現地時間2024年1月15日に開催された第75回エミー賞にて、Elton John(エルトン・ジョン)のディズニー・プラスで配信された『Elton John Live: Farewell from Dodger Stadium』がOutstanding variety special (live)(アウトキャスティング・ヴァラエティ・スペシャル賞)を受賞。エルトン・ジョンは今回の受賞によって史上19人目となるEGOT達成となりました。
Variety Special (Live): 75th Emmy Awards - YouTube
Elton John Live: Farewell from Dodger Stadium: 75th Emmy Awards Thank You Cam - YouTube
『Elton John Live: Farewell from Dodger Stadium』は2022年11月20日に行った北米での最終公演となる、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムでのコンサートの模様を収録したライヴ作品。
エルトン・ジョンは授賞式に欠席していたため、監督を務めたPaul Dugdale(ポール・ダグデール)らが登壇。SNSでコメントを発表したエルトン・ジョンは、「私たちはエミー賞を受賞しました、そして私は最高の状態です!! このような評価をいただけましたことは、関係者の皆様の情熱と献身の賜物であり、大変感謝しております。」とコメント。さらに「この賞を直接受け取ることができなかったことにガッカリしていますが、最近膝の手術を受けました。」と欠席せざるを得なかった理由を述べ、「この賞は、素晴らしいチームの集合的な努力と創造性を反映しています…」と述べています。
また史上19人目となるEGOT達成となったことについても触れており、「神聖なEGOT受賞者の仲間入りを光栄に思います。音楽の喜びと、それが私たちの生活にもたらす魔法をここで紹介します。」とコメントしています。
EGOTはエミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞/オスカー(Oscar)、トニー賞(Tony)の頭文字を繋げた用語で、4つの賞を全て獲得した人物に与えられる称号。エルトン・ジョンは1987年に「That's What Friends Are For」でグラミー賞の最優秀ポップ・グループ/デュオ歌唱・演奏賞を受賞。1994年に映画『ライオン・キング』主題歌「Can You Feel the Love Tonight(邦題:愛を感じて)」がアカデミー賞のアカデミー歌曲賞を受賞。2000年に作曲家として参加したブロードウェイミュージカル『アイーダ』でトニー賞のオリジナル楽曲賞を受賞。そして今回のエミー賞受賞によりEGOT達成となりました。