Andrew McMahon（アンドリュー・マクマホン）のプロフィール
Andrew McMahon（アンドリュー・マクマホン）は、マサチューセッツ州コンコード出身のシンガーソングライター。
少年時代は父親の仕事により頻繁に移住を経験しており、マサチューセッツ州コンコルドに生まれた後はオハイオ州ベクスレーやニュージャージー州ホーホーカスなどで暮らしていましたが、叔父の死後母親の家族のサポートを得て、カリフォルニアで暮らすことになり、その後ミュージシャンでもあった叔父の死をきっかけとなり9歳にして独学でピアノを始めます。
楽譜を読めるようになるよりも先にソロ演奏が得意となってきたAndrew McMahon（アンドリュー・マクマホン）は、作曲を始めて、それらの曲を学校の集会で披露するようになり、その後本格的にレッスンを受け始めます。高校時代には友人とバンドを結成し、後にSomething Corporate（サムシング・コーポレイト）で活動を共にするメンバーも在籍していました。
バンドは2000年に10曲入りのデモ・アルバム「Ready… Break」をリリースするとこれがきっかけとなりインディ・レーベルDrive-Thru Recordsと契約に至り、翌年に全米デビューとなるEP「Audioboxer」をリリース。その後2枚のアルバムをリリースするもレーベルとの契約が終了した2004年にメンバー3人が脱退し、事実上の解散状態となってしまいます。
その後2005年に自身のソロ・プロジェクト、Jack’s Mannequin（ジャックス・マネキン）名義で活動。その最中、急性リンパ性白血病に見舞われるも見事に乗り越えて発売した2ndアルバム「The Glass Passenger（グラス・パッセンジャー）」が全米ビルボード200で8位を記録。続く3rdアルバム「People and Things（ピープル・アンド・シングス）」も9位を記録しました。 2006年7月には、癌研究のための資金を集めるために、The Dear Jack Foundation という非営利慈善団体を設立しました。この組織の主な受益者は、小児がん研究財団、白血病およびリンパ腫協会、およびカリフォルニア大学ロサンゼルス校の理事で
2014年からはAndrew McMahon in the Wilderness（アンドリュー・マクマホン・イン・ザ・ウィルダネス）名義で活動し始め、2016年にリリースしたシングル「Fire Escape（ファイヤー・エスケイプ）」が日本でパナソニックの2017年家電新キャンペーンタイアップソングに決まり大ヒット。翌年同曲を収録した2ndアルバム「Zombies on Broadway（邦題：ファイヤー・エスケイプ）」をリリース。Billboard Top Alternative Albums Chartで5位を記録しました。また同時期に所属するヴァンガード・レコーズがメジャー・レコード会社であるコンコード・ミュージック・グループの傘下となったことにより、ソロ名義でのメジャー・デビュー・アルバムとなりました。
2018年には3rdアルバム「Upside Down Flowers（アップサイド・ダウン・フラワーズ）」をリリースし、2019年からは北米ツアーを開催。11月11日に行われた第10回親愛なるジャック財団ベネフィット・ショーの後、彼の音楽キャリアに集中するために、ツアーミュージシャンのZac Clark）ザック・クラーク）がウィルダネスのラインナップを離れると発表しました。12月にアコースティック・ライブ「The Winter in the Wilderness Tour」を開催。2020年のツアースケジュールも発表しますが、COVID-19のパンデミックにより、ツアーは後にキャンセルされます。
同年、夏と秋に一連のドライブイン・コンサートを開催し、ロサンゼルスのインディーポップバンド、Hunter Hunted（ハンター・ハンテッド）の元メンバー、Morgan Paros（モーガン・パロス）が新たなツアーメンバーとして参加することが発表されました。
2021年にはサブスクリプションベースのファンクラブ「Club Wilderness」を立ち上げ。このクラブには、デジタル コミュニティへのアクセス、独占的な音楽とビデオ、ライブ ストリーミング イベント、チケットへの最初のアクセス、限定グッズ ストア、限定ビニール バリアントなどの機能が備わっています。2022年にはDashboard Confessional（ダッシュボード・コンフェッショナル）とのツアーを開催すると発表。共同ヘッドライナーツアーのスケジュールが組まれました。