『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』待望の日本公開!ザ・ビートルズとの奇跡の8日間を語るポール・サルツマン監督オンライン舞台挨拶レポート!

本日9月23日より全国順次公開となった、世界的ロックバンド、The Beatles(ザ・ビートルズ)のデビュー60周年に、最高傑作『ホワイト・アルバム』を生んだインド滞在期のビートルズと奇跡の8日間を共にしたポール・サルツマン監督によるドキュメンタリー『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』。この度、待望の日本公開日となる9月23日(金・祝)、ヒューマントラストシネマ渋谷での初回上映後に、
ポール・サルツマン監督がオンラインで登壇するトークイベントが行われました。またYouTubeでは、本日より本編映像が解禁されています。

本編映像④『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』 - YouTube

今回解禁された本編映像は、イギリスのロンドンでロックの記念品(メモラビリア)の専門家が、ポール・サルツマン監督が撮ったザ・ビートルズの秘蔵写真について解説。専門家は、「あなたが写真を持って不意に訪ねて来た。見せてもらって目を見張ったよ。色彩が力強く、映像も鮮明だったからだ」とリシケシュで撮影されたザ・ビートルズのフィルムを並べながら説明を続けます。「同時に感じたのが、インドの灼熱の太陽と刺すような暑さだ。息をのんだよ。インドに行ったことはないがありありと感じられた」と、ルーペで秘蔵写真をまじまじと覗き込む様子が。特にジョンとポールの作曲中の写真については、「このジョンのショットは傑作だ。寛いだ表情が見事にとらえられている」と大絶賛。「世間から遠く離れたこの場所で、思いのままに曲を作っている。楽しそうにリラックスし、音楽が湧き出ているようだ」と、サルツマン監督がとらえたザ・ビートルズの素顔に感心しきりの様子。
ザ・ビートルズは4月にはインドを離れ、5月には自分たちのレーベル、アップルを立ち上げました。そこから約5か月間のレコーディングを経て、11月にインドでインスピレーションを受けた名曲が盛り込まれている「ザ・ビートルズ」、通称「ホワイト・アルバム」をリリース。マネージャーの急死、起業、そしてホワイト・アルバムリリースと激動の時代を生きていく中、インドではビジネスを忘れ、心身共にリラックスしていたザ・ビートルズは自由に創作活動を続けていました。

© B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved© B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved

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本日、ヒューマントラストシネマ渋谷での初回上映後に行われた公開記念トークイベントでは、本作の字幕監修を担当し、ビートルズ研究家として数多くの関連書籍を手掛ける藤本国彦さんが登壇。さらに、カナダのトロントからポール・サルツマン監督がスクリーンに登場し「皆さん見えています。お会いできて嬉しいです」と挨拶し、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。1969年、インドで出会った4人の印象は「ジョンはユーモアのセンスには辛口な部分もありますが、決して意地悪なわけではなく、からかいっ子のようでした。ポールは一番つきあいやすい、話しやすい人でした。リンゴとはあまり喋りませんでしたが、ジョージはとても優しく受け入れてくれて、嬉しかったです」と語りました。リシケシュでの彼らはそれぞれパートナーといることもありましたが、ひとつの大きな机にメンバーとパートナー、ドノヴァンらの同行した全員で集まってリラックスして過ごすことも多かったといいます。なぜ監督が彼らに受け入れられたのかと問われると、「公の場ではなく、守られた状況で気楽だったので心を開いてくれたのではないでしょうか。初めて会ったときに、“私が彼らに何かを期待しているわけではない”ということが伝わっていたのも理由にあるかと思います」と、互いに素の状態での出会いだったと振り返りました。

ジョンの曲「コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル」のモデルとなったリッキ・クックについては、「とても優しく話しやすい方でした。“これまで多くの人がインタビューしにきたんでしょう?”と尋ねたら、“いえ、あなたが最初ですよ”と(笑)」と、意外にも“バンガロウ・ビル”本人がザ・ビートルズとのことを語るのは本作が初めてだと驚きのエピソードを明かしてくれました。

イベントの後半に観客との質疑応答が始まると客席からはすぐにたくさんの手が挙がり、監督も「喜んで答えます」と意気込みました。製作総指揮をつとめ本作にも登場する「デヴィッド・リンチ監督の印象は?」と質問が飛ぶと、「とても素敵な方でした。私も彼もアシュラムにいったことがあるので共通の体験について話し合いました。インタビューは自宅のスタジオで行われ、受け入れてもらえて良かったです」と瞑想の話題を通じて親交が深まったといいます。「インドを離れてからのザ・ビートルズとの交流は?」の質問には、「彼らの生活は多くの人に囲まれてとても忙しいと思ったから、こちらからコンタクトをとろうとは考えませんでした。ただ、帰るときにジョンから撮った写真を送ってくれと言われ、ポールの恋人ジェーン・アッシャーからは“彼らはなかなか連絡がつかないだろうから”と電話番号を教えられました。実際に6か月後にロンドンで彼女に写真を渡しました」と、彼らの生活を気遣い、監督自身から連絡先を教えることはなかったといいます。

最後に、「今日は皆さんに来ていただけて嬉しく思います。日本には4回来たことがあり、2度ほど撮影をしたこともあります。とにかく今一番大事なのは平和であり、愛だと思います。どうぞ、またお互いに愛を分かち合えたらと思います」と感謝の言葉で締めくくると、会場は大きな拍手で包まれました。

公開初日とあって熱烈なザ・ビートルズファンが集まり、パンフレットの購買率も高く、初回上映終了後にはポスターが完売となる大盛況のイベントとなりました。

インド滞在期のザ・ビートルズの素顔に迫る『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、全国劇場にて大ヒット公開中。

ポール・サルツマン監督舞台挨拶 © B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reservedポール・サルツマン監督舞台挨拶 © B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved

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■作品情報
『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
監督・脚本・製作:ポール・サルツマン ナレーション:モーガン・フリーマン
製作総指揮:デヴィッド・リンチ
出演:デヴィッド・リンチ、パティ・ボイド、ジェニー・ボイド、マーク・ルイソン、ルイス・ラファム、ローレンス・ローゼンタール、リッキ・クック、ハリプラサード・チョウラシア、デヴィアニ・サルツマン
2020 年/カナダ/英語/79 分/カラー/1.78:1/5.1ch
原題:Meeting The Beatles in India
字幕:大西公子 字幕監修:藤本国彦 配給:ミモザフィルムズ
© B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved

■リンク
公式サイト

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Writer この記事を書いた人

洋楽まっぷ管理者。洋楽大好き洋楽人間。70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識があります。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。