Metallica (Remastered)

Metallica

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『Metallica (Remastered)(メタリカ(リマスター))』は、1991年8月12日にエレクトラ・レコードより発売されたメタリカの5枚目のスタジオ・アルバムの再発盤。通称『The Black Album(ブラック・アルバム)』。アルバムの30周年を記念したこのリマスター版は2021年9月10日にリリースされた。レコーディングはロサンゼルスのワン・オン・ワン・レコーディング・スタジオで8ヶ月にわたり行われたが、その間、メタリカは新プロデューサーのボブ・ロックとしばしば意見の相違を抱えた。このアルバムは、バンドの音楽性を、前4枚のアルバムのスラッシュメタルスタイルから、よりスローでヘヴィ、そして洗練されたサウンドへと転換させたものだった。

OVERVIEW

メタリカは一連のツアーでアルバムのプロモーションを行った。また、アルバムのプロモーションとして「Enter Sandman」、「The Unforgiven」、「Nothing Else Matters」、「Wherever I May Roam」、「Sad but True」の5枚のシングルをリリースし、いずれもバンドの代表曲の一つとされている。アルバム発売直後には「Don't Tread on Me」という曲もロックラジオで放送されたが、シングルカットはされなかった。メタリカは批評家から広く称賛され、バンドのベストセラーアルバムとなった。10カ国で初登場1位を獲得し、ビルボード200では4週連続1位を獲得し、メタリカにとって初のアルバムチャート1位を獲得した。全世界で3,000万枚以上を売り上げ、世界で最も売れたアルバムの一つであるだけでなく、ニールセン・サウンドスキャンの調査開始以降、アメリカでも最も売れたアルバムの一つとなっている。アルバムは2025年にアメリカレコード協会(RIAA)から2×ダイアモンドに認定され、アメリカでは2,000万枚以上を売り上げ、サウンドスキャン時代における初のアルバムとなった。2012年のヨーロッパ・ブラック・アルバム・ツアーでは、バンドはメタリカを逆順に演奏した。2020年、このアルバムはローリングストーン誌の「史上最高のアルバム500選」で235位にランクインした。2019年12月、メタリカはビルボード200で550週の記録を達成したアメリカ史上4番目のアルバムとなった。また、ピンク・フロイドの『狂気』(1973年)に次いで、チャート上位にランクインした伝統的なアルバムとしては史上2番目に長い記録となった。

TRACKLIST

1. Enter Sandman
2. Sad but True
3. Holier than Thou
4. The Unforgiven
5. Wherever I May Roam
6. Don't Tread on Me
7. Through the Never
8. Nothing Else Matters
9. Of Wolf and Man
10. The God That Failed
11. My Friend of Misery
12. The Struggle Within

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