週末に発表された最新の全英シングルチャート、YouTuberとして知られるグラフィックデザイナーのLadBaby(ラッドベイビー)「Food Aid」が初登場1位を獲得しました。
ラッドベイビーは今作で5年連続1位を獲得。1960年代に通算で4年間、クリスマス・ウィークで首位を獲得したビートルズの記録を更新し、史上初となる5作連続でクリスマス・ウィークに1位を獲得したクリスマス・ソングとして全英チャートの歴史を刻みました。
❄️ LadBaby are the UK’s Christmas Number 1 2022 ❄️ Mark and Roxanne Hoyle make UK chart history today - get the full story: #XmasNo1 #LadBaby https://t.co/tW4fsErxi0 pic.twitter.com/B6KNDh06hU
— Official Charts (@officialcharts) December 23, 2022
2位は先週からランクダウンとなったWHAM!(ワム!)「Last Christmas」、そして3位にはYouTuberグループ、Sidemen(サイドマン)がラッパーのJMEを迎えてリリースした「Christmas Drillings」が先週41位からジャンプアップ。グループ初のトップ10入り、及びトップ3入りを果たしました。彼らはHMVでの店頭サイン会からプロモーション・バスへの乗車など様々なプロモーションを行い、セールスを急上昇させました。
Wham! - Last Christmas - YouTube
Sidemen - Christmas Drillings Ft. JME - YouTube
4位はMariah Carey(マライア・キャリー)「All I Want For Christmas Is You」、5位はEd Sheeran(エド・シーラン)とElton John(エルトン・ジョン)の「Merry Christmas」、6位はるロンドンを拠点とするシンガーソングライター、RAYE(レイ)がニュージャージー出身のラッパー、070 Shake(070シェイク)を迎えた「Escapism」が上位に押される形でランクダウンとなりました。
Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You - YouTube
Ed Sheeran & Elton John - Merry Christmas - YouTube
RAYE - Escapism. feat. 070 Shake - YouTube
7位にはKunt and the Gangとして知られるダークミュージカルコメディアンのスピンオフプロジェクト、The KuntsがTerry Edwards(テリー・エドワーズ)を迎えた「Fuck The Tories」が初登場。8位はBrenda Lee(ブレンダ・リー)「Rockin' Around The Christmas Tree」が先週5位からランクダウン。9位にはCentral Cee(セントラル・シー)の新曲「Let Go」が初登場。今年2曲目のトップ10入りを果たしました。10位にはStormzy(ストームジー)「Firebabe」がランクインしています。
Fuck The Tories (feat. Terry Edwards) - YouTube
Brenda Lee - Rockin' Around The Christmas Tree - YouTube
Central Cee - Let Go - YouTube
今週はトップ10が4曲も入れ替わり、その影響でほとんどの曲が押される形でランクダウンとなっていますが、15位にはLizzo(リゾ)のAmazon Music Originalとして限定リリースされたStevie Wonder(スティービー・ワンダー)の1966年のクリスマス・ソング「Someday at Christmas」にランクイン。数少ないランクアップ曲となりました。今作はアメリカNBCの人気テレビ番組、サタデー・ナイト・ライヴに出演した際に披露されています。