2021年カニエ・ウェストが破格の興奮を世界にもたらしたアルバム『Donda』が遂にフィジカルとしてリリース!

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洋楽ニュース

Ye(イェ)ことKanye West(カニエ・ウェスト)が昨年8月29日にオリジナル版、そして11月14日には新たに5曲を追加し曲順も変更となったデラックス版がリリースとなっていた通算10作目のオリジナル・アルバム『Donda(ドンダ)』が遂にフィジカル版として日本盤CDの発売。日本盤CDのみ全32曲の歌詞及び対訳、そして解説が掲載されています。

Kanye West(カニエ・ウェスト)Kanye West(カニエ・ウェスト)

今やいちラッパーの枠を軽く超え、多方面で世界中に強い影響を与えるアーティストであり、今の時代のアイコンとも象徴とも言い切っても過言ではない存在、カニエ・ウェスト。

昨年夏の初リリース時には、発売延期を繰り返し、アトランタそしてシカゴのアリーナ規模の会場にてリスニング・イベントを開催。その模様は全世界にストリーミングされることとなり、その破格の規模とアリーナ全体を使ったアート性の高いステージ、そしてアルバムの内容のレベルの高さ及びフィーチャリング・アーティストの豪華さで、かつてどのアーティストもやったことのない類の盛り上がりをつくりあげ、全世界を興奮させることとなりました。そして、8月29日にリリースされるや、世界152の国と地域のApple Musicのアルバム・チャートで1位という記録をはじめ、各デジタル・プラットフォームでの再生記録を打ち立て、本国アメリカでは自身10作目となる総合アルバム・チャート1位を獲得。

アルバム・タイトルに冠された“ドンダ”は、2007年に亡くなったカニエの母親、ドンダ・ウェストのこと。その翌年、2008年にリリースされた自身4作目のアルバム『808s & ハートブレイク』はそんな最愛の母親を失ったことや自らに起きた別れを中心にした傷心を歌ったアルバムとなりました(そのアルバムのCDにはドンダとカニエの2ショットがミニ・ポスターとしても封入)。

そして、今作『ドンダ』では、元々英語教師だったというドンダ・ウェストのスピーチも使用されており、亡き母への改めての追悼という意を込めた作品という意味合いも強く、今年2月に公開されたカニエ・ウェストのドキュメンタリー作品『jeen-yuhs カニエ・ウェスト3部作』でも、いかにドンダがカニエへの大きなインスピレーションであり支えであり、そして彼女の言葉がどれだけカニエを励ましていたかが、時に心に痛い程に描かれていましたが、その作品を経てこのアルバムを聴くとより一層ここで語られることがリアルに感じ取れます。

ただ、作品はそれに留まらず、カニエの今の社会に対しての思いや自分のリアリティが語られており、2020年の“カニエ・ウェストの現在地”が2時間10分を超える長さで描かれている作品となりました。CDは2枚組。「ライフ・オブ・ザ・パーティー」に出てくる“渋谷から禅の心ではっきり言うよ”というリリックやタイトルにもなっている「ジュンヤ・ワタナベ」など、親日家ぶりもしっかり登場。また、今作では、ザ・ウィークエンド、ジェイ・Z、トラヴィス・スコット、アンドレ3000他、約30組にものぼるフィーチャリング・アーティストも迎えています。

このアルバム、そしてドキュメンタリー3部作の他にも世界中の話題を独り占めしているような日々が続いていますが、その起点となっているのは間違いなくこの『ドンダ』というアルバムだと言えます。

■アルバム・リリース情報

カニエ・ウェスト『ドンダ(デラックス)』

カニエ・ウェスト『ドンダ(デラックス)』(KANYE WEST / DONDA (DELUXE))
日本盤2CD(解説/歌詞/対訳掲載)2022/3/25発売 UICD-6235/6
輸入盤CD:発売中
デジタル配信中
全てのリリース詳細

■アーティスト公式リンク
日本公式HP
公式IG

■ドキュメンタリー作品情報
Netflixにてドキュメンタリー作品3部作 全世界独占配信中
『jeen-yuhs カニエ・ウェスト3部作 / jeen-yuhs: A Kanye Trilogy』
作品リンク

WRITER

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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