Brian May「バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~」のフィジカル・リリースを発表しミュージック・ビデオを公開

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洋楽ニュース

Brian May(ブライアン・メイ)「Back To The Light(バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~)」を10月22日にシングルとしてフィジカル・リリースすることを発表し、ミュージック・ビデオを公開しました。

Brian May – Back To The Light: The Time Traveller 1992-2021 – YouTube

ミュージック・ビデオはブライアンがオリジナル・リリースと今回の再発との間の時間の経過を埋めるもの、と語っており、「1992年に制作された3つのオリジナル・ビデオには磨きをかけましたが、“バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~”のビデオは全く新しいもので、ストーリー性のあるショート・フィルムになっています」とコメントしています。

ブライアン・メイが1980年代後半に書いていた曲のうち、Queen(クイーン)で使用された曲以外の作品は、常にソロ曲となる運命にありました。そのひとつが、1992年に発表され、先日リイシューされた、ブライアンのソロ・デビュー・アルバムのタイトル曲「バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~」。

シングルにはこの曲のほか、フレディ・マーキュリーにインスパイアされた「Nothin’ But Blue(ブルーな気持ち)」が収録予定。商品はCD /7インチ・レコードのほか、デジタルには「バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~」のカラオケ・ヴァージョンが特別ボーナス・トラックとして収録されます。(フィジカル・リリースは輸入盤のみでの発売)

「バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~」は、ソロ・アーティストとしてのブライアンをファンに紹介し、力強くも心優しく誠意あるリード・ヴォーカリストとしての、彼の新たな役割が披露された1曲と言えます。

最初のリリースは1992年11月。全英シングルチャートではTOP20ヒットを記録。前向きで壮大なサウンドは、ブライアン・メイ・バンドのコンサーでもオープニングを飾り、会場を大いに盛り上げた。歯切れの良いギターとヴォーカルによる熱い掛け合い、『クイーン II』にメイが提供した名曲「父より子へ」からの流れを汲むハーモニーなど、クイーンで育まれ、ソロ用に再編成されたブライアンのアレンジ能力がフルで発揮されています。幾重にも重なるサウンドとドラマチックなメロディの間、宣言されるのは ”光はそこにある”という、パーソナルかつより広い意味での確固たる信念。さらには、その光に向かうリスナーの長い道のりを、このアルバムが共に歩むことになるのかもしれないという約束。

フィジカル(CD、7インチ・ホワイト・レコード)とデジタル・シングルには、ブライアンの華麗なプレイによる「ブルーな気持ち」のギター・ヴァージョンが収録。クイーンの伝説的フロントマン、フレディ・マーキュリーが亡くなる直前、ブライアンが作曲、ジョン・ディーコンのベースを加えて、録音されました。

ブライアンは「スタジオでこの曲を録っていた時点では、まだフレディは生きていた。彼のことを考え、彼のことを歌ったんだ。フレディは最期の日々を過ごしていて、まだ命はあったが、もうすぐその日が来てしまうような気がしていた。そして録音の2、3日後に、フレディは逝ってしまった。「ブルーな気持ち」――悲しみ以外ない――はどこか予言的で、いくつかのヒントが込められていた。〈伝説のチャンピオン〉からのちょっとした引用があることに気づいた人は、ごく数名だよ。フレディのことを思い出すようなハーモニーやリズムもわずかだがある。つまり、この曲は他ならぬフレディについての曲なんだ。多くの人からは〈トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー〉がフレディについての曲だと思われたことを考えると、奇妙だね。でも、実はフレディの歌は〈ブルーな気持ち〉の方だったんだ」と述べています。

またこの曲で、ジョン・ディーコンを迎えたことを振り返るブライアンの様子は、フレディの話をする時と同じく感情的。「この時もジョンはいつもながらの素晴らしい仕事ぶりで、味わい深いベースを弾いてくれた。この曲でジョンが演奏してくれたことを感謝してるよ。みんな忘れがちだが――僕自身ですらそうだが――最近は悲しいかな、ジョンの近況を聞くことも少なくなってしまった。ロジャーと私にとっては、フレディを失ったことは永遠の悲しみだが、僕らは本質において、ジョンも失ってしまった。それ以降は、クイーンになろうとするのは楽なことではなかったんだ」

「バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~」 10月22日にフィジカル(輸入のみ)・デジタルで発売。『バック・トゥ・ザ・ライト』リマスター・リイシューは、CD、レコード、カセット、デジタル・ダウンロード、ストリーミングの各フォーマットで発売中。

「バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~」

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【商品情報】

ブライアン・メイ
『バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~』
好評発売中
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・日本盤のみSHM-CD仕様
・2CD【デラックス・エディション】には1993年のブライアン・メイ・バンド来日公演時のパンフレットのミニチュア(全20ページ / 全編英語版)を封入

【1CD】バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~ BACK TO THE LIGHT

【1CD】バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~ BACK TO THE LIGHT

品番: UICY-16011
価格: 1,980円(税込)

