ノルウェーのストルド島出身の気鋭ポップ・シンガー、SKAAR(スカー)がニュー・アルバム『Mad Woman』をリリース!

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

洋楽ニュース

ノルウェーの小さな島であり、豊かな文化と美しい景観を持つストードで育った新進ポップ・アーティスト、SKAAR(スカー)がニュー・アルバム『Mad Woman』をリリース。ニュー・アルバム『Mad Woman』は、2023年初めにリリースされたEP『Mad Woman Pt. 1』に新たに6曲を加えたアルバムとなっており、8月にはアルバム収録シングル「Imposter Syndrome」のミュージック・ビデオもリリースに先立って公開されています。

SKAAR – Imposter Syndrome – YouTube

EP『Mad Woman Pt 1』では、SKAARは面倒で複雑で、重たい感情と向き合っていたのに対し、今作では全く反対方向へと歩んでいることを表現しており、人生が循環しているさまを受け入れ、世界は自分のいる場所の向こう側で待っているものなのだと気づいていることを示しています。

収録曲「Obscene」のうねるようなイントロから、SKAARの魅惑的な物語に引き込まれる事は間違いありません。ポップ・ミュージックに保護と慰めを見出すこのアルバムは、SKAARがコントロールを取り戻すことを綴っています。胸が高鳴るポップ・ユーフォリア的な楽曲「Something Like This」では、SKAARの初めてのセラピー・セッションについて、そしてやっと自分の声を聞いてもらえたという感覚を詳しく歌っていますが、その真摯さはほとんどラブソングのようにも感じられます。その一方で、2022年に発表した高揚感あふれる「Out Of My Hands」では、「目を閉じて波の音に耳を傾けるの / だってもう私にはどうにもできないから」と彼女が完全に解き放たれたことを歌い上げています。夜の世界観を彷彿とさせるピアノ調の「DNA」では、トキシックなパートナーとの最後の会話が描かれ、相手との繋がりを切り立ち、そこから彼女が再び主導権を取り戻す様子が歌われています。

『Mad Woman』の制作を通して、SKAARは決して希望の兆しを追い求めることを止めませんでした。彼女は、このアルバムでの経験が慰めの源となり、このアルバムを書きながら自分の友人たちと経験したような親近感や姉妹愛が生まれることを望んでいます。このアルバムの全体的なメッセージは至ってシンプル。- 実際の出来事を受け入れられないと、乗り越えることはできないのだと。

この3年間、SKAARは自責の念と自分自身の記憶に対する不信感から、まるで拘束具に縛られているような心境でした。アルバム『Mad Woman』は、懸命に勝ち取った再生の物語であり、生存への叫びだと言えます。SKAARは自らポップ・ミュージックの可能性を押し広げており、彼女が自らに強いる苦い現実に必要だった甘さをアルバムのフックや高揚感が与え、彼女が長い間避けてきたトラウマを解きほぐしました。

『Mad Woman』についてSKAARは次のように語っています。

『Mad Woman』は2019年から取り組んできたアルバム。ついにリリースされるなんて、とても不思議な気分。このアルバムは、ここ数年のこと、私が経験してきたことについてで、このアルバムのストーリーも時間の経過とともに大きく変化しているの。このアルバムは、結局のところ、自分自身を信頼し、自分の直感に耳を傾けることを学ぶ旅についての作品。私はこれまで他人の意見を優先してきたせいで、自分の体や自分の経験を信じることに苦労してきたの。『Mad Woman』では、私は明らかに荒んだ状況を経験しているのだけれども、そうした経験の語りがとてもシリアスで自分を真剣に受け止めているの。そう思いきや、私はそれを受け流すか、皮肉な距離感を持とうともしているの。

このアルバムは「Come Back To Life」というアルバムの中でも中心的な楽曲で終わりを迎えるの。この曲は昨年、物心ついたときからうつ病と闘っていた親しい人が、かなりつらい時期を過ごしていたときに、書いたものなの。彼が自分自身を孤立させ、いつもそれを受け流そうとしたり、平気なふりをしたりをしていて。彼の経験していたものの中に私自身にも通じるものが多くを見えて、孤独になることが答えではないと伝えたかったの。だから私は、どれだけ孤独に感じようと、どれだけ強く必要とされていないと感じることがあっても、いつでも必ずあなたの帰りを待っていて、助けようとしている人がいると伝える曲を書いたの。世界はあなたを必要としているの!

SKARRSKARR

人生の困難な時期を乗り越え、力を得て思いのままに道を歩むSKAARは、かつてないほど自信に満ち溢れています。2023年は彼女にとってこれまでで最も規模が大きく、最も多忙な年になると見られます。常に曲つくりに励む一方で、母国ノルウェーでは単独ツアーを敢行、英・ブライトンの名誉ある音楽フェスティバル<The Great Escape Festival>には記念すべき初出演を果たします。そして年内も様々な音楽フェスティバルやUKツアーも控えています。

5,000万回以上のSpotify上での楽曲ストリーミング再生と、ノルウェー版グラミー賞「スペッレマン」での幾度ものノミネーションで着実にその注目度を高めている。

■商品情報

SKARR『Mad Woman』

アーティスト:SKARR / スカー
アルバム:Mad Woman / マッド・ウーマン
リリース:2023年9月29日(金)
試聴・購入

■リンク
Instagram
YouTube
TikTok
Facebook

WRITER

洋楽まっぷ編集部

洋楽まっぷ編集部が70年代から最新の洋楽までヒット曲、また幅広いジャンルから厳選した情報をお届け致します。

人気記事