アンダーワールドとアイルランド出身の実力派DJ、KETTAMA(ケッタマ)のコラボによる新曲「Fen Violet」のミュージック・ビデオが公開

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洋楽ニュース

ダンス・ミュージックの最も偉大な先駆者であるUnderworld(アンダーワールド)とアイルランド出身の実力派DJ、KETTAMA(ケッタマ)による新曲「Fen Violet」がリリースされ、ミュージック・ビデオも公開となった。

YouTubeUnderworld X KETTAMA - Fen Violet - YouTube

両者はすでに昨年、シングル「G-Town Euphoria」でコラボをしており、お互いの良さや色をわかり合った存在である。今作もアンダーワールドのディープな世界観がケッタマのベース・ドリブンな構成と完璧にマッチ。我々を魅了してくれる。

アンダーワールドは1988年にロンドンで結成され、現在ではRick Smith(リック・スミス)とKarl Hyde(カール・ハイド)の2人からなるデュオとなった。映画『トレインスポッティング』の挿入歌「Born Slippy」(96年)が映画と共に大ブレイクしたことがきっかけとなり、一躍メジャー・シーンに躍り出る事となった。その活躍は音楽作品のみならず、ライヴ、アート、ファッション、映画、コマーシャル、コンピュータと、表現の可能性をどこまでも広げてきた。そのマルチメディア活動の集大成をしたDVD「Everything, Everything」(2000年)をリリースし大ヒットとなった事でその名は世界中に広がり、今年4月にはシングル「and the colour red」を公開し、すでに100万回以上のストリーム再生を記録しているなど世界のダンス・ミュージック・シーンを塗り替え続けている。

ストリーミングだけでなく、世界中の名だたる巨大フェスでもその存在感を発揮。最近の注目すべき公演には、ロンドンのソールドアウトしたロイヤルアルバートホール、パームスプリングスのコーチェラでは大きな盛り上がりを見せた。その他にも、ロンドンの電子音楽フェスティバルJunction 2のヘッドライン、そしてオランダのLowlandsフェスティバルでトップに立つなど、第一線で活躍を続けている。

そんなアンダーワールドがケッタマとコラボ。彼もまた、Mall Grab(モール・グラブ)やThe Black Madonna(ザ・ブラック・マドンナ)などの有名アーティスト達から支持を受け、リリースされたEPが世界を代表するクラブ情報誌のMixmagとDJ Magから高く評価されている実力派のDJだ。楽曲スタイルも非常に特徴的で、苛烈なベースを中心に展開されるグルーヴ感はケッタマのオリジナルと言えるだろう。今作「Fen Violet」もアンダーワールドとケッタマの良さが幾重にも絡み合った楽曲となっており、クセになるノスタルジックなピアノ・フックが、高鳴るメロディとキックドラムに溶け合い、どんなダンスフロアでも火をつけること間違いなしだ。

そして、極めつけには2024年サマー・ソニックの大阪公演への出演が決定!日本でもアンダーワールドの世界観を感じる事ができる。今回の来日公演により、彼らの数十年にわたる成功が、彼らの絶え間ない革新への探求によるものであることが一発で分かる事だろう。レジェンドの存在でありながら、今なおダンス・ミュージックの限界を押し広げる彼らの動きに注目。

■来日公演
SUMMER SONIC 2024 OSAKA出演決定!
詳細はこちら / SUMMER SONIC 2024 公式HP

UnderworldUnderworld

■商品情報

Underworld X KETTAMA「Fen Violet」

ニュー・シングル「Fen Violet」
2024年3月8日(金)
試聴・購入

■バイオグラフィー
アンダーワールドは、世界最大のフェスティバルやイベントのヘッドライナー・アクトでありつつ、アンダーグラウンドのテクノ・クラブや倉庫での演奏、演劇のサウンドトラック、世界中のアート・ギャラリーなどを占拠してきた、まさに唯一無二の存在だ。90年代のアンダーグラウンド・テクノ・シーンで確固たる地位を築いた彼らは1996年、時代を超えたアンセム「Born Slippy(Nuxx)」が映画『トレインスポッティング』で取り上げられ、決定的なブレイクを果たした。この成功により、メインストリームの中心へと躍り出たバンドは、その後20年間以上にわたり、何百万枚ものアルバム・セールス、無数のソールドアウト公演、アカデミー賞受賞監督やダニー・ボイルの作品への楽曲提供、ギャラリー展示、2012年ロンドンオリンピック開会式のサウンドトラックなどの成功を積み重ね、現代の音楽、アート・シーンの巨大な存在としてその名を知らしめている。

■リンク
Underworld公式ページ

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洋楽まっぷ編集部

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