1. ザ・ダーク THE DARK (May)
2. バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~ BACK TO THE LIGHT (May)
3. ラヴ・トークン LOVE TOKEN (May)
4. 華麗なる復活 RESURRECTION (Words: May. Music: May, Powell, Page)
5. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU (May, Musker, Lamers)
6. ドリヴン・バイ・ユー DRIVEN BY YOU (May)
7. ブルーな気持ち NOTHIN’ BUT BLUE (Words: May. Music: May, Powell)
8. アイム・スケアード I’M SCARED (May)
9. 地平線の彼方へ LAST HORIZON (May)
10. 想いのままに LET YOUR HEART RULE YOUR HEAD (May)
11. ジャスト・ワン・ライフ JUST ONE LIFE (May)
12. ローリン・オーヴァー ROLLIN’ OVER (Marriot, Lane)

プロデュース: ブライアン・メイ
共同プロデュース&エンジニアリング: ジャスティン・シャーリー=スミス
ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル、ギター、キーボード、その他諸々全て: 特に明記がない限り、ブライアン・メイ
Produced by Brian May.
Co-produced and engineered by Justin Shirley-Smith.
All vocals, backing vocals, guitars, keyboards and anything else around – by Brian May unless otherwise stated.

【2CD】バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~【デラックス・エディション】

【2CD】バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~【デラックス・エディション】

BACK TO THE LIGHT Deluxe
品番: UICY-79738/9 (CD2枚組)
価格: 3,960円(税込)

DISC 1:
バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~ BACK TO THE LIGHT
※1CDと同内容。

DISC 2:
アウト・オブ・ザ・ライト OUT OF THE LIGHT
1. ブルーな気持ち(ギター・ヴァージョン) NOTHIN’ BUT BLUE (Guitar Version) (May, Powell, Makin, Nicholls)
2. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー(ギター・ヴァージョン) TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU (Guitar Version) (May, Musker, Lamers)
3. ジャスト・ワン・ライフ(ギター・ヴァージョン) JUST ONE LIFE (Guitar Version) (May)
4. ドリヴン・バイ・ユー・トゥー DRIVEN BY YOU TWO (May)
5. ドリヴン・バイ・ユー(フォードADヴァージョン) DRIVEN BY YOU (Ford Ad Version) (May)
6. タイ・ユア・マザー・ダウン featuring スラッシュ(ライヴ) TIE YOUR MOTHER DOWN (Featuring Slash) (May)  ライヴ・オン・ザ・トゥナイト・ショ ー ・ウィズ・ジェイ・レノ、 1993 年 4 月 5 日  Live on the Tonight Show with Jay Leno, 5th April 1993
7. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー(ライヴ) TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU (May)  ライヴ・アット・ザ・パレス・シアター、ロサンゼルス、 1993 年 4 月 6 日  Live at the Palace Theatre, Los Angeles, 6th April 1993
8.‘39 / 想いのままに(ライヴ) ‘39 / LET YOUR HEART RULE YOUR HEAD (May)  ライヴ・アット・ザ・ブリクストン・アカデミー、 1993 年 6 月 15 日  Live at the Brixton Academy, 15th June 1993
9. 地平線の彼方へ(ライヴ) LAST HORIZON (May)  ライヴ・アット・ザ・ブリクストン・アカデミー、 1993 年 6 月 15 日  Live at the Brixton Academy, 15th June 1993
10. ウィ・ウィル・ロック・ユー(ライヴ) WE WILL ROCK YOU (May)  ライヴ・アット・ザ・ブリクストン・アカデミー、 1993 年 6 月 15 日  Live at the Brixton Academy 15 June 1993
11. ドリヴン・バイ・ユー(コージー&ニール・ヴァージョン ’93) DRIVEN BY YOU (Cozy and Neil Version ’93) (May)

ライヴ音源は、ブライアン・メイ・バンドが演奏する1993年の〈バック・トゥ・ザ・ライト・ツアー〉より。
ブライアン・メイ: ヴォーカル/ギター、コージー・パウエル: ドラムス、ニール・マーレイ: ベース、スパイク・エドニー: キーボード、ジェイミー・モーゼス: ギター/ヴォーカル、キャシー・ポーター: ヴォーカル、シェリー・プレストン: ヴォーカル
“スペシャル・サンキュー・トゥ・スラッシュ”
The Live tracks are played by The Brian May Band from the ‘Back To The Light’ Tour 1993.
Brian May: Vocals/Guitar, Cozy Powell: Drums. Neil Murray: Bass, Spike Edney: Keyboards,
Jamie Moses: Guitar/Vocals, Cathy Porter: Vocals, Shelley Preston: Vocals.
“And a special thank you to Slash”.

音響監督: ジャスティン・シャーリー=スミス、クリス・フレドリクソン
マスタリング: ボブ・ラドウィック&アダム・アヤン(メイン州ポートランド: ゲイトウェイ・マスタリング・スタジオ)
オーディオ復元: クリス・クレドリクソン
アナログ・レコード盤ハーフスピード・マスタリング: マイルズ・ショーウェル(アビイ・ロード・スタジオ)
Audio Supervised by Justin Shirley-Smith and Kris Fredriksson.
Mastered by Bob Ludwig & Adam Ayan, Gateway Mastering Studios, Portland, ME.
Audio Restoration Kris Fredriksson.
Half Speed vinyl mastering Miles Showell at Abbey Road Studios.

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