ホリー・ハンバーストーンがソールドアウトの初来日公演を開催!ライヴ写真が到着

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洋楽ニュース

2022年ブリット・アワードの新人部門でRising Star Awardを受賞したHolly Humberstone(ホリー・ハンバーストーン)が、国内外問わず多くのアーティストを紹介してきた渋谷クラブクアトロで7月21日に初来日公演を開催。この東京の誇る名門ライヴ・ハウスにおけるコロナ禍以降初の海外アーティストのライヴとなりました。

Holly Humberstone Credit Sotaro GotoHolly Humberstone Credit Sotaro Goto

サポート・アクトの羊文学がまずはステージに登場。新作中心のセットでまさに今のこのバンドの勢いを感じさせるパフォーマンスを見せてくれた後、ホリー・ハンバーストーンが登場。ステージに登場したのは、なんとホリーひとり。そんな彼女の日本初ライヴは「Vanilla」からスタート。リズム・トラックや同期を上手く使いつつ、曲によってはキーボードを弾きながら、そしてまた別の曲ではギターを弾きながらのパフォーマンスを披露。ステージにひとりしかいないことを全く感じさせない、しっかりと曲を聴かせる彼女の可能性を大いに見せてくれるものとなりました。

パンク・テイストのファッションでステージに姿を見せたホリーは、曲の合間に見せる笑顔や“サイコー!”とか“アリガトウゴザイマス”という日本語交じりのMCがまさに“キュート”という表現がぴったりの佇まいで、いい意味でそのイメージを裏切ってくれました。もっとクールなイメージを持っていた人も多いと思いますが、まだ22歳という若さの彼女の等身大な姿が印象的。今、日本に留学中の実姉も会場に駆けつけてくれており、その姉にステージから手を振る姿も。

しかし、一度歌い始めると一気に彼女の雰囲気も変わり、孤独や別れといったダークな面にフォーカスした楽曲を丁寧にそして見事なヴォーカルでじっくりと聴かせます。実際ライヴでパフォーマンスされることによってその楽曲たちにはさらなる力が宿されていき、まさにこのような瞬間こそが“ライヴを観る”ということの醍醐味となり、彼女の歌の素晴らしさにその場に集まった人たちは魅了されたことは間違いありません。

自分の姉に向けて作ったデビュー曲「Deep End」、別れてしまいそうな友達のために書いた曲「Scarlett」、地元を離れロンドンでの生活を歌った曲「London Is Lonely」等、多くの曲でパフォーマンス前に内容を丁寧に説明する姿も印象的。身の回りにある必ずしもポジティヴではないことを歌い、その中で聴き手と繋がろうとする思いとそのヴォーカルの素晴らしさ故か、自然とポジティヴな気持ちが生まれ、会場につめかけた多くのファンをどんどん盛り上げていきました。静かながらもそんなホリーとオーディエンスの“対話”の中で、ホリー自身もこの日のライヴのことを気に入った様子。終盤には「素敵な時間をありがとう!今まで行ってきた公演の中で一番楽しかった。ありがとう!」とのMCも飛び出る程。そして本編最後は最新EPのタイトル曲「The Walls Are Way Too Thin」で幕を閉じました。

ここでライヴは終了の予定でしたが、会場からの拍手が止まることはなく、ホリーは再びステージへ登場。「ありがとう!毎回の公演がこうだったらいいのになぁ。この曲は練習していないけど、1st EPの中からもう1曲披露したいと思います」と予定していなかった「Drop Dead」を披露して日本初パフォーマンスは終了しました。

今後更なる活躍をしていくこと間違いないホリー・ハンバーストーン、制作中のデビュー・アルバムも大いに楽しみにさせてくれるライヴとなった。

Holly Humberstone Credit Sotaro GotoHolly Humberstone Credit Sotaro Goto

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■商品情報

ホリー・ハンバーストーン「Sleep Tight」

ホリー・ハンバーストーン
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