Linkin Park(リンキン・パーク)が4月7日にリリースされる2枚目のスタジオ・アルバム発売20周年記念盤『Meteora 20(メテオラ20)』から「Lost(ロスト)」のミュージック・ビデオを公開しました。
Maciej Kuciara、NFTアーティストのEmily“pppleasr”Yangが監督を務め、Web3スタジオ「Shibuya」がプロデュースを務めたミュージック・ビデオでは、NFT主導のアニメWebシリーズ「White Rabbit」の主人公であるMiraiが紹介されており、リンキン・パークのパフォーマンスを含む映像となっています。
ミュージック・ビデオについてはマイク・シノダがツイッターで解説しており、「AIはオリジナルのアニメ・アートでトレーニングされ、リンキン・パークの映像に適用されて、バンド・メンバーがアニメ・キャラクターのように見えるようになりました。本質的に、AIは2つの形式のオリジナル・コンテンツを視覚的に結びつけるために使用されました。」とコメントしています。
This is, or course, a very simplified description and doesn’t take into account the VFX, editing, and painstaking customization of various scenes in the video.https://t.co/gqhxL7HHhQ
— MikEsHinoDa.exe (@mikeshinoda) February 10, 2023
「Lost」は『Meteora』のレコーディング時に制作された未発表曲で、メンバーのマイク・シノダはこの曲に関して、「この楽曲を見つけ出したときは、以前撮ったことさえ忘れてしまっていたお気に入りの写真を見つけ出したような感覚だったよ。まるでその姿を現すのに絶好のタイミングを待っていたかのような感じだ。何年もの間ファンのみんなから、チェスターのヴォーカルが聴ける何かしらの音源をリリースして欲しいと言われていたんだけど、こんなスペシャルな形でそのリクエストを実現させることができて、感激している。『Meteora 20』に収録されている素晴らしい未発表曲やビデオ映像などを目の当りにしたら、みんな圧倒されることだろうね」と述べています。
21世紀史上最も売れたデビュー・アルバムとして君臨するアルバム『Hybrid Theory(ハイブリッド・セオリー)』に続き彼らが2003年に発表したセカンド・アルバム『Meteora(メテオラ)』は、全世界の総売上枚数2,700万枚を記録、グラミー賞にもノミネートされ、世界各国で数多くのプラチナム・ディスクを獲得する作品となりました。『Meteora 20』は、限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットを筆頭に、デラックス・アナログ・ボックス・セット、デラックス3枚組CD、デジタル配信など複数のフォーマットでの発売となる予定。