Roger Taylorが最新ソロ・アルバム『Outsider』の詳細を発表し先行シングルも公開

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洋楽ニュース

ロック・アイコンであり、Queen(クイーン)のドラマーとしても活躍するRoger Taylor(ロジャー・テイラー)が10月1日にリリースするソロ・アルバム『Outsider(アウトサイダー)』の詳細が発表。アルバム収録曲、および日本盤CD予約・先着購入者特典のデザインが公開となりました。また、アルバムからの第1弾シングル「We’re All Just Trying to Get By(ウィアー・オール・ジャスト・トライング・トゥ・ゲット・バイ)」も先行リリースされ音源が公開されました。

Roger Taylor – We’re All Just Trying to Get By Feat. KT Tunstall – YouTube

新型コロナの感染拡大により、クイーン+アダム・ランバートの超大型ツアー<ラプソディ>のヨーロッパ公演が2022年まで延期。それによって生じた長い休養期間をロジャーは有効に活用し、創作意欲に燃える彼はロックダウン期間の大半を新曲の曲作りとレコーディングに費やしてきました。そうして完成した8年振りのソロ作『アウトサイダー』について、ロジャーは半世紀以上に及ぶ音楽活動を踏まえた上で、キャリア晩年に差し掛かり、円熟を増した姿勢表明のようなものであり、秋めいたほろ苦い雰囲気が全体に染み渡っているとした上で「“秋めいた”(=盛りを過ぎた、初老の)という形容は、このアルバムを上手く言い表しているよ。ややノスタルジックで、切なくて、かなり大人びている。ここ2、3枚の僕のソロ・アルバムと比べると、少し円熟味を増した感があるね」と語っています。

Roger Taylorが最新ソロ・アルバム『Outsider』の詳細を発表し先行シングルも公開

『アウトサイダー』には、黙想的で繊細なアレンジを施された、人間の儚さやこの世で過ごす束の間の時間を哲学的な目で見つめている楽曲が、豪華な幅広のタペストリーのように収められています。本作の冒頭を飾る「タイズ」は、2020年に英国で最初のロックダウンが実施された際、英南西端のコーンウォール地方で作曲したもの。宇宙時間や、母なる自然のリズム・セクションとして、変わることなく繰り返される潮の満ち引きという広大なキャンバスを背景に、死という運命をテーマとして取り上げた、哀調を帯びた美しい瞑想曲となっています。このほか、昨年リリースされた「アイソレーション」やブルージーな後悔の念に浸る「アイ・ノウ、アイ・ノウ、アイ・ノウ」、ハードなリフが際立つ扇情的なブルース・ロック「モア・キックス」など全12曲が収録。更に日本盤限定で2曲のボーナス・トラックも収録されています。

そんなアルバムから本日先行リリースされた「ウィアー・オール・ジャスト・トライング・トゥ・ゲット・バイ」は、弧を描くように広がるメロディ、まばゆい輝き、そして控えめな奥深さを持ちつつも、根本的には希望に溢れたメッセージを備えている、華やかなドリーミー・ポップ。華麗かつ流麗なギターとアンビエントなカモメの効果音を土台に展開されるロジャーの皮肉めいた歌詞には、巨大な哺乳類から小さな昆虫、人間から微生物に至るまで、地球上のあらゆる生物が最終的には同じ目的を – つまり生存し、繁栄し、可能な限り友好的に共存することを – 目指しているという事実に対する驚きが描かれています。
また、この曲にはゲスト・ヴォーカルとして複数回に上るブリット賞やアイヴァー・ノヴェロ賞など、数々の受賞歴を誇るスコットランド出身のシンガーソングライター、KT Tunstall(KTタンストール)が参加しています。

『アウトサイダー』の発売を華々しく飾るべく、ロジャーは自身のバンドを率いて、10月2日のニューカッスル・O2公演を皮切りとする14日間の全英ツアーに乗り出す予定。このツアーのセットリストには、新旧のソロ曲に加え、観客にとっては嬉しいクイーンの名曲が含まれています。
今回のツアーについて、「皆に楽しんでもらいたいと思っているんだ。この先あとどれだけ、僕がこれをやっていられるのかは分からないけれど、今はまだやれるからね。だから、その機会を存分に活かそうと思っているんだ。クイーンの曲も演奏するかって? もちろんだよ! 自分たちが愛される理由となった曲の多くを拒む人々には、僕は我慢がならないんだ。しっかりしろよ、自分が何者なのか認めようぜ!」とロジャーは語っています。

