昨年リリースしたアルバム『falling or flying』が現在ロングヒットを記録中のイギリスのシンガー・ソングライター、Jorja Smith(ジョルジャ・スミス)が、ゴージャスな新曲「High」を発表した。長年のコラボレーターであるDAMEDAME*のプロデュースによる、滑らかなハウスのビートが印象的なサマー・トラックに仕上がっている。
楽曲についてジョルジャは「自分の中に友人を見つけることについて書いた曲。例えどん底であっても常に高みを見つめ続けることが大切なのです」と語る。
「私には最低の気分の時に、あなたはいつも私のそばにいてくれなかった。それでも時が解決して、今私はまた自分を愛することができる」と高らかに歌う。
このシングルは、ジョルジャのプライベートが伝わる映像と、ファンからの投稿をコンパイルしたビジュアライザーとともにリリース。3月にソーシャルメディアでの呼びかけを通じて集められた映像の数々は、パーティーをしたり祝ったりする人々にスポットライトを当て、人生を満喫している様子をとらえた。この映像は、ジョルジャと Ivor Lawson-Adamahのディレクションによって制作されたものである。
昨年リリースされたアルバム『falling or flying』は、美しい輝きをまとったR&Bと、鋭いまなざしを放つオルタナティヴな部分が融合した、壮大な作品に。そこには、ジョルジャが感情が激しく揺さぶられることもあったが、困難を乗り越え成長し、自分自身を愛し、尊重し、新たな一歩を踏み出すまでのプロセスが閉じ込められており、リリース直後から大絶賛の嵐。翌年のブリット・アウォードでは「最優秀R&B」部門にノミネートされた。
現在、彼女は音楽界で活躍する数多くの英国人シンガーの中でも最も威厳のある存在感を放ち、他に追随を許さない激しさと切迫感をもって楽曲を制作している。絶賛されたデビュー・アルバム『Lost & Found』をリリースして以来、6年間にわたり、彼女は喚起するような曲作り、パワフルな歌唱力、純粋な感情、そして人生をナビゲートする若い女性としての奔放な才能で、世界中で賞賛されてきた。
しかし、ここ数年の彼女にとって20代半ばへの移行は、内省的で変容的なものだった。常に変化し続ける音楽の状況にもかかわらず、彼女は自分自身に踏み込み、結果ソングライターとして、ひとりの女性として進化することができた。
ジョルジャ・スミスは、物事がうまくいっている時もそうでない瞬間も、感情のコントロールをできるのは自分なのだということを、自身はもちろんのこと、リスナーにも訴える。
10月に6年ぶりとなる来日公演を予定されている。
■来日公演詳細
2024年10月22日(火)大阪・なんばHATCH
2024年10月23日(水)東京・豊洲PIT
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Photo by Mike Excell
■商品情報
Jorja Smith(ジョルジャ・スミス)
ニュー・シングル「High」配信中
レーベル:FAMM
・配信リンク
■Jorja Smith(ジョルジャ・スミス)
ジョルジャ・スミスは、現在の音楽界で活躍する数多くの英国人ミュージシャンの中でも最も輝きを放つ存在の一人であり、エモーションを持った曲を書く。絶賛されたデビュー・アルバム『Lost & Found』のリリース以来、5年半の間、彼女はその喚起的なソングライティング、パワフルな歌唱力、ピュアな感情、そして人生をナビゲートする若い女性としてのしなやかで芯の強さを感じるセンスで、世界中で賞賛されてきた。しかし2021年、音楽活動休止を発表。 前作『Be Right Back』は、デビュー盤のセンセーションと、彼女の次のプロジェクトの間をつなぐ作品。演奏、ジャム、フリースタイル、そしてジョルジャがずっと表現しかけていたものを音にすることから生まれた『Be Right Back』は、完全に彼女のファンのためのプロジェクトだった。「あの作品で私が望んでいたことができた。また、これはファンとの小さな待合室みたいな作品だったから、みんなはいつかシーンに私が戻ってくることを知っていたと思う」
その言葉通り、彼女はシーンに戻ってきた。アルバム『falling or flying』は、これまでのリスナーはもちろん、新しく彼女の音楽を耳にした人をも魅了させる、素晴らしい引力のある作品になったのだ。デビュー盤のリリースから5年以上、彼女にとって何が変わったのだろうか?
「私は現在の自分の身に降りかかるすべてのことを受け入れているし、与えられた環境が好きなのです。この作品で初めて、等身大の自分自身をさらけだすことができたから」
ここ数年、彼女にとって20代半ばへの移行は、内省的で変容的なものだった。彼女は自分自身に踏み込み、変化し続ける音楽の状況にもかかわらず、ソングライターとして、そして一人の女性として進化することができた。パンデミックが世界に完全に壊滅的な打撃を与えた状況のなか、彼女はその与えられた長い時間を通じて、自分自身を深く理解でき、それをどう音楽としてアウトプットさせるのか?のコントロールができるようになったという。
これまで登場した伝説的なミュージシャンたちのように、ジョルジャは今、臨機応変に洗練された視点で世界の混乱と無秩序を見つめ、そこから生まれる輝かしい未来を見いだし表現しようとしている。
25歳にして、ゴージャスな歌声と鋭い筆致を持つイギリスのシンガー・ソングライターJorja Smithはすでに10年近く飛躍し続けてきた。 ウェスト・ミッドランズのウォルソール出身のSmithは、Kendrick Lamar、Drake、Stormzy、Burna Boy、Kali Uchis、Popcaanといった世界的スターたちとの驚異的なコラボレーションを実現。2018年には、インディーズ・アーティストとして初めて、誰もが憧れるBRITs批評家チョイス賞を受賞した。同年にリリースされたデビュー・アルバム『Lost & Found』は絶賛を浴び、マーキュリー賞にもノミネートされ、また、2019年にはBRIT賞の最優秀英国女性アーティスト賞を受賞。同年のグラミー賞の最優秀新人アーティスト賞にノミネートされた。
しかし、成功の水面下で、Jorjaは自身が世間に知られる存在になればなるほど、そのすべてに気圧されるようになった。そして、待望のセカンド・フル・アルバムには『falling or flying』というタイトルを付けた。このレコードは渦巻く不安の歯車に直面しながらも、自信を持って自分の光の中に入り込み、完全に自分の意志で音楽をつくり、成長していく若い女性のスナップショットでもある。同じくウォルソール出身のプロダクションデュオDAMEDAME*との共同制作により、音響的な壮大さを実現。 洗練された艶のあるR&B、活気に満ち溢れた熱いUKファンク、強烈でフレッシュなオルタナの要素が随所に散りばめられている。歌詞では友情、恋愛、報道、音楽業界などの人間関係を掘り下げているが、あくまで彼女自身が持つものがメインテーマになっている。
「自分自身のことを信じることが上手になり、自分自身をあまり疑わなくなり、他人の意見に影響されたり、心配したりすることが少なくなってきたわ」彼女は笑顔でそう説明する。 「誰かについての曲を書いていたと思ったら、実際は自分自身のことを歌っていることに気づくことがよくある。 ときどき、私は自分のためだけにこれらの曲を存在させているような気がする」『falling or flying』を通して、Jorja Smithは自分自身(そして私たち)に、物事が上向きであろうと下向きであろうと、自分で完全にコントロールできるのだということを思い出させてくれるのだ。実際、彼女は成長し、自分らしさを失わず、成功をその手に収めている。