Beyoncé(ビヨンセ)が金曜にリリースした6年ぶり7枚目のスタジオ・アルバム『RENAISSANCE(ルネッサンス)』が、リリース後初日に4,325万のストリーミング数を獲得し、Spotify Globalチャートでの初日ストリーミング数が今年の女性アーティスト最多を記録しました。
アメリカのSpotifyチャートではトップ10に7曲もランクインしている状態で、Apple Muaicでの1位を獲得。すでに「今年最も話題になったリリース」として歓迎されています一方で、R&BシンガーのKelis(ケリス)が収録曲の「Energy(エナジー)」でサンプリングされている2000年リリースの「Get Along with You」でのクレジットを受け取っていないと非難し話題となっています。
「Get Along with You」はPharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)とChad Hugo(チャド・ヒューゴ)のデュオ、The Neptunes(ザ・ネプチューンズ)が制作しており、2人はクレジットを受け取っていますが、歌唱したケリスが受け取っていないという問題のようで、この主張に対し、彼女のスタンスを支持し、アーティストのクリエイティブな保護を強化するよう求める人もいれば、サンプリングはポピュラー音楽の一部として広く受け入れられていると主張する人もいるなど二極化した反応を受けています。
他にもリードシングルで現在ヒット中のシングル「Break My Soul(ブレイク・マイ・ソウル)」は毎年話題となっているNEWSバラク・オバマ元大統領の2022年度版「夏のプレイリスト」に含まれていたことも話題に。
Beyoncé - BREAK MY SOUL - YouTube
アメリカの音楽雑誌HITS Daily Doubleでは、275,000~315,000ユニットを獲得して全米チャートに1位で登場すると予測しています。
#RENAISSANCE by #Beyonce is projected to debut at #1 in the US with 275–315K units, @HITSDD reports.
It will mark her seventh #1 album as a soloist, and the first album released by a woman this year to hit #1. pic.twitter.com/iExkun1uaa
— Pop Crave (@PopCrave) July 30, 2022
■『Renaissance』トラックリスト
1. I'm That Girl
2. Cozy
3. Alien Superstar
4. Cuff It
5. Energy (ft. Beam)
6. Break My Soul
7. Church Girl
8. Plastic off the Sofa
9. Virgo's Groove
10. Move (ft. Grace Jones & Tems)
11. Heated
12. Thique
13. All Up in Your Mind
14. America Has a Problem
15. Pure/Honey
16. Summer Renaissance