Pretty. Odd.

Panic at the Disco

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『Pretty. Odd.(邦題:プリティ。オッド。)』はパニック・アット・ザ・ディスコの2枚目のスタジオ・アルバム。2008年3月21日にオランダで初リリースされ、同年3月25日にアメリカでもディケイダンス・レコードとフューエルド・バイ・ラーメンより発売された。ネバダ州パラダイスのスタジオ・アット・ザ・パームスでレコーディングされ、ロンドンのアビーロード・スタジオでプロデューサーのロブ・マテスと共に追加プロダクションが行われたこのアルバムは、バロックポップ、ビーチ・ボーイズ、ビートルズの作品に影響を受けており、サイケデリック風のロックサウンドは、テクノの影響を受けたポップパンク調の前作『A Fever You Can't Sweat Out』(2005年)とは大きく異なる。バンド名に感嘆符が付いていない唯一のメジャーリリースであり、翌年の夏まですべての主要活動は「パニック・アット・ザ・ディスコ」としてクレジットされた。

OVERVIEW

アルバム制作に着手するため、バンドの故郷ネバダ州にあるチャールストン山の山小屋にこもった。しかし、最終的な出来栄えに満足できず、アルバム全体をボツにし、翌年の冬を通して『Pretty. Odd.』の作曲とレコーディングに時間を費やした。制作はすぐにまとまり、書き上げた曲はすべて採用された。ストリングスやホーンなどの追加レコーディングはアビー・ロード・スタジオで行われた。ベーシストのジョン・ウォーカーが参加した唯一のアルバムであり、ボーカル兼リードギタリストのライアン・ロスが参加した最後のアルバムでもある。彼らはアルバム発売の翌年、2009年にバンドを脱退した。『Pretty. Odd.』は批評家からは概ね好評を得たが、商業的には前作がクアドラプル・プラチナを獲得した影響で振るわず、プラチナ・ディスクを獲得するにとどまった。このアルバムはビルボード200に18週間ランクインし、最高2位を記録した。また、アルバムのリードシングル「Nine in the Afternoon」はRIAAからトリプルプラチナ認定を受けた。このアルバムはカルト的な人気を獲得し、2011年までに42万2000枚を売り上げた。

TRACKLIST

1. We're So Starving
2. Nine in the Afternoon
3. She's a Handsome Woman
4. Do You Know What I'm Seeing?
5. That Green Gentleman (Things Have Changed)
6. I Have Friends in Holy Spaces
7. Northern Downpour
8. When the Day Met the Night
9. Pas de Cheval
10. The Piano Knows Something I Don't Know
11. Behind the Sea
12. Folkin' Around
13. She Had the World
14. From a Mountain in the Middle of the Cabins
15. Mad as Rabbits

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