週末に発表された最新の全英シングルチャート、Miley Cyrus(マイリー・サイラス)「Flowers」が9週目の1位を獲得。今週も圧倒的な強さをを見せています。全英チャートでの首位は3曲目となるマイリー・サイラスですが、2週以上の首位となるのは初。
9週連続首位は昨年大ヒットとなったスコットランドのダンスデュオ、LF System(LFシステム)の「Afraid to Feel」の8週での首位記録を抜き、来週も首位維持すれば10週で首位を獲得しているHarry Styles(ハリー・スタイルズ)「As It Was」の記録に並びます。
マイリー・サイラスは今週、新作アルバム『Endless Summer Vacation』が初登場1位を獲得しており、2013年にシングル「Wrecking Ball」、アルバム『Bangerz』で同時1位を獲得して以来2度目の快挙となりました。
Miley Cyrus - Flowers - YouTube
2位は変わらず、PinkPantheress(ピンクパンサレス)の「Boy's a Liar」、そして3位にはCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)とEllie Goulding(エリー・ゴールディング)のコラボ曲「Miracle」が初登場。カルヴィン・ハリスのトップ3入りは2019年「Giant」以来。エリー・ゴールディングのトップ3入りは同じく2019年のクリスマス・ソング「River」以来となりました。
PinkPantheress - Boy's a liar - YouTube
Calvin Harris, Ellie Goulding - Miracle - YouTube
4位はThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)「Die For You」が先週3位から後退。SZA(シザ)「Kill Bill」、Miguel(ミゲル)「Sure Thing」の2曲がトップ10圏外へランクダウンとなったことで5位から9位は先週から1ランクずつアップする形となりました。
5位はナイジェリアのシンガー、Rema(レマ)「Calm Down」、6位はペンシルベニア州フィラデルフィア出身のシンガーソングライター、Lizzy McAlpine(リジー・マカルパイン)「Ceilings」、7位はLiBianca(リビアンカ)「People」とそれぞれ最高位を更新。
The Weeknd - Die For You - YouTube
Lizzy McAlpine - ceilings - YouTube
Libianca - People (Check On Me) - YouTube
8位はHarry Styles(ハリー・スタイルズ)「As It Was」、9位はCoi Leray(コイ・リレイ)「Players」がそれぞれランクアップしています。
Harry Styles - As It Was - YouTube
そして10位にはロンドンのラッパー、Strandz(ストランズ)「Us Against The World」が先週12位からランクアップでトップ10入り。Smokey Robinson & The Miracles(スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ)の1970年の名曲「Who's Gonna Take The Blame」をサンプリングしたサウンドで人気を得ていましたが、新たにDigga D(ディガ・ディー)が参加したリミックスも人気化しています。
Strandz - Us Against The World - YouTube
Strandz Ft. Digga D - Us Against The World Remix - YouTube
トップ10以下ではMimi Webb(ミミ・ウェッブ)「Red Flags」がランクアップで最高位を更新。マイリー・サイラスはアルバムからの新曲「River」が15位に初登場でランクインしています。
Mimi Webb - Red Flags - YouTube
24位にはナイジュリアのシンガー、Ayra Starr(アイラ・スター)「Rush」がランクアップで最高位を更新。昨年TikTokでのバイラルをきっかけに初のシングルとしてリリースされた楽曲で、ミュージック・ビデオは既に1億回再生を突破。登場8週目で着実にランクアップし続けており注目となります。