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バイオグラフィー

BIOGRAPHY

The Weeknd /

BIRTHDAY / 1990/2/16 (34歳)

BORN / アメリカ合衆国、オンタリオ州トロント

OCCUPATION / シンガー、ソングライター、音楽プロデューサー

The Weeknd
出典:The Weeknd’s ‘After Hours’ Scores Third Week at No. 1 on Billboard 200 Chart - Billboard

The Weeknd(ザ・ウィークエンド)のプロフィール

The Weeknd(ザ・ウィークエンド)は、カナダ・スカーバロー出身の男性R&Bシンガー、ソングライター、音楽プロデューサー。本名はAbel Tesfaye(エイベル・テスファイ)。

スカボローへ引っ越し両親が別れた後、祖母と母親に育てられ、祖母と一緒に暮らしている間にアムハラ語を学び、母親との会話でも使っていました。そしてエチオピア正教会の礼拝に出席しました。父親は6歳のとき、そして11歳か12歳のときにに会ったときには新しい家族と子供がいたそうで、どこに住んでいたかわからなかったそうです。ただ特に虐待的ではなく、アルコール依存症でも、嫌いな人でもなかったため素晴らしい人だと確信していると後のインタビューで語ってます。

11歳でマリファナを吸い始め、エクスタシー、オキシコドン、ザナックス、コカイン、サイロシビン、およびケタミンの使用を補うためにしばしば買い物をしたと主張しています。その後ウェストヒル大学研究所とバーチマウントパーク大学研究所に通い、卒業せずに家も出てトロントのパークデール地区へ引っ越します。家を出たのが週末であったことからステージネームを「The Weekend(ザ・ウィークエンド)」としましたが、既に同じ名前のバンドがカナダにいたため商標を回避するためスペルを「The Weeknd」へ変更しました。

2010年、プロデューサーのJeremy Rose(ジェレミー・ローズ)に出会い、当初、ミュージシャンのCurtis Santiago(カーティス・サンティアゴ)にアイデアを提案しようとした後、Jeremy RoseはフリースタイルラップをしたThe Weekndのために彼のインストルメンタルの1つを演奏しました。これにより、2人はアルバムでコラボレーションしました。これで完成した楽曲は最終的には廃棄され、The Weekndはこれらの楽曲をYouTubeにアップロードします。これらの曲はオンラインで注目を集め、ピッチフォークやニューヨークタイムズなどのさまざまなメディアから報道されました。

2011年にはデビューミックステープ「House of Balloons(ハウス・オブ・バルーンズ」を自主制作でリリースすると好評を博し、その年のカナダのポラリス音楽賞の10人の最終候補者の1人に選ばれました。その後トロントのツアーを開始すると、Drake(ドレイク)が演奏を見に来てコラボを持ち掛け、Drakeのライブに同行するようになり、さらにアルバム「Take Care」でソングライターとしても参加しました。

2012年に入るとコーチェラフェスティバルでの公演で初の米国ツアーを開始します。ツアーはニューヨークで最高潮に達し、完売したショーが連続して行われ、ローリングストーンによって積極的にレビューされました。あまりにも好評だったためツアーをヨーロッパに同行するように拡大し、スペインとポルトガルのプリマヴェーラサウンドフェスティバルやロンドンのワイヤレスフェスティバルなどのさまざまなヨーロッパのフェスティバルに出演しました。

同年、自身の出版社XOとの合弁事業でリパブリックレコードと契約し、1stアルバム「Trilogy(テリロジー)」をリリースすると全米ビルボード200(アルバムチャート)にて初登場4位という快挙を記録します。

シングルでのヒットはAriana Grande(アリアナ・グランデ)との楽曲「Love Me Harder(ラヴ・ミー・ハーダー)」が全米ビルボードホット100にて7位を記録。

2015年にはシングル「Can't Feel My Face(キャント・フィール・マイ・フェイス)」が初の1位を記録するヒット。同年2ndアルバム「Beauty Behind the Madness(ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス)」をリリースし、ビルボード200で初の1位を獲得、その他イギリス、カナダ、スウェーデンなどでも1位を記録し、全世界で360万枚を売り上げる大ヒットとなります。第58回グラミー賞ではTaylor Swift(テイラー・スウィフト)に並ぶ7部門にノミネートし、最優秀リズム・アンド・ブルース・パフォーマンス賞、最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞の2部門を受賞しました。

2016年には3rdアルバム「Starboy(スターボーイ)」をリリース。Daft Punk(ダフト・パンク)をゲストに迎えたシングル「Starboy(スターボーイ)」、「I Feel It Coming(アイ・フィール・イット・カミング)」が共に大ヒット。「Starboy(スターボーイ)」は第60回グラミー賞で2度目となる最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞を受賞しています。

2018年には映画「ブラック・パンサー」のサウンドトラック・アルバムに参加しKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)のシングル「Pray for Me(プレイ・フォー・ミー)」が大ヒット。また同年初となるEP「My Dear Melancholy,(マイ・ディアー・メランコリー)」をサプライズリリースし、ビルボード200で初登場1位を獲得、リードシングルとなった「Call Out My Name(コール・アウト・マイ・ネーム)」はカナダ、マレーシア、スロバキアで1位を獲得しました。

2019年、シングル「Blinding Lights(ブラインディング・ライツ)」が、ドイツのテレビでメルセデスベンツのコマーシャルを通じて発表され、先にリリースされたシングル「Heartless(ハートレス)」で全米1位を獲得。アルバム「After Hours(アフター・アワーズ)」は2020年にリリースされ3枚目の首位を獲得します。シングル「Blinding Lights(ブラインディング・ライツ)」はビルボードホット100で歴代最も長い50週以上トップ10に滞在すろロングヒットとなりました。
2021年にはスーパーボウルLVハーフタイムショーに出演。ショーでのパフォーマンスに700万ドルを費やしたことが大きな話題となりました。この出演に先駆けてコンピレーション・アルバム「The Highlights(ザ・ハイライツ)」をリリース。

同年、アルバムから「Save Your Tears(セイヴ・ユア・ティアーズ)」にAriana Grande(アリアナ・グランデ)を迎えたリミックス盤としてリリース。3度目となる2人のコラボでビルボードホット100では1位を獲得しました。翌2022年には5枚目のスタジオ・アルバム「Dawn FM(ドーンFM)」をリリース。当初アフターアワーツアーと題された彼の次のツアーは、パンデミックによる延期などもあった影響でAfter Hours til Dawn Tour(アフターアワーズティルドーンツアー)に改名され、新たにスケジュールが調整されました。

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洋楽まっぷ編集部

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