◯ロジャー・テイラー『アウトサイダー』ツアー日程 2021年10月
主催:フィル・マッキンタイア・ライヴ

10月02日(土):ニューカッスル O2アカデミー
10月03日(日):マンチェスター アカデミー
10月05日(火):ヨーク バービカン
10月06日(水): カーディフ セント・デイヴィッド・ホール
10月08日(金):リヴァプール O2アカデミー
10月09日(土):ノリッジ、 イースト・アングリア大学(UEA)
10月11日(月):バース フォーラム
10月12日(火):ボーンマス O2アカデミー
10月14日(木):プリマス パヴィリオンズ
10月15日(金):ノッティンガム ロック・シティ
10月17日(日):ベクスヒル デラウォー・パヴィリオン
10月19日(火):ギルフォード Gライブヴィ
10月20日(水):コヴェントリー HMVエンパイア
10月22日(金):ロンドン O2シェパーズ・ブッシュ・エンパイア

チケット販売サイト(海外サイト)

【配信情報】
「ウィアー・オール・ジャスト・トライング・トゥ・ゲット・バイ」
ロジャー・テイラー featuring KTタンストール

配信中

【商品情報】

ロジャー・テイラー「アウトサイダー」

ロジャー・テイラー『アウトサイダー』
2021年10月1日(金)発売
品番: UICY-15998
価格: ¥2,750 (税込)

購入・試聴

◯発売フォーマット
・1LP/180g重量盤/黒盤レコード
・1LP/180g重量盤/透明ブルー盤カラー・レコード
・1カセットテープ/透明ブルー・カラー・カセット
・1CD
・デジタル・ダウンロード及びストリーミング配信

<収録曲>

タイズ Tides
アイ・ノウ、アイ・ノウ、アイ・ノウ I Know, I Know, I Know
モア・キックス More Kicks
アブソリュートリー・エニシング Absolutely Anything
ギャングスターズ・アー・ランニング・ディス・ワールド Gangsters Are Running This World
ウィアー・オール・ジャスト・トライング・トゥ・ゲット・バイ featuring KTタンストール We’re All Just Trying To Get By Featuring K T Tunstall
ギャングスター・アー・ランニング・ディス・ワールド – パープル・ヴァージョンGangsters Are Running This World – Purple Version
アイソレーション Isolation
クラッピング・ソング The Clapping Song
アウトサイダー Outsider
フォーリン・サンド – イングリッシュ・ミックス Foreign Sand – English Mix
ジャーニーズ・エンド Journey’s End
日本盤のみのボーナス・トラック

サレンダー Surrender
ロンドン・タウン – カモン・ダウン London Town – C’mon Down
◯下記を除き、全曲をロジャー・テイラーが作詞・作曲
*クラッピング・ソング – ケイ・ワーナー、リンカーン・チェイス、スー・ワーナーが作詞・作曲
**フォーリン・サンド – ロジャー・テイラーとYOSHIKIが共作

アルバム・プロデュースは、ロジャー・テイラーとジョシュア・J・マクレー

クレジット:
プロジェクト・マネージメント – エマ・ドナヒュー
アートワーク・コンセプト – ロジャー・テイラー
アートワーク・デザイン – リチャード・グレイ
表ジャケット・イラスト – タイガーリリー・テイラー
写真撮影 – ローラ・レン・テイラー、サリーナ・テイラー
裏ジャケット絵画 – マーヴィン・ピーク(マーヴィン・ピーク氏の著作権者より許諾を得て使用)

<先着購入者特典>

全国共通特典:ロジャー・テイラー’Outsider’ Tour 2021ポスターのレプリカ (B2ポスター)
タワーレコード オリジナル特典:ロジャー・テイラー’Outsider’ Tour 2021ポスターのデザインを使用したA4クリアファイル
Amazon.co.jpオリジナル特典:メガジャケ
※予約・先着購入者特典は数に限りがあり、無くなり次第終了となります。 / 詳細はご購入先でご確認ください。

※特典対象外の店舗もございますので、特典の有無は店舗にてご確認ください。

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洋楽まっぷ編集部

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