Ella Mai(エラ・メイ)のプロフィール
Ella Mai(エラ・メイ)は、ロンドン出身のシンガー、ソングライター。
ジャマイカ人の母親とイギリス系アイルランド人の父親の間に生まれたエラ・メイの名前は、ジャズ音楽の愛好家である彼女の母親が、Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)にちなんで付けられました。
12歳のときに母親が教職に就いたため、ロンドンからニューヨーク市に引っ越しますが、ニューヨーク市での生活への移行は、彼女のアクセントのためにしばしばいじめられたため困難を極めました。クイーンズ区グレン・オークスのクイーンズ高等教育学校を卒業後、17歳でイギリスに帰国。
歌手としてのキャリアは、2014年にロンドンの音楽学校BIMMロンドンで学び始めました。当時Xファクターの第11シーズンでトリオの一部としてオーディションを受けていますがグループはその後まもなく解散。翌2015年には高校時代の友人であるKyle Dj Kam1 McCullough(カイル・DJ・カム1・マッカロー)によってプロデュースされた「Troubled」というタイトルのオリジナル録音曲の4トラックのソロEPをSoundCloudにアップロードしました。その後すぐにDJ Mustard(DJマスタード)のレーベル、10 Summers RecordsとInterscope Recordsと契約します。
翌2016年2月、EP3部作の最初の作品である「Time」をリリースし、11月に2番目のEP「Change」、翌2017年2月に3番目のEP「Ready」をリリースします。「Ready」収録の「Boo'd Up」は、SNSやナイトクラブで数か月にわたって人気を博しました。
2018年には「Boo'd Up」のミュージック・ビデオを公開し、翌月、全米ビルボードホット100で最初のトップ10入りを果たし、ブレイクスルー・ヒットとなりました。R&B/ヒップホップ・エアプレイ・チャートでは、女性アーティストとしては当時最も多くの週で1位の記録を更新しました。グラミー賞では最優秀R&Bソング賞を受賞しています。
同年デビュー・スタジオ・アルバム「Ella Mai」をリリース。翌年の第62回グラミー賞では最優秀R&Bアルバム賞にノミネートされました。
2020年にはシングル「Not Another Love Song」をリリース。2022年には2枚目のスタジオ・アルバム「Heart on My Sleeve」をリリースしました。