グラミー賞最優秀新人賞ノミネートバンド、グラス・アニマルズ「Heat Waves」がチャート入り59週目で全米1位獲得&史上最長記録を更新

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洋楽ニュース

英オックスフォード出身の4人組エレクトロニック・バンド、Glass Animals(グラス・アニマルズ)が2020年6月に発売した「Heat Waves」が米ビルボードホット100でバンド初の全米1位を記録した同時に、同チャートでの新記録を樹立しました。

Glass Animals – Heat Waves – YouTube

「Heat Waves」は、59週にも及ぶランクインの期間を経て、全米1位を記録しており、これまでマライア・キャリーの「All I Want For Christmas」が保持していた35週を経ての全米1位という記録を塗りかえ、史上最も時間をかけて首位を獲得した楽曲となりました。「Heat Waves」はグラス・アニマルズがメジャー移籍後初のアルバム『Dreamland』収録シングルとなっています。

現在ツアー中のバスでこの結果を知ったグラス・アニマルズはコメントを発表しています。

“今朝、ツアーバスで目を覚ますと、小さなパンツをはいたエドが上下に走りながら、「Heat Waves」がBillboard Hot 100で1位を記録したと叫んでいたんだ。本当に信じられないよ。前にも言ったし、もう一度言うけれど、僕らをサポートしてくれて、この曲とこのアルバムを信じてくれたみんなに、本当に感謝している。このアルバムが日の目を見ることはないと思った瞬間が何度もあったよ…この曲をリリースしようとした矢先にパンデミックに見舞われたとき…ツアーの全公演を失い、このバンドはツアーなしでは生きていけないと思った。でも、皆さんの応援があったからこそ、生き続けることができました。僕たちの音楽を他の人に共有してくれたり、音楽に関するアートを作ってくれたり、投稿に「いいね!」を押してくれたり、手紙を送ってくれたり、ミームを作ってくれたり…そのすべてがこの数年間で世界を意味し、僕たちをここまで導いてくれました…可能だとは夢にも思っていなかったところに。このパンデミックを通して疲れ知らずで働いてくれたチームに感謝します。彼らなしでは達成できなかったと思います。皆さん愛しています。そして、これを実現させてくれたことに感謝します。この名誉は、僕らみんなのものです。”

2022年4月開催の第64回グラミー賞で「最優秀新人賞」にもノミネートされているグラス・アニマルズは、最新アルバムを引っ提げたDreamlandツアーの北米公演を続けながら、現在もツアー中。この夏、彼らはオーストラリアにも向かい、グラストンベリー、ニューヨークのガバナーズ・ボール、マドリードのマッド・クール・フェスティバル、ロラパルーザ・ストックホルムなど、英国、欧州、米国の大規模フェスティバルを回る予定となっています。

Glass Animals(グラス・アニマルズ)©Meredith TruaxGlass Animals(グラス・アニマルズ)©Meredith Truax

【アルバム情報】
グラス・アニマルズ『ドリームランド』 / Glass Animals “Dreamland”
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【グラス・アニマルズ プロフィール】
英オックスフォードにて2010年に結成。シンガーソングライターでプロデューサーのデイヴ・ベイリーと、彼の幼い頃からの友人である、ドリュー・マクファーレン、エドモンド・アーウィン・シンガー、ジョー・シーワードの4人で構成される。デビュー・アルバム『Zaba』は45万枚の売り上げを記録し、セカンド・アルバム『How to Be a Human Being』で全英23位を獲得。
3作目となるスタジオ・アルバム『ドリームランド(Dreamland)』を8月7日(金)にリリース。フロントマン兼プロデューサーのデイヴ・ベイリーいわく、「夢の国」と名付けられたこのアルバムは、「人生のノスタルジックな回顧録」についての作品。2018年にバンドのドラマー、ジョー・シーワードが恐ろしい自転車事故に遭い、彼が生死をさまよった時に抱えた感情を含め、デイヴの個人的な経験を元にした楽曲が収録されている。

【グラス・アニマルズ アーティスト情報】
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洋楽まっぷ編集部

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