュース

「グラミー賞」6冠、2010年および2014年で「ロックの殿堂」入りという前人未踏の記録を持つイングランドのレジェンド、Peter Gabriel(ピーター・ガブリエル)が20年以上ぶりとなる新アルバム『i/o(アイオー)』を12月1日にリリースする事を発表。告知映像も公開されました。

Peter Gabriel – i/o (album pre-order) – YouTube

言わずと知れたUKのレジェンド・シンガー、ピーター・ガブリエル。名バンド、「ジェネシス」のメンバーとして10代という若さでプロ・デビューを果たし、ライブでの奇抜な衣装やメイク、そして演劇性を取り入れたステージングは当時大きな注目を集めました。

ソロ転向後はアルバム『So』が世界的ヒットを記録し、ビルボード・シングルチャートで全米ナンバー1を獲得。また、トリノオリンピックの開会式では、オノ・ヨーコのスピーチを引き継いでジョン・レノンの「イマジン」を披露、2008年にはアニメ映画『ウォーリー』の主題歌「ダウン・トゥ・アース」を発表し第66回ゴールデングローブ賞主題歌賞と第81回アカデミー賞歌曲賞にノミネート。第51回グラミー賞では最優秀歌曲賞(映画・テレビ部門)を受賞するなど音楽界のみならず世界中に多大なる功績とインパクトを残しています。

そんな彼からリリースされる今回のアルバム『i/o』は、月の満ち欠けと非常に密接な関係を持っているそう。ピーター・ガブリエルは満月の度にこのアルバムからシングルをリリースしており、そして1年が終わる12月に待望のリリースを迎える事となりました。

また、今作の試みとして12のトラックすべてが月の満ち欠けを表現したブライトサイド、ダークサイドという2つのステレオミックスで提供されています。ブライトサイドミックスはMark ‘Spike’ Stentによって担当され、ダークサイドミックスはTchad Blakeによって制作。ピーターも「TchadとSpikeは世界で最も優れたミキサーの2人で、彼らは明らかに曲に異なるキャラクターをもたらしてくれているよ。」と語っています。

今回の新アルバム『i/o』は12曲構成となっており、アルバム全体を通して知的で思慮深くしばしば示唆に富む楽曲が盛り込まれています。前回のアルバムリリースから20年ぶりともなる作品となりますが、それを微塵も感じさせないピーターのスリリングな歌声が今も完璧な美しさで表現されており、その才能は全く損なわれていないと断言できる作品に仕上がっています。

相当な時間をかけて完成された今回のアルバム。ピーター・ガブリエル自身も、「1年分の満月の日のリリースの後、これらの新しい曲が『i/o』という良い船に再び集まり、世界への旅に備えていることをとても嬉しく思います。」とリリースの決定を喜んでいます。

Peter GabrielPeter Gabriel

■商品情報

ピーター・ガブリエル『i/o』

ピーター・ガブリエル ニュー・アルバム『i/o』
2023年12月1日(金)リリース予定
事前購入はこちら

■『i/o』トラックリスト
CD・デジタル
1. Panopticom
2. The Court
3. Playing for Time
4. i/o
5. Four Kinds of Horses
6. Road to Joy
7. So Much
8. Olive Tree
9. Love Can Heal
10. This Is Home
11. And Still
12. Live And Let Live
2LP
SIDE A
1. Panopticom
2. Playing for Time
3. The Court
SIDE B
4. Four Kinds of Horses
5. i/o
6. Love Can Heal
SIDE C
7. Road to Joy
8. So Much
9. Olive Tree
SIDE D
10. This Is Home
11. And Still
12. Live and Let Live

■ピーター・ガブリエル バイオグラフィー
ピーター・ガブリエルが初めて世界でその名を知られるようになったのは、彼がジェネシスで活動していた時である。ガブリエルが仲間とジェネシスを結成したのは、彼がまだ中高生の頃だった。1975年にジェネシスを脱退した後は、7枚のスタジオ・アルバムの他、『バーディー』や『パッション – 最後の誘惑』、そして『裸足の1500マイル』といった映画のサントラを制作。その他にもライヴ盤やコンピレーション・アルバムを多数リリースしている。 幅広い音楽活動を行っている彼は、グラミー賞も複数回受賞。また現在世界的に有名な存在となっているウォーマッド・フェスティバルの創始者も、ガブリエル自である。ピーター・ガブリエルは1989年、人権団体『ウィットネス』(Witness.org)を共同で設立。また、2007年にネルソン・マンデラ氏によって発足した『エルダース(theelders.org)』.は、ピーター・ガブリエルがリチャード・ブランソン卿と設立した団体である。また2006年、ノーベル平和賞受賞者のサミットにおいて、名誉ある『マン・オブ・ピース』(平和に貢献した人)の称号を授与されたピーター・ガブリエル。その他にも彼は、多方面に亘るクリエイティヴな産業において、技術面を主とする様々なビジネスに携わっている。

■リンク
ピーター・ガブリエル 日本公式ページ

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洋楽まっぷ編集部

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