北欧ポップスの新世代シンガーであるAURORA(オーロラ)が6月7日(金)に世界リリースするニュー・アルバム『What Happened To The Heart?(ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ハート?)』の国内盤が、6月26日(水)に日本独自企画仕様で発売されることが決定した。
© Wanda Martin
『ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ハート?』の日本独自企画盤は、紙ジャケット仕様でリリースされ、日本限定となるパンフレットが封入される。パンフレットには歌詞対訳に加えて、生い立ちやこれまでの音楽活動、最新作までを語ったオーロラ本人インタビューを含む解説のほか、アルバム制作の舞台裏やプライベートショットを含む、貴重な写真の数々が掲載される。さらに、日本盤限定のボーナストラックが1曲収録されることも決定している。
日本語で“心臓に何が起きたの?”を意味するタイトルがつけられた、通算4作目のアルバムとなる本作について、オーロラは次のようにコメントを寄せた。
「心臓の詳細な機能と構造は明確には理解されていなかったけれど、心臓は魂の、直感の、そして感情や意思の中心だと信じられていた。それらは脳によるものだと、決定づけられるまでは。論理に飲み込まれてしまう感情。そして、世界はお金や権力、利己主義によって毒されているのだから、こう問いかけずにはいられない。心臓に何が起きたの?」
また、アルバムのリリースに向けてオーロラから日本のファンに向けたメッセージも届いており、“日本のファンに本作をどのように聞いてもらいたいか”について、次のように述べている。
「マインドではなく、ハートで聞いて欲しいと思っている。でも、私から特に希望することはない。何もしなくて大丈夫。私は構わない。やりたいことをやってほしいな。でも、私にとってはすごく大切なアルバムなので、みんなにも真剣に受け止めてもらいたいと思っているの。そして、このアルバムはみんなの為のものだと伝えたい。私たちはもうちょっと努力をしなければ。お互いに思いやりを持たなければ。でもそんなことは、みんなすでに知っているよね。だから言う必要はないと思うけど、このアルバムが人々に光をもたらしてくれたらって願っている」
『ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ハート?』はノルウェーやドイツ、ロンドン、ロサンゼルスでレコーディングされており、アーネ・ブルンや、ケミカル・ブラザーズのトム・ローランズに加えて、ガール・イン・レッドやメイジー・ピーターズとの仕事で知られるマティアス・テレス、ヤングブラッドやブリンク 182の作品を手掛けたクリス・グレアッティ、ビヨンセやキング・プリンセスとの作品で知られるデイヴ・ヘイムリン、そしてオーロラとファースト・アルバム『All My Demons Greeting Me As A Friend(オール・マイ・グリーティング・ミー・アズ・ア・フレンド)』から制作を共にしてきたマグナス・スカイルスタッドといった、新旧のコラボレーターが参加している。
オーロラは8月にSUMMER SONIC 2024で来日することも決定しており、8月17日(土)に大阪会場、8月18日(日)に東京会場にてパフォーマンスを行なう。
・SUMMER SONIC 2024詳細はこちらから
© Wanda Martin
■商品情報
ニュー・アルバム『ホワット・ハプンド・トゥ・ザ・ハート?』
日本独自企画盤
発売日:2024年6月26日(水)
品番:UICO-9079/価格:¥3,520(税込)/紙ジャケット仕様
封入:日本盤限定パンフレット
[パンフレット詳細]
・歌詞対訳 ・生い立ちやこれまでの音楽活動、最新作までを語ったオーロラ本人インタビューを含む解説 ・アルバム制作の舞台裏写真やプライベート写真を含む、貴重な写真の数々を掲載。
・予約はこちら
■バイオグラフィ
ノルウェーのベルゲンのフィヨルドと山の中で育ったオーロラ(AURORA)は、ケイティ・ペリーやビリー・アイリッシュらを虜にする、北欧ポップスのシンガー・ソングライター。2016年にリリースしたデビュー・アルバム『All My Demons Greeting Me As A Friend』は数々の音楽メディアから称賛を受けて、本国ノルウェーのアルバムチャートで初登場1位を獲得。2019年にリリースしたセカンド・アルバム『A Different Kind Of Human』は、近年の社会問題として取り上げられる「生物学的危機」と世に蔓延していく「個人至上主義」を問題視した作品となっており、その話題性で更なる注目を浴びる。2019年公開のディズニー映画『アナと雪の女王2』では“不思議な声”役として声の出演を果たし、劇中歌「イントゥ・ジ・アンノウン」にもフィーチャリングで参加。2020年公開のアカデミー賞ノミネーション映画『ウルフウォーカー』では挿入歌「Running With The Wolves」を制作・歌唱するなど、アーティストとして各方面から高い評価を得ている。2022年1月21日には、古代の神々にも見受けられていた“完璧な不完全さ”からインスピレーションを得たサード・アルバム『The Gods We Can Touch』をリリース。同作からのシングル「Cure For Me」は、SNSで同曲を使った“ペンギンダンス”の動画がバイラルになるなど、話題を集めた。2023年1月に開催した約3年ぶりの単独来日公演は即ソールドアウトし、日本での変わらぬ高い人気を証明した。