グラミー賞ノミネートアーティストOneRepublic(ワンリパブリック)が、約3年ぶりとなるオリジナルアルバム「Artificial Paradise(アーティフィシャル・パラダイス)」を7月12日(金)にリリースすることを発表。現在まで世界中で通算1600万枚以上の売り上げと5千億回以上のSpotifyストリーミングを記録している彼らの6枚目のスタジオ・アルバムとなる。
ARTIFICIAL PARADISE Brand new album out 7.12.24. - YouTube
現在大好評放送中アニメ『怪獣8号』のEDテーマソングとして書き下ろされた「ノーバディ」をはじめ、日本累計興収137.1億円を超えた映画『トップガン マーヴェリック』の主題歌として、依然と人気を誇る「アイ・エイント・ウォーリード」、デヴィッド・ゲッタとコラボレーションで今年のサマーソングとして注目を集めている「アイ・ドント・ワナ・ウェイト」などを含む全15曲が収録された本編に、ボーナス・トラック3曲が追加となるボリューム満点のアルバムが完成した。
アルバムタイトルは「アーティフィシャル・パラダイス」=人工的な楽園。「ますます人工的になる世界において、本物を見つけること。あなたがオンラインで投影する自分は本当の自分ですか、それとも全ては人工的な楽園に過ぎないのでしょうか?」という問いかけがテーマとなっている。
最新アルバムに関して、フロントマンであるライアン・テダーは次のようにコメントを寄せている。
「『アーティフィシャル・パラダイス』は、2016年にニューオーリンズのホテルの部屋で制作した楽曲「ウェスト・コースト」から実は始まっていました。「ウェスト・コースト」は、過去8年間に渡り、僕たちの他の楽曲制作に繋がりましたが、一緒にまとめるには少し無理がありました。それでも僕たちはいつもの様に曲を集め続け、世界中の異なるホテルの部屋やスタジオで書き続けました。そして段々と新しいアルバムの形が現れ始めたのはここ数年の間です。多くの歌詞や曲は、僕たちが創りあげた物語や構築物、パラダイスに満ちた世界、世界中の人々から発信される情報が溢れているSNSの世界、自分たちのために想像した生活、そして僕たちが自分自身や周囲に伝える物語の中にある生活をナビゲートしながら制作されています。
かくして、新しいパラダイムについて話し続ける中で、『アーティフィシャル・パラダイス』というフレーズが何度も浮かび上がってきました。それは、私たちが現在生きている世界と、多くの人々の願望の中にある世界と非常に共鳴しているように感じました、良くも悪くも。そのすべての人工的な世界の中で、僕たちは本当のつながり、本当の愛、本当の物語を見つけようとしているのだと思います」
アデルとテイラー・スウィフトとの作品でグラミー賞を3度受賞している輝かしい経歴を持ち、ジョナス・ブラザーズ、エド・シーラン、テイト・マクレー、マイリー・サイラス、5SOS、ワンダイレクション、ジョン・メイヤー、マルーン5などのビッグアーティストの世界的大ヒット曲も多く手掛けている一流のソングライターでもあるフロントマンのライアン・テダーが作詞作曲を手がけた本作は音楽好きの人々にとって必聴のアルバムといえるであろう。
今夏には、バンドとしてSUMMER SONIC 2024の出演も控えているワンリパブリック。最新アルバムは国内限定盤の制作も進められており、日本だけのスペシャルな企画も実施が予定されているので、続報に注目だ。
OneRepublic
■商品情報
ワンリパブリック
アルバム 「アーティフィシャル・パラダイス(Artificial Paradise)」
2024年7月12日(金)リリース
・Pre-save
■収録曲内容
「アイ・エイント・ウォーリード」、「ノーバディ」など15曲収録本編に、ボーナス・トラック3曲が追加。詳細は追って発表。
■バイオグラフィ
OneRepublic(読み:ワンリパブリック)
2002年に結成された6人組ポップ・ロックバンド、ワンリパブリックは2007年にデビュー・アルバム「ドリーミング・アウト・ラウド」をリリース。同作収録の「アポロジャイズ」がグラミー賞にノミネートされ瞬く間にアーティストとしての地位を確立。その後2013年にリリースされた「カウンティング・スターズ」はアメリカ、イギリスを含む22の国と地域でトップ10入り、YouTube に公開されたミュージック・ビデオはこれまでに40億回再生を記録し、彼らの代表曲となった。2022年には興行収入130億越えの世界的大ヒット映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌「アイ・エイント・ウォーリード」も担当し、ロング・ヒットに。また、バンドのヴォーカルであるライアン・テダーはトップランクのソングライターでもあり、これまでテイラー・スウィフトやアデルとの仕事でグラミー賞を受賞、ビヨンセとの仕事でも同賞にノミネートされた。さらに彼は、テイラー・スウィフト、ジェニファー・ロペス、ビヨンセ、アデル、マルーン5、アリアナ・グランデ、ケイティ・ペリーなどさまざまなアーティストに対し作詞、プロデュースも手掛けた経歴を持つ。