Clean Bandit(クリーン・バンディット)のプロフィール
Clean Bandit(クリーン・バンディット)は、イギリス・ケンブリッジで結成されたエレクトロニックのグループ。メンバーはGrace Chatto(グレース・チャトー)、Jack Patterson(ジャック・パターソン)、Luke Patterson(ルーク・パターソン)の3人。
メンバーはケンブリッジ大学ジーザスカレッジで知り合い、Westminster Schoolに通っていた旧メンバーのNeil Amin-Smith(ミラン・ニール・アミン゠スミス)はThe Latymer Schoolに通っていたGrace Chatto(グレース・チャトー)と一緒に弦楽四重奏を指揮していました。当時のボーカルであったSsegawa-Ssekintu Kiwanukaは、レーザー解析の博士号を取得するために脱退しています。
2012年12月、グループはデビューシングル「A + E」を発表すると全英チャートの100位にランクイン。翌2013年の2ndシングル「Mozart's House(モーツァルト・ハウス)」は全英チャートで17位と徐々に話題となり、2014年の1月には、クラシックミュージックの要素とダンスミュージックのビートを合わせ、Jess Glynne(ジェス・グリン)をゲストに迎えた4thシングル「Rather Be(ラザー・ビー)」が同グループとして初めて1位を獲得すると、そのまま4週にわたってその座を維持し、ビルボードホット100でも10位まで上昇するヒットとなります。
「Rather Be(ラザー・ビー)」のヒットを受けて同年4月、BBCのテレビ番組「Later... with Jools Holland」で初のテレビ出演。また2015年2月、第57回グラミー賞で最優秀ダンスレコーディング部門でグラミー賞を受賞するなど一躍大ブレイクを果たします。
同年再びJess Glynne(ジェス・グリン)をゲストに迎えシングル「Real Love(リアル・ラヴ)」をリリースしこちらもヒット。2016年にはXファクター2015の優勝者であるLouisa Johnson(ルイーザ・ジョンソン)をフィーチャーしたシングル「Tears(ティアーズ)」をリリースしました。この曲は、ブリテンズ・ゴット・タレントでの演奏に続いて、全英チャートで5位にピークを迎えました。その後ヴァイオリニストNeil Amin-Smith(ミラン・ニール・アミン゠スミス)が脱退。
同年スリーピースとなって初となるシングル「Rockabye(ロッカバイ)」をSean Paul(ショーン・ポール)、Anne-Marie(アン・マリー)を迎えリリース。全英チャートで9週連続1位、ビルボードホット100でも2度目のトップ10入りを果たし世界中で大ヒットとなります。
勢いは絶えず2017年にはZara Larsson(ザラ・ラーソン)を迎えたシングル「Symphony(シンフォニー)」で3度目の1位。2018年にDemi Lovato(デミ・ロヴァート)をゲストに迎えてリリースされたシングル「Solo(ソロ)」はイギリスで2作ぶりの1位を獲得。同年ヒットシングル全てが収録された2ndアルバム「What Is Love?(ホワット・イズ・ラヴ?)」がリリースされました。
2020年、コロナウイルスをきっかけに、バンドは、パンデミックが発生するはずがなかった場合に実行したであろうライブショーの代わりに、隔週で「ハウスパーティー」イベントを作成しました。夏にはホームミュージックのライブパフォーマンスが評価されると、バンドはGlobal Citizenと合意し、8月8日に12時間の「Houseparty Against Hunger」を開催し、貧困関連の飢餓と闘うための慈善団体への資金を集めました。