Mastodonが4年ぶり9枚目となる新作スタジオ・アルバム『Hushed And Grim』を10月29日に全世界リリース!新曲「Pushing the Tides」ミュージック・ビデオを公開

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洋楽ニュース

USアトランタ出身の超重量級メタル・アクト、Mastodon(マストドン)が、9枚目、4年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『Hushed And Grim(ハッシュド・アンド・グリム)』を、2021年10月29日(金)に全世界リリースすることが明らかになりました。

またアルバムより先行トラック「Pushing The Tides(プッシング・ザ・タイズ)」を先行配信。ミュージック・ビデオも公開されています。

Mastodon – Pushing the Tides – YouTube

Mastodonは彼らのホームタウンであるアトランタにて今作の制作を敢行。David Bottrillをプロデューサーに迎え、約1年をかけて制作されたとのこと。

彼らの唯一無二というべき中毒性抜群なヘヴィネスはますます勢いを増すばかりで、ロック、サイケデリック、パンク、メタル、オルタナティヴなどを融合させたハイブリッド・サウンドを今作でも追及。先行トラックとなる「Pushing The Tides」は、きしむようなギター・リフと、正確無比に突き進むリズムとが、楽曲の混沌とした世界観をより一層構築しています。

バンドや各メンバーのキャリアに於いて、最も不遇で悲哀に満ちた期間に制作されたということもあり、各所にダークな雰囲気も見受けられます。これは2018年9月に膵臓癌で亡くなった、長年のマネージャーであり、彼らの親友であったニック・ジョンへの惜別の意味合いも多分に含まれるということが言えます。

『Hushed And Grim』のアルバムアートワークは、彼らの過去作品(『ブラッド・マウンテン』『クラック・ザ・スカイ』他)を複数手掛けている、旧知のコラボレーターであるPaul Romano(過去作品:)が担当しており、その世界観を増幅させています。

■リリース情報

Mastodon『HUSHED AND GRIM』

アーティスト:Mastodon
アルバム・タイトル:『HUSHED AND GRIM』
2021年10月29日(金)全世界リリース

■トラックリスト

1. Pain With An Anchor
2. The Crux
3. Sickle And Peace
4. More Than I Could Chew
5. The Beast
6. Skeleton Of Splendor
7. Teardrinker
8. Pushing The Tides
9. Peace And Tranquility
10. Dagger
11. Had It All
12. Savage Lands
13. Gobblers Of Dregs
14. Eyes Of Serpents
15. Gigantium

◆先行シングル「Pushing the Tides」
試聴 / アルバムのプレオーダーはこちら

■プロフィール

トロイ・サンダース - bass/vocals
ブレント・ハインズ - guitar/vocals
ビル・ケリハー - guitar
ブラン・デイラー - drums/vocals

ジョージア州アトランタをベースとする4人組。1999年にブラン・デイラー(ds)、ビル・ケリハー(g)がアトランタに移り、トロイ・サンダース(b/vo)、ブレント・ハインズ(g)に出会って結成。それ以降クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ、モービッド・エンジェル、カンニバル・コープスなど数多くのバンドとツアーを周り、ファン・ベースを拡大してきた。

2001年にRELAPSEと契約を結び、EP『LIFESBLOOD』(2001年)、1stアルバム『REMISSION』(2002年)、2ndアルバム『LEVIATHAN』(2004年)をリリース。特に『LEVIATHAN』は欧米のメディアに絶賛され、彼らに”メタルの未来を担う”とまで言わしめた。この年、EXTREMETHEDOJOVOL.5のため初来日も果たす。2004年、2006年にはSLAYERとともにTheUnholyAllianceツアーで欧米を回り、その認知度を一気に高めていく。

2006年、メジャー第一弾となる3rdアルバム『BLOOD MOUNTAIN / ブラッド・マウンテン』をリリース。磨きのかかったヘヴィかつプログレッシヴなサウンドは唯一無二の世界観を築き、各方面から大絶賛を受けた。

2009年、『CRACK THESKYE / クラック・ザ・スカイ』を発表、全米チャート初登場11位を記録する。

2011年には5作目『The Hunter / ザ・ハンター』を発表。2014年、『Once More ‘Round the Sun / ワンス・モア・ラウンド・ザ・サン』をリリース。

2017年には『Emperor of Sand / エンペラー・オブ・サンド』をリリース。第60回グラミー賞にて「Best Metal Performance」にて、「Best Rock Album」「Best Metal Performance」(楽曲:Sultan’s Curse / サルタンズ・カーズ)の計2部門にノミネートされ、見事「Best Metal Performance」を受賞している。

2019年には、彼らの長年のマネージャーのニック・ジョンを追悼してLed Zeppelinの「Stairway to Heaven」をカバーした、ニック・ジョン・トリビュート曲「Stairway to Nick John」を発表した。この楽曲に対する収益は、膵臓癌研究のための機関である<Hirshberg Foundation>に全て寄付されている。

名実ともに、世界のトップクラスのモンスター・ロック・バンドである。

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洋楽まっぷ編集部

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