フジロック22’で会場を沸かせたムラ・マサ、ニュー・アルバム『demon time』をリリース!先行シングル「e-motions」のミュージック・ビデオを公開

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洋楽ニュース

フジロック22’でホワイトステージのトリを飾り、3年ぶりの来日パフォーマンスでファンを沸かせた、UK出身のプロデューサー、Mura Masa(ムラ・マサ)が、自身3作目となるニュー・アルバム『demon time(デーモン・タイム)』をリリース。Erika de Casier(エリカ・ド・カシエール)を迎えた先行シングル「e-motions」のミュージック・ビデオを公開しました。

Mura Masa, Erika de Casier – e-motions with erika de casier – YouTube

Will Dohrn(ウィル・ドーン)が監督を努めたミュージック・ビデオでは、エリカ・ド・カシエールにフィーチャーしあらゆる場面で登場しています。

『demon time』はパンデミックで世界が封鎖される直前にリリースされ、パンク・ロックにインスパイアされた前作『R.Y.C』から約2年半ぶりの新作。

ムラ・マサはインタビューで、パンデミックは自身にとって、とても辛い出来事であり、半年ほど楽曲制作出来なかったと語っています。そんな精神的苦労をエクササイズやセラピーを通し乗り越え、『demon time』はパンデミックの最中に制作が開始されました。本人は、パンデミックの悲しさにフォーカスするのではなく、パンデミック後に人々が楽しめる音楽を作る事に意識をシフトし、ワーキングタイトルを“Fun(楽しさ)”とし、そこで“demon time”という、午前1時から午前5時の間に起きがちな、後悔はしないが羽目を外してしまう時間帯をどうサウンドトラックにするか?と言うアイディアが生まれます。

そしてUKガレージの名曲を遊び心満載にアレンジした、今作アルバムの土台となるシングル「bbycakes」が制作されました。フィーチャリングに、アメリカのラッパーLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、イギリスで要注目の若手シンガーの2人、Shygirl(シャイガール)、PinkPantheress(ピンクパンサレス)が迎えられ、ラップのかっこよさとポップの可愛らしさがミックスし、未知のジャンルを融合させる楽しさを表現しました。

Mura Masa – bbycakes with Lil Uzi Vert, PinkPantheress and Shygirl – YouTube

『demon time』に収録され先行リリースされた楽曲、ローファイな「2gether」、ポップな「bbycakes」、ヒップホップ、ダンスホールな「blessing me」などから分かるように、今アルバムは一貫したサウンドコンセプトが排除されています。そこにはムラ・マサ本人の「今、多くの人はプレイリストを通じて音楽を消費していて、アルバムを聴いているという概念は無く、1曲1曲が面白くて楽しいんだ。だから『demon time』の楽曲はそれぞれ“シングル・トラック”として考える姿勢でいたんだ。」と言う思いが込められています。この本人の思いの通り、世界各国から今注目されているアーティストがフィーチャリングに参加しており、日本からはラッパーのTohjiが参加し、話題となっています。

配信と同日に発売される日本限定盤CDには、アルバムジャケット写真を使用したオリジナルステッカーが封入されています。

Mura Masa Photo by Lillie EigerMura Masa Photo by Lillie Eiger

demon time logodemon time logo

■商品情報

ムラ・マサ『demon time』

9月16日Release
ムラ・マサ/ デーモン・タイム
価格:2,860円 (税込)
予約・購入はこちら

■『demon time』トラックリスト
1. デーモン・タイム feat. ベイリー
2. ベイビー・ケイクス feat. リル・ウージー・ヴァート、シャイガール、ピンクパンサレス
3. スロモ feat. マイダス・ザ・ジャガバン、トウジ
4. トゥギャザー
5. アップ・オール・ウィーク feat. スロウタイ
6. プラダ (アイ・ライク・イット) feat. レイラ
7. ホラバック・ビッチ feat. シャイガール、チャンネル・トレス
8. ブレッシング・ミー feat. パ・サリュー、スキリベン
9. トント feat. イザベラ・ラブストーリー
10. エ・モーション feat. エリカ・ド・カシエール
11. ブラッシュ feat. レイラ
*日本限定盤はステッカー付

■リンク
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■プロフィール
ムラ・マサ(Mura Masa):本名アレックス・クロッサン。1996年生まれ、イギリスのガーンジー島/カステル出身。アメリカ出身の母の影響を受け、幼いころアメリカンのインディ・ロックやポップ・ミュージックを聴いて育つ。15歳でエレクトロニック・ミュージックに触れ、やがて自らビートをプロデュースするようになる。実験的にSoundcloud上で公開すると、すぐにそれがメジャー・レーベルの目にとまり、契約を結ぶ。2015年にデビューEP「Someday Somewhere」を発表。2017年に発表されたセルフ・タイトルのデビュー・アルバムには、A$AP ROCKYからまだ無名であったインディー・アーティストまで、Mura Masaが認めた才能の持ち主が多く参加。2020年には、パンク・ロックにインスパイアされたセカンド・アルバム『R.Y.C』をリリースし、2022年9月にはサード・アルバム『demon time』をリリース。

WRITER

洋楽まっぷ編集部

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