アルフィー・テンプルマンが6/7リリースの新作アルバムからナイル・ロジャースを迎えた新曲「Just a Dance」をリリース

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洋楽ニュース

ロンドンを拠点に活動する シンガーソングライター、マルチインストゥルメンタリスト、プロデューサーのAlfie Templeman(アルフィー・テンプルマン)が、6月7日にリリースを控える最新アルバム『Radiosoul』より、レジェンド・ギタリストのNile Rodgers(ナイル・ロジャース)をフィーチャーしたファンクナンバー「Just a Dance feat. Nile Rodgers」をリリースした。

YouTubeAlfie Templeman - Just a Dance - YouTube

今作はダンサブルなビートにギターのカッティングが響き渡り、ポップなインタールードでサウンドのユニークさが際立つ今作はレジェンド、ナイル・ロジャースの参加により、今まで以上にエッジの効いたアルフィーの得意とするインディーポップの最高潮を極めた作品となった。

今作でのナイル・ロジャースとの共演についてアルフィー・テンプルマンは、「インディーポップのギタースタイルというひとつのジャンルを発明したと言っても過言ではない、ナイル・ロジャースと一緒に仕事ができて幸運でした!」とコメントしている。

また、アルフィー・テンプルマンは先日、イギリスでBBC Radio 1が主催したイベント「ビッグ・ウィークエンド」に出演し、今作をパフォーマンスしたことでも大きな注目を集めた。さらに最新アルバム『Radiosoul』のリリース日に同曲のミュージック・ビデオの公開も予定している。

YouTubeAlfie Templeman - Just A Dance (Radio 1's Big Weekend 2024) - YouTube

最新アルバム『Radiosoul』のリリースを6月7日に控えるアルフィー・テンプルマン。

全体のコンセプトやアートワークは最初から決めていたわけではなく、アルバムが出来上がる過程で徐々にまとまったという本アルバム。引っ越しや成長、ティーンエイジャーから大人になる過程などをテーマに、”実験的なサウンドを試したい”という理由で、1st アルバム『Mellow Moon』のインディーポップから少し離れたグルーヴィーでダンサブルなアルバムになった。

「サウンド面では、ビーチ・ボーイズからも深く影響を受けている」と話すアルフィー。音楽的には非常に幸せそうな音を持ちつつ、歌詞を聞くと誰かが苦悩したり、自分の感情を整理しようとしている様子が描かれているところが自分自身の心情に重なり、『Radiosoul』にも反映されているという。大きなポップシンフォニーのようなサウンドの反面、深い苦悩を描く「Hello Lonely」、不安な心境から自分を救い落ち着かせるためのガイドとして書かれたアルバム最後の曲「Switch」など、人々を楽しませつつ、深く考えさせる音楽の数々が詰まっている。

また今作は、自分1人で部屋にこもって制作するスタイルだった前アルバムとは真逆のスタイルに挑戦。自分の欠点を受け入れることや自分ひとりでは解決できないこともあると考え直し、音楽仲間や一緒に働きたいと思っていた人たちとコラボレーションすることを目指したという。自分ひとりで完結するのではなく誰かと共作することで、むしろ一歩引いて他の人とのコラボレーションを楽しむことができたと話す。

さらにアルバムタイトル『Radiosould』についてアルフィーは、「これは言葉の混ざり合いのようなものです。アルバム全体を通して、どの世代でも起こるジェネレーションギャップはあるけれど、今の世代と昔の世代とでは明らかに異なることなどを観察に基づいて書いています。祖父母がラジオをよく聞いていたのを見ていて、その当時はそれが普通だったけど、今では誰もそれを本当に大切にしていないし、みんな物事をなんでも当たり前のように思ってしまうことが多いです。そんなことを歌詞にしました。それに対して、ソーシャルメディアが非常に多くのパラソーシャルな関係や表面的な人々がインターネットに常に存在するという、混沌とした場所になっていることについても書きました。だから、もっと本来の人間になり、自分自身に忠実であることにトライする。そこから魂(soul)の部分が生まれました。そして、この二つの言葉が何故か一緒になり、響きも良かったのでこのタイトルになりました。」と話している。

弱冠21歳にして、ベック、ピーター・ガブリエル、プリンス、トーキング・ヘッズ、スティーブ・レイシー、テーム・インパラなどレジェンドから現行のオルタナアーティストまで、さまざまな音楽的影響を受け、まるで狂気的な科学者のようにあらゆるジャンルや音楽的要素を融合させ、独自のユニークなスタイル「ビッグ・ウィアード・ポップ (巨大で摩訶不思議なポップ)」を生み出し、「音楽を作る上で、何でも試してみることが目標」としている若き天才音楽家 アルフィー・テンプルマン。既に次のアルバムは“もっと反対の方向”に向かうだろうと話すアルフィーの音楽ジャーニーはまだまだ続く。

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■商品情報

Alfie Templeman『Radiosoul』

アーティスト名:Alfie Templeman(アルフィー・テンプルマン)
曲名:Just a Dance feat. Nile Rodgers(ジャスト・ア・ダンス・フィーチャリング・ナイル・ロジャース)
レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT
形態:ストリーミング&ダウンロード
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■アルバム情報

Alfie Templeman『Radiosoul』

アーティスト名:Alfie Templeman(アルフィー・テンプルマン)
アルバム名:Radiosoul(レディオソウル)
レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT
形態:ストリーミング&ダウンロード
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洋楽まっぷ編集部

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