Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)とJay-Z(ジェイ・Z)による新曲「What It Feels Like(ホワット・イット・フィールズ・ライク)」の音源が公開されました。
Nipsey Hussle ft. Jay-Z - What It Feels Like - YouTube
「What It Feels Like」は2月12日よりアメリカのHBO MAXで配信がスタートした映画「Judas and the Black Messiah(日本での公開は未定)」のインスパイアード・アルバム「Judas and the Black Messiah: The Inspired Album」に収録されている楽曲で、同日YouTube Music Premium のメンバーのみが視聴できる動画として音源が公開されていました。
映画「Judas and the Black Messiah」は1960~70年代に黒人解放運動を牽引した政治組織、「ブラックパンサー党」の有力者Fred Hampton(フレッド・ハンプトン)の暗殺事件を描く伝記作品。
「Judas and the Black Messiah: The Inspired Album」はサウンドトラック作品ではなく映画にインスパイアされたアルバムとしてリリースされており、多くのアーティストが参加しています。
新曲「What It Feels Like」の歴史は長く、ビートは2013年にアメリカのソングライターデュオ、Mike&Keys、1500 or Nothin'のMarz、Larrance Dopsonによって作成されていました。
Jay-Zは映画を観てから2日かけて歌詞を追加し参加。またこの曲からの収益は、Nipsey Hussleの不動産と、ブラックパンサー党のリーダーであるFred Hamptonの子供時代の家で現在コミュニティセンターになっているハンプトン・ハウスの両方に送られ、自身は受け取らないことも発表しています。