シェリル・クロウが約4年半ぶりとなる新作アルバム『Evolution』をリリース!収録曲のリリック・ビデオも公開

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

洋楽ニュース

Sheryl Crow(シェリル・クロウ)が約4年半ぶりとなる新作アルバム『Evolution』をリリース。収録曲のリリック・ビデオも公開された。
シェリル・クロウのYouTubeはこちら

EvolutionEvolution

「Evolution」についてはリリースの際に自身のインスタグラムで長文のメッセージを投稿。「新曲!Evolutionは、人工知能とそれが地球と人類に与える影響についての私の不安を伝えます。スティーブン・ホーキング博士は、AIが人間に取って代わられるだろう。母親として、私は子供たちにより良い世界、より健康な地球を残したいと考えています。それがA.I.です。 これらの目標を達成するための善意のパートナーになるだろうか?それは不安であり、この曲はそれらの不安を扱います。」と壮大なテーマであることをあかしており、続けてギターとボーカルだけで書かれたこと、ギタリストのTom Morello(トム・モレロ)が参加していることも併せてコメントしている。

4年前に11枚目のスタジオ・アルバム『Threads』をリリースした後、彼女は「意味がない」と考え、次のレコードは作らないと発表。代わりに個々のトラックのリリースに注力するだろうと述べていたが、昨年11月、今作のリリースと共にアルバムについて発表。サプライズとなった復帰について、シェリル・クロウはFacebookにて、「この音楽とこの歌詞は、静かな場所に座って、深い魂の場所から書いたものです。意味がないと思って、もうレコードは作らないと言いました。しかし、この音楽は私の魂から来ています。そして、このレコードを聴いた人がそれを感じてくれることを願っています。」とコメントしている。

リードシングルとなった「Alarm Clock」は昨年、ロックの殿堂入りをはたす前日、ジミー・ファロンがホストを務める米人気テレビ番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」で初披露し、アルバムのリリースについても発表。ジミー・ファロンとのトークでも語っているように、「Evolution」はAIについて歌われている。

「ラジオをつけるとそこにあった / 私が書いたような曲 / 声もメロディーも懐かしかった / あまりにも馴染みすぎて冗談かと思った」
「それは知性を超えているのでしょうか?まるで魂が存在する必要がないかのように」

これは昨年、最後の新曲としてリリースされたThe Beatles(ザ・ビートルズ)の「Now And Then」を指している。それを良しとするかどうかではなく、リリースされたことで不安を感じたと語る。

「現時点で私たちの脳よりもはるかに高度なものに取り組むと魂が奪われてしまう、なんだか怖い」

YouTubeSheryl Crow Says Olivia Rodrigo Is the Real Deal | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon – YouTube

これはアルバムのテーマの一つに過ぎない。例えば「Alarm Clock」は夢がどれほど美しいものであるか、そして目覚まし時計が夢を中断したときにどのように夢が打ち砕かれるかを描いていたりなど、いくつかのテーマによって構成されている。

またデジタル・ストリーミング限定のデラックス盤にはPeter Gabriel(ピーター・ガブリエル)の1992年の楽曲「Digging In The Dirt」のカバーが追加収録されている。

■『Evolution (Deluxe)』トラックリスト
1. Alarm Clock
2. Digging In The Dirt ft. Peter Gabriel
3. Do It Again
4. Love Life
5. You Can’t Change the Weather
6. Evolution
7. Where?
8. Don’t Walk Away
9. Broken Record
10. Waiting in the Wings

WRITER

洋楽まっぷ編集部

洋楽まっぷ編集部が70年代から最新の洋楽までヒット曲、また幅広いジャンルから厳選した情報をお届け致します。

人気記事