カナダに拠点を置くオルタナ・ポップ・バンド、Valley(ヴァリー)が新作EP『Last Birthday(ラスト・バースデー)』をリリース。収録シングル「Cure(キュア)」のミュージック・ビデオも公開となりました。
ヴァリーは2021年3月にリリースし、韓国を中心に日本のTikTokでも流行を巻き起こした楽曲「Like 1999」。外に出る機会も減り、憂鬱な気持ちを持つ若者世代の間で、「2020年にもウンザリ / 1999年だった時みたいに騒ごう」という「Like 1999」のメッセージが共感の嵐を呼び、楽曲の歌詞と日本語訳を載せた動画の投稿がTikTokでトレンド化。瞬く間にLINE MUSICやSpotify Japanのバイラルチャートなどでチャート上位に浮上しました。本人たちもこの状況を受け、自身のYouTubeチャンネルに日本語歌詞付きのビデオを公開しました。
Valley - Like 1999 (Japanese Version / Lyric Video) - YouTube
新作EPには「Cure」「Like 1999」を含む全8曲が収録。最新シングル「Cure」についてヴァリーは次のように語っています。
“バンドを始めてから7年間、「Cure」のような曲を作りたいとずっと思っていました。私たちはいつも、もう少しロックで、ギターを強調することを避けていた。「Cure」では、ようやくそれが放たれたように思います。私たちは、ギターの音を100倍に増して、もっとロックなアンセムを作りたかったんです。元々、この曲はドラマーのKarah(James)とMickeyがThe Cureについて話していて、自分たちの好きなバンドをどうやってリファレンスしようか考えていました。そこで、そのコンセプトを反転させました。The Cureを題材にして、自分たちが誰かのキュアー(治療者)になることや、誰かのために絶え間なく無条件に尽くすことをテーマにしました。でも、Cureを引用しているところが気に入っています。ブリッジの部分には、「Boys! Don’t! Cry!/But that’s a lie!』というラインがあります。これをライブで歌うのが待ちきれないです。”
Valley(ヴァリー)は、ロブ・ラスカ(Rob Laska)、カラ・ジェームズ(Karah James)、マイケル・ブランドリーノ(Michael Brandolino)、アレックス・ディマウロ(Alex Dimauro)の4人のメンバーで構成された、トロントを拠点とするカナダのオルタナ・ポップ・バンド。元々は2つの異なるバンド、Cars&GuitarsとNational Parksのメンバーが地元のスタジオで偶然に同じ時間帯にダブルブッキングされたことをきっかけに出会い、結成に至ります。
“カナダーのグラミー賞”ことジュノー賞では、最も活躍が認められた新人グループに送られる「ブレイクスルー・グループ・オブ・ザ・イヤー」にノミネート。ザ・バンド・カミノやレノンステラのツアーへのサポートアクトとしても参加するなど、着実にその実績を積み重ねています。
Valley(ヴァリー)©Becca_Hamel
【EP情報】
ヴァリー EP『ラスト・バースデー』
Valley “Last Birthday”
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【ヴァリー プロフィール】
Valley(ヴァリー)はトロントを拠点とするカナダのオルタナ・ポップ・バンド。元々は2つの異なるバンド、Cars&GuitarsとNational Parksのメンバーが地元のスタジオで偶然に同じ時間帯にダブルブッキングされたことをきっかけに出会い、結成。”カナダーのグラミー賞”ことジュノー賞では、最も活躍が認められた新人グループに送られる「ブレイクスルー・グループ・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、注目を集める4人組。
【ヴァリー アーティスト情報】