セイレム・イリースがNFTをテーマにした新曲「Crypto Boy」をリリースし、リリック・ビデオも公開!

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洋楽ニュース

TikTokがきっかけで、総再生回数2億超えの「Mad at Disney」で知られる、アメリカはカリフォルニア生まれのPOP シンガー・ソングライター、salem ilese(セイレム・イリース)。昨今話題の「NFT」というキーワードを駆使した新曲「Crypto Boy(クリプト・ボーイ)」をリリースし、リリック・ビデオを公開しました。

salem ilese – crypto boy – YouTube

今作は4月末からTikTokに投稿し、その後、ロシアのフェミニスト・パンク・ロック集団/アクティヴィストであるプッシー・ライオットのナジェージダ・トロコンニコワに、シングルのジャケ写のデザインを依頼。そして、SOUND XYZという音楽のNFTプラットフォームに出展したところ、24時間で86.4 ETH(イーサリアム/NFTの通貨)まで上昇し、アメリカドルに換算すると、169,000ドル(日本円にて約2,100万円)以上の価値になりました。その売上全額は、生殖権と人権のために戦う非営利団体のThe Center for Reproductive Rightsへ贈られています。

セイレムは、「私のニュー・シングル「Crypto Boy」は、NFTのマーケットプレイスであるOpenSeaをまるでインスタグラムの様にチェックしては、その信じられない程の額について日々話題にしている世の中に「目を覚まして!」という注意喚起をするための曲なの。私達には、ロー対ウェイド事件の様な、他にも緊急事態として取り組んで議論すべきことがあるはず」とコメントしています。

また、セイレムが「Crypto Boy」のジャケ写のデザインを依頼した、ナジェージダ・トロコンニコワは、Unicorn DAOを立ち上げ、NFT上で450万ドル(日本円にて約5億7,000万円)を男女不平等の社会に対して戦うための寄付金を集めた他、今年の3月にはウクライナを支援するために5日間で700万ドル(日本円にて約8億8,000万円)の寄付金を集めている活動家。ナジェージダは、今回セイレムからの提案に関して、「すぐに“YES PLEASE(ええ、是非)”と返事したわ。「Crypto Boy」は素晴らしい楽曲で、NFTに注目する人々の視線を、女性、ノンバイナリー、LGBTQ、そしてデジタル・アーティスト達に向ける活動をしている私にとっては、これ以上完璧な楽曲は無いと思っているわ。」と語っています。

今年に入って、TOMORROW X TOGETHERとアラン・ウォーカーとの豪華なコラボレーション楽曲「PS5」をリリースしているセイレム・イリース。更にはサマーソニックで初来日を控えています。

salem ilesesalem ilese

■商品情報

セイレム・イリース「Crypto Boy」

シングル「Crypto Boy」
2022年5月31日配信(デジタル限定配信)
試聴/購入リンク

■バイオグラフィー
カリフォルニア生まれ、現在22歳のPOP シンガー・ソングライター。幼稚園の頃から好きな男の子ついて歌い始め、12歳の頃には、シェールなどの楽曲制作にも携わったボニー・ヘイズがセイレムのソングライティングの才能に気づく。その後バークリー音楽学校を通って音楽を学ぶが中退し、今はロサンゼルス在住。週末も惜しまず働きながら発表し続けていた楽曲の中から「Mad at Disney」がTikTokをきっかけに世界中でブレイクし、ストリーミング総再生回数が2億を越えるヒット曲になる。その後も精力的に楽曲制作活動を続け、2021年にはEP『(L)only Child』のリリースの他、アラン・ウォーカー、サーフェシズ等とのコラボ作の発表や、ベラ・ポーチの「Build A Bitch」やTOMORROW X TOGETHERの「Anti-Romantic」の楽曲制作などを手掛けてきた。そして2022年2月に新しいEP『UNSPONSORED CONTENT』をリリースし、8月にはサマーソニックで初来日を予定している。

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アーティスト日本公式ページ

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洋楽まっぷ編集部

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