Kanye West(カニエ・ウエスト)が米大統領選出馬を表明したとブルームバーグが報道し話題となっています。
Kanye West(カニエ・ウエスト)は先週、新曲「Wash Us In The Blood(ウォッシュ・アス・イン・ザ・ブラッド)」をリリースしたばかりで、現在制作中とされる10枚目となるスタジオ・アルバム「God's Country」のプロモーションなのではないかとすら疑ってしまう報道。
しかし自身のツイッターでは
We must now realize the promise of America by trusting God, unifying our vision and building our future. I am running for president of the United States 🇺🇸! #2020VISION
— ye (@kanyewest) July 5, 2020
としており、#2020VISIONのハッシュタグからもわかるように2024年に向けた動きではなく今年の大統領選です。
ブルームバーグによると現時点でKanye West(カニエ・ウエスト)は立候補に向けた書類を提出していないようだとしており、もし手続きに間に合うようならアルバムをリリースしながら選挙活動も同時に行っていくことになるのでしょうか。
→ ミュージシャンのカニエ・ウェスト氏、米大統領選出馬を表明
カニエ・ウエストと大統領選
Kanye West(カニエ・ウエスト)が大統領選に対してコメントしているのは今に始まった話ではありません。
遡ること2005年、アメリカ南部をハリケーン・カトリーナが襲った際、「ブッシュ大統領は、黒人のことは何も考えていない」と当時の大統領ジョージ・W・ブッシュ氏を非難するコメントをNBCの生放送中に発表しアメリカ中で話題となりました。
その後2015年9月、遂に自らが2020年アメリカ合衆国大統領選挙に出馬したいと発言、その後、2016年のアメリカ合衆国大統領選挙にてドナルド・トランプ氏が勝利したことを受け、2020年ではなく、2024年の大統領選挙への出馬をほのめかすツイートを投稿をしていました。昨年秋、9枚目のスタジオ・アルバムがリリースされたのち、改めて2024年の大統領選挙への出馬を公表していました。
昨年に限ってはアルバムリリース後であったこともあり話題を呼びましたが、今回もアルバムリリースを控えている点が疑問に残る一方で、長きに渡って大統領選についてのコメントを投稿している以上は、いよいよ具体的なアクションが起こるのではないかとも考えられます。
ドナルド・トランプ氏とは大統領選で勝利した後、2016年12月に面会をしており、多文化主義について話し合ったとされていますので、今後もこの話題は注目されることと考えられますね。