ドージャ・キャット

バイオグラフィー

BIOGRAPHY

Doja Cat / ドージャ・キャット

BIRTHDAY / 1995/10/21 (29歳)

BORN / カリフォルニア州ロサンゼルス

OCCUPATION / ラッパー、シンガー、ソングライター

Doja Cat
出典:Doja Cat Confides to Missy Elliott About How She Herself Could Be a 'Better' Rapper - Billboard

Doja Cat(ドージャ・キャット)のプロフィール

Doja Cat(ドージャ・キャット)は、カリフォルニア州ロサンゼルス出身のラッパー、シンガー、ソングライター。本名はAmalaratna Zandile Dlamini(アマララトナ・ザンディレ・ドラミニ)。

カリフォルニア州ロサンゼルス市のサンフェルナンドバレー地域にある地区ターザーナで生まれました。父親は1992年の映画「サラフィナ!」にも出演した南アフリカの俳優、作曲家、映画プロデューサーのDumisani Dlamini(ドゥミサニ・ドラミニ)です。しかし生まれてすぐ母親とニューヨークのライへ引っ越してしまったため、幼少期に父とは会わず、「彼に会ったことはないが彼に対して恨みを抱くことはなかった」と主張しているようですが、一方で父親は良好な関係だと述べています。

5年後にはカリフォルニア州オークパークに戻り、そこで「スポーティな子供時代」を経験し、スケートをしたりサーフキャンプのためにマリブを訪れたりしていたそうです。この時期バレエ、タップ、ジャズのレッスンに参加し始めます。11歳の時にロサンゼルスのシャーマンオークスに戻り、そこでアシュラムに住み、ブレイクダンスクラスにも参加し、さらに競争力のある劇団に加わるなど活発に過ごしていました。

16歳で高校を中退し、YouTubeからビートをダウンロードしてGarageBandを独学し、自分の音楽を作成するようになります。最初の数か月間は、SoundCloudに曲をアップロードしてはすぐに削除するような日々を過ごし、この頃Doja Cat(ドージャ・キャット)と言うステージネームを考え使用するようになります。

2014年、17歳のときKemosabe Recordsとの合弁契約でRCA Recordsに署名。同年、Doja CatはデビューEP「Purrr!」をリリース。「So High(ソー・ハイ)」はEPのリリース前にシングルとして再リリースされました。この曲は、TVドラマ「Empire 成功の代償」第1シーズンの第3エピソードでも取り上げられ、注目を集め始めたため、SoundCloudで音楽をリリースし続けました。

2015年半ばに、OG MacoはDoja Catが彼のレーベル、OGGに署名したことをTwitter経由で発表。2016年後半にラッパーOG Macoのミックステープ「Children of the Rage(チルドレン・オブ・ザ・レイジ)」からのシングル「Monster(モンスター)」でコラボ。2018年ミュージックビデオと共にリードシングル「Go to Town(ゴー・トゥー・タウン)」をリリース。続いてリリースしたシングル「Candy(キャンディ)」が2019年後半にビデオ共有プラットフォームTikTokでのダンスチャレンジが口コミで広がり、トラックはスリーパーヒットを記録。2018年にデビュー・スタジオ・アルバム「Amala(アマラ)」をリリース。その後完全自主制作のミュージックビデオ「Mooo!」をアップロードすると大きな反響があり、シングルとしてリリース。2019年にはラッパーTyga(タイガ)とのシングル「Juicy(ジューシー)」で初めてプラチナ認定を受けるヒットを記録します。同年2枚目のスタジオ・アルバム「Hot Pink(ホット・ピンク)」をリリース。

2020年には映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」のサウンドトラック・アルバムへ新曲「Boss Bitch(ボス・ビッチ)」を提供し大ヒット。同年アルバム収録曲「Say So(セイ・ソー)」がビデオ共有プラットフォームTikTokを通じて非常に人気を博し、4枚目のシングルとしてリリース。The Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演し、ミュージック・ビデオを公開すると世界中で大ヒット。特にアメリカではNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)を迎えたリミックス版をリリースするとストリーミングでの人気が急上昇し、全米ビルボードホット100では初のトップ10入りからそのまま初の1位を獲得する快挙を成し遂げました。

第20回BETアワードでは最優秀女性ヒップホップアーティストとビデオオブザイヤーにノミネートされ、MTVビデオ・ミュージック・アワードでは最優秀新人賞を受賞。ビルボードミュージックアワードのトップR&Bソングにノミネート、第63回グラミー賞では最優秀新人賞、最優秀レコード賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされるなどあらゆる賞に参加しました。

2021年にはSaweetie(スウィーティー)の「Best Friend(ベスト・フレンド)」やAriana Grande「34+35 (Remix)」に参加。ライブパフォーマンスがTikTokで話題になった自身のシングル「Streets(ストリーツ)」がヒットし、SZA(シザ)を迎えたシングル「Kiss Me More(キス・ミー・モア)」が大ヒットを記録します。その数ヶ月後、3枚目のスタジオ・アルバム「Planet Her(プラネット・ハー)」をリリースしました。

WRITER

洋楽まっぷ編集部

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