今、もっとも勢いのあるボーイズ・グループといえばBTS(ビーティーエス)。いまや韓国を飛びだし世界中で大ヒット曲を連発している彼らは、まさに「アジアの星」とよぶにふさわしい存在感を放っています。そんなBTSは、もちろん洋楽アーティストたちとのコラボも多数経験ずみ。今回はその中から絶対に聴きのがしたくない8曲をご紹介します!
「BTS」がこれまでにコラボした洋楽アーティストたち8選
1. Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)− IDOL(アイドル)
2018年発売の「Love Yourself: Answer」のデジタル・アルバムにボーナス・トラックとして収録され大ヒットしたこの曲。ニッキーとのコラボはもちろん、その特徴的なダンスもネットで話題に。「アイドル・チャレンジ」としてSNSで振付けをまねる人が続出し、一大ブームになりました。
BTS - IDOL ft. Nicki Minaj - YouTube
「アイドル」のMV
2. Steve Aoki(スティーブ・アオキ)− Waste It On Me(ウェイスト・イット・オン・ミー)
日系アメリカ人で、EDM界のトップDJであるスティーブからのラブコールで実現したこのコラボ。MVには、スティーブの異母姉妹であるモデルのデヴォン青木や、韓国系アメリカ人女優のジェイミー・チャン、韓国系アメリカ人コメディアンの ケン・ジオなど多数の「アジア系アメリカ人」が起用されています。ハリウッドでのアジア系セレブの台頭を表すかのような興味深い演出は必見です。
Steve Aoki - Waste It On Me feat. BTS - YouTube
「ウェイスト・イット・オン・ミー」のMV
3. Lil Nas X(リル・ナズ・X)− Old Town Road (Seoul Town Road Remix)(オールド・タウン・ロード(ソウル・タウン・ロード・リミックス))
リル・ナズ・Xの大ヒットナンバー「オールド・タウン・ロード」の4番目のリミックスとして制作されたこの曲。BTSのリーダーで、メイン・ラッパーでもあるRMとのコラボで、大変話題になりました。さらに2020年、この曲でBTSは初のグラミー賞パフォーマンスも。リル・ナズ・Xはもちろん、他のリミックスバージョンでコラボしたカントリー歌手ビリー・レイ・サイラス(マイリー・サイラスの父)や、若きヨーデル歌手メイソン・ラムジーも交えて、圧巻のステージを披露しました。
Lil Nas X - Old Town Road (Seoul Town Road Remix) feat. RM of BTS - YouTube
「オールド・タウン・ロード(ソウル・タウン・ロード・リミックス)」の音源
BTS 'Old Town Road' Live Performance with Lil Nas X and more - YouTube
「オールド・タウン・ロード(ソウル・タウン・ロード・リミックス)」の2020年グラミー賞でのパフォーマンス
4. Zara Larsson(ザラ・ラーソン)− A Brand New Day(ア・ブラン・ニュー・ディ)
新進気鋭の英音楽プロデューサー/DJのMura Masa(ムラマサ)によって制作され、「エレクトリカル・ヒップホップ・ソング」と定義されたこの曲。韓国の伝統的な楽器「テグム」の音色をふんだんに取りいれ、全体的ににオリエンタルな雰囲気の仕上がりになっています。アジア系のリスナーにとっては、どこか懐かしさを感じる作品かもしれません。
BTS (V, J-Hope), Zara Larsson - A Brand New Day - YouTube
「ア・ブラン・ニュー・ディ」の歌詞付き音源
5. Halsey(ホールジー)− Boy with Luv(ボーイ・ウィズ・ラブ)
YouTubeでリリースされたMVが24時間以内に7400万回再生、2021年の現時点で13億回再生という驚異的な記録をのこしている超名曲。アメリカレコード協会にプラチナ認定されるという快挙も成しとげています。パステルカラーを基調にしたポップなイメージのMVでは、BTSとホールジーが共演。全員でダンスをおどるシーンは必見です!
BTS - Boy With Luv (feat. Halsey) - YouTube
「ボーイ・ウィズ・ラブ」のMV
6. The Chainsmokers(ザ・チェーンスモーカーズ)− BEST OF ME(ベスト・オブ・ミー)
2017年にBTSがはじめてコラボした洋楽アーティストが、ザ・チェーンスモーカーズ。「ベスト・オブ・ミー」は、BTSが洋楽界でさらなる活躍をみせるきっかけとなった曲、といえるでしょう。BTSのリーダー、RMによると彼らが出会ったのは2017年、ビルボード・ミュージック・アワードの控え室。意気投合しその後も連絡をとりあった結果、コラボをすることになったのだそう。
7. Charli XCX(チャーリー・エックス・シー・エックス)− Dream Glow(ドリーム・グロウ)
これは、当初チャーリーが自身のアルバムに収録しようとしたものの、最終的に「世界観にあわない」とのことでリリースが見送られた楽曲。その後、パフォーマンスのために韓国を訪れた彼女がBTSと面会、コラボをすることが決まり、最終的にこの曲を使用することになったんだとか。BTSの雰囲気と韓国語歌詞のニュアンスに合わせてアレンジされた“ドリーミー”な仕上がりは必聴です。
BTS - Dream Glow (Feat. Charli XCX) - YouTube
「ドリーム・グロウ」の音源
8. Jawsh685 × Jason Derulo(ジョーシュ685 × ジェイソン・デルーロ)− Savage Love' (Laxed – Siren Beat) [BTS Remix](サヴェージ・ラブ(ラックスド - サイレンビード)BTSリミックス)
全世界15カ国以上のチャートで1位を獲得した、大ヒット曲「サヴェージ・ラブ(ラックスド - サイレンビード)」。もともと2019年に、ニュージーランド出身の若手音楽クリエイター、ジョーシュ685 がYouTubeにアップロードした楽曲「ラックスド - サイレンビート」がコトのはじまり。これがTikTokのダンスチャレンジとして世界中でバズったのがきっかけで、大きく知名度をあげたという経緯があります。2020年に、このリミックスバージョンをリリースしたBTS。こちらもオリジナルに負けず劣らずの大ヒットとなりました。
BTS 'Savage Love' (Laxed – Siren Beat) [BTS Remix] - YouTube
「サヴェージ・ラブ(ラックスド - サイレンビード)BTSリミックス」の歌詞付き音源
2021年9月、Coldplay(コールドプレイ)とのコラボが実現
9月24日、Coldplay(コールドプレイ)とのコラボシングル「My Universe(マイ・ユニヴァース)」のリリースが決定しました。また今回のコラボを記念したドキュメンタリー「インサイド・マイ・ユニバース」が公開されることも発表。
今回のコラボについてはVことテテが2019年にロンドンのウェンブリースタジアムでBTS単独コンサートが開かれた際の記者会見で、「今後コラボしたいイギリスのバンドはありますか?」との記者からの質問に対して、「機会があったらぜひコールドプレイと一緒にやってみたい」と発言していたことが現実となったため、ファンの間でも「感動した」との声が多くあるようです。
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アジアを突きぬけ、世界中でバツグンの人気と知名度を獲得したBTS。2021年にはいってからは、ジャスティン・ビーバーなどの超大物アーティストとのコラボもウワサされるように。これからもさらなる活躍をするであろう彼らから目が離せません!