Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)のプロフィール
Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)は、スコットランド、ダンフリース出身の音楽プロデューサー、DJ、シンガーソングライター。本名はAdam Richard Wiles(アダム・リチャード・ウィルズ)。
スコットランドのダンフリースで生まれ、ジョージタウンのダンフリース郊外に引っ越し、カルサイド小学校、次にダンフリース高校に通い、学校を出た後、スーパーマーケットに棚を仕入れ、地元の魚加工工場でDJギアを購入するために働きました。
10代で初めてエレクトロニックミュージックに惹かれ、1999年に寝室のデモの録音を開始。18歳のとき、彼は「Da Bongos(ダ・ボンゴス)」と「Brighter Days(ブライト・デイズ)」の2曲をリリースしました。両方とも12インチのクラブシングルおよびCD-EPとして2002年初頭に「Stouffer」という名前でPrima Facieのレーベルからリリースされました。これらのシングルを信用して、スコットランドからロンドンに移り、地元の音楽シーンから学ぶことを望んでいましたが、仕事の機会とお金が足りなかったため、彼はダンフリースに家に戻り、自家製のソロ録音をマイスペースページに投稿し始めました。
ソーシャルネットワーキングのウェブサイト「Myspace」での知名度が上がりだし、2006年にThree Six Zero Group(管理)、EMI(出版)、Sony BMG(録音)と契約を結びました。2006年後半、All Saints(オールセインツ)のシングル「Rock Steady(ロック・ステディ)」のリミックスを制作。2007年にはデビューアルバム「I Created Disco(アイ・クリエイテッド・ディスコ)」をリリース。イギリスのアルバムチャートで8位、アメリカのトップエレクトロニックアルバムで19位になりました。アルバムからのシングル「Acceptable in the 80s(アクセプタブル・イン・ザ・エイティーズ)」はイギリスのシングルチャートで15週間トップ10をキープし、2枚目のシングル「The Girls(ザ・ガールズ)」は3位を記録しました。
2009年には2枚目のスタジオ・アルバム「Ready for the Weekend(レディ・フォー・ザ・ウィークエンド)」で初めてイギリスで1位を獲得し、シングル「I'm Not Alone(アイム・ノット・アローン)」も1位を獲得しプラチナ認定を獲得するヒットとなりました。2010年のツアー終了後、フロントパーソンになることを選び、自身がボーカルを務めるスタイルをやめることにします。2011年以降は主にゲストを迎えたスタイルでのシングルをコンスタントにリリースしヒットを連発。同年、Rihanna(リアーナ)のシングル「We Found Love(ウィー・ファインド・ラヴ)」にゲスト参加し、世界中で大ヒットを記録。ビルボードホット100でも初めて1位を獲得しました。2012年にはFlorence Welch(フローレンス・ウェルチ)を迎えたシングル「Sweet Nothing(スウィート・ナッシング)」で初めてメインクレジットでビルボードホット100でもトップ10入りを果たしました。
2016年にはRihanna(リアーナ)を迎えたシングル「This Is What You Came For(ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー)」が世界中で大ヒット。翌2017年にはPharrell Williams(ファレル・ウィリアムズ)、Katy Perry(ケイティ・ペリー)、Big Sean(ビッグ・ショーン)を迎えたシングル「Feels(フィールズ)」がイギリスのチャートで3年ぶりに1位を獲得。2018年にはDua Lipa(デュア・リパ)とのシングル「One Kiss(ワン・キス)」が大ヒットしました。
フォーブス誌が毎年発表しているDJ長者番付では2013年から6年連続1位。世界で最も稼ぐDJとしても有名です。日本ではサマーソニック2017に単独のDJとして同フェス史上初となるヘッドライナーとしての来日した事も話題となりました。