ポップミュージック界のトレイルブレイザー(先駆者、新しい世代を切り開く者の意味)NETTA(ネッタ)が11月10日、イスラエルのジャファホテルの教会で新曲「CEO」を披露したパフォーマンス・ビデオを公開しました。
ネッタはイスラエル出身のポップシンガーで、ミュージック・ビデオやパフォーマンス動画などを含む累計ストリーミング回数は6億回を超えている今大注目のアーティストです。
ネッタは2018年度ユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝者として広く知られています。ユーロビジョンはヨーロッパ放送連合加盟放送局によって毎年開催される音楽コンテスト。各国代表のアーティストがそれぞれ生放送で自らの楽曲を披露し、引き続いてそれぞれの参加国が他国に投票して大会の優勝者を決定。毎年ヨーロッパを中心に2億人以上の人が視聴すると言われており、世界最大規模のソングコンテストである。過去にはあの伝説的ポップ・グループのABBA(アバ)も1974年に出場し、優勝しています。ネッタはこの大会でイスラエル代表として、43か国の参加国のトップに立ち、見事優勝を果たしました。
そんなネッタが出身地イスラエルのジャファホテル内の教会で自身の新曲CEOを披露し、自身のYouTubeチャンネルで公開。オレンジの衣装を身にまとった15名の聖歌隊とともにアカペラで歌い上げ、歌唱力、実力を見せつけました。
過去の楽曲やパフォーマンスではアーティスティックなスタイルとして、オートチューニング(音程補正プログラム)をよく使っていたネッタですが、欧州や欧米ではオートチューニングの使用がポジティブなこととして捉えられないことが多くあります。ですが、このパフォーマンスでは生歌、しかもアカペラで披露し、オートチューンに頼らない、自身の歌声のポテンシャルをヘイタ―たち(ネッタを批判する人々)に証明したのではないでしょうか。
この披露した楽曲は、先月ネッタがリリースしたCEOという新曲。今回の楽曲は、ユーロビジョン優勝時に披露し、TikTokでもブームを巻き起こした「Toy」やYouTubeでミュージック・ビデオが2億回再生を突破した「Bassa Sababa」などのヒット曲を生み出してきたネッタにとって、一年越しの新曲リリースになりました。楽曲リリース同日、「CEO」のミュージック・ビデオもリリースし、ネッタ独特の世界観と特徴的なダンスの動きが注目を浴びています。
今回のパフォーマンス・ビデオでは、「私はマザーファッキンCEO、他の人の言うことなんて気にしないの」といった強気で衝撃的な内容の歌詞を聖なる教会で熱唱する姿がとても印象的。
ネッタは「この曲は私自身を勇気づけるための曲。咤激励するための曲なの。」と語っていて、CEOは自身を勇気づけるエンパワーメントソングになっているといいます。他の人に批判されたり、足を引っ張られようとしたりしても、自分の人生のCEOは自分自身なのだから、負けずに、高く飛び立っていくわ。あなたも一緒に強く生きていこう。といった強いメッセージが込められた楽曲になっています。
今回の教会でのパフォーマンスのように、斬新で多様な音楽スタイルやパフォーマンスの在り方にどんどん挑戦し続け、ポップミュージックの新しい道を切り開いていく彼女はまさに「トレイルブレイザー」そのもの。
今後の彼女の楽曲やパフォーマンスがどのように私たちを驚かせ楽しませてくれるのかも注目となります。
■商品情報
タイトル:CEO
アーティスト:ネッタ
発売日:2021年10月13日(水)
フォーマット:デジタル配信
・ダウンロード/ストリーミング
■収録楽曲
1. CEO
2. DUM
■アーティスト情報
ネッタ(本名:ネッタ・バルジライ) はイスラエル出身のポップシンガー。 代表曲の一つでである”Toy”は2018年度 のEurovisionソングコンテストにおいて見事優勝した。TikTok上でも流行し、注目を浴びた。ミュージックビデオやパフォーマンス動画などの累計ストリーミング回数6億回超え。すべての人へ自信と力を与えてくれるパワフルな歌詞、歌声、そしてキャッチ―な音楽で、ポップのミュージックのジャンルを革新し続けてきた。それに加え、彼女の奇抜で簡単には忘れ難いミュージックビデオやパフォー マンスも多くのファンを魅了する一因になっている。 アクティビストの一面も持っており、主にフェミニズム、ボディ・ポジティビティ、LGBTQの人々の人権について、インタビューや自身の作品を通して声 を上げ続けている。 独自のスタイルでポップミュージックの新しい道を切り開いていく彼女は「トレイルブレイザー」と言われ、注目されている。
発売・販売元:ユニバーサル ミュージック合同会社