Mariah Carey

Mariah Carey

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『Mariah Carey(邦題:マライア)』はマライア・キャリーのデビュー・スタジオ・アルバム。1990年6月12日にコロムビア・レコードからリリースされた。このアルバムの音楽は、スローバラードからアップテンポな曲まで、様々な現代的なジャンルを取り入れている。当初、キャリーはベン・マーグリーズと共に4曲を書き上げたが、これは彼女のデモテープのみだった。キャリーがコロンビアと契約した後、4曲すべてが改変され、部分的に再録音された後、アルバムの最終版として採用された。マーグリーズ以外にも、キャリーはコロムビアのCEO、トミー・モットーラによって雇われた様々なプロの作家やプロデューサーと仕事をした。マライア・キャリーのプロデュースと作曲には、当時トップクラスのレコードプロデューサーであったレット・ローレンス、リック・ウェイク、ナラダ・マイケル・ウォルデンが参加した。彼らはキャリーと共にアルバムの構想を練り、オリジナルのデモテープを再構築した。

OVERVIEW

『Mariah Carey』は概ね好評を博し、批評家たちはキャリーのボーカル・パフォーマンスとテクニックを称賛したが、作詞作曲については賛否両論となった。アルバムは商業的に成功し、アメリカのビルボード200で11週連続1位を獲得した。『Mariah Carey』はアメリカレコード協会(RIAA)から9×プラチナ認定を受け、アメリカで900万枚を出荷した。このアルバムはカナダでも同様の成功を収め、チャートで1位を獲得し、7×プラチナ認定を受けた。『Mariah Carey』は世界各国でも好調で、オーストラリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデン、イギリスでトップ10入りを果たした。アルバムは世界中で1,500万枚以上を売り上げている。アルバムからは5枚のシングルがリリースされ、そのうち4曲がアメリカのビルボードホット100で1位を獲得。デビュー・シングル「Vision of Love」はアルバムのリードシングルに選ばれ、カナダ、ニュージーランド、アメリカのチャートで1位を獲得した。この曲は批評家から絶賛され、女性アーティストによるデビューシングルの中でも屈指の傑作と評されている。続く3枚のシングル「Love Takes Time」「Someday」「I Don't Wanna Cry」も全米チャート1位を獲得し、キャリーはジャクソン5以来、デビュー4枚のシングルが全米チャート1位を獲得した初のアーティストとなった。

TRACKLIST

1. Vision of Love
2. There's Got to Be a Way
3. I Don't Wanna Cry
4. Someday
5. Vanishing
6. All in Your Mind
7. Alone in Love
8. You Need Me
9. Sent from Up Above
10. Prisoner
11. Love Takes Time

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