オリヴィア・ロドリゴ

バイオグラフィー

BIOGRAPHY

Olivia Rodrigo / オリヴィア・ロドリゴ

BIRTHDAY / 2003/2/20 (21歳)

BORN / カリフォルニア州テメキュラ

OCCUPATION / 女優、シンガー、ソングライター

Olivia Rodrigo
出典:PRESS

Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)のプロフィール

Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)はカリフォルニア州テメキュラ出身の女優、シンガー、ソングライター。

生い立ち

父方の曽祖父が10代の頃にフィリピンからアメリカに移住しており、彼女の家族はフィリピンの伝統と料理に従っていると述べている。

5歳で演技と歌のクラスを受講し始め、9歳でピアノのレッスンを受け始めた。Taylor Swift(テイラー・スウィフト)のカントリー・ミュージックの曲を聴いて初めて作詞作曲に興味を持ち、12歳までにギターを弾いていた。マリエータにあるリサ・J.メール小学校とドロシー・マケリーニー中学校で演劇の演技を始めた。

女優デビュー

2015年、家族向けコメディードラマ映画『An American Girl: Grace Stirs Up Success』でいきなり主演に抜擢。翌2016年にはディズニーチャンネルのテレビシリーズ『やりすぎ配信! ビザードバーク』でもMadison Hu(マディソン・フー)とダブル主演を務め、一気に知名度を上げた。これを機にロサンゼルスに引っ越す。

2019年にはディズニープラスで配信されたテレビドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で更なる人気を獲得。ドラマのサウンドトラックでは自ら作詞作曲を手がけた「All I Want」が収録され、ビルボードホット100では90位にランクイン。他にもイギリス、アイルランド、ニュージーランドなどいくつかの国のチャート入りを果たした。

この成果によって2020年、インタースコープ・レコードとゲフィン・レコードと契約した。

デビュー後のキャリア

プロデューサーのDan Nigro(ダン・ニグロ)と共同執筆したデビュー・シングル「Drivers License」をリリース。この曲は世界中で絶賛され、Spotifyでは7日間の再生数が歴代最多となる8000万のストリームを獲得。オーストラリア、アイルランド、ニュージーランド、オランダ、ノルウェー、イギリス、そしてビルボードホット100で初登場1位を獲得した。このヒットは後に「これは私の人生で最もクレイジーな1週間でした...私の人生全体が一瞬で変わったようです。」とインタビューで述べている。

デビュー曲の大ヒットにより、当初予定されていたEPのリリースはスタジオ・アルバムに変更された。「Drivers License」はホット100で8週連続で首位をキープし、2021年の第一四半期(1月~3月)で世界1位となるセールスを記録した。

その約3ヶ月後、2枚目のシングル「Deja Vu」をリリース。ビルボードホット100で初登場8位を記録し、デビュー曲から2曲連続でトップ10にデビューさせた最初のアーティストとなった。3枚目のシングル「Good 4 U」ではビルボードホット100で2度目の首位を獲得。イギリスでも登場2週目で1位を獲得し、アイルランドやニュージーランド、シンガポールでも1位を獲得した。

同年5月にデビュー・スタジオ・アルバム『Sour』をリリース。ビルボード200(アルバムチャート)に限らずオーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、イギリスなど、他の多くの国で1位を獲得。それは女性アーティストによるアルバムの最大のオープニングウィークの世界的なSpotifyレコードを更新した。

翌月、タイム誌は彼女を年間最優秀エンターテイナーに選んだ。2022年春から『Sour』をサポートするツアー『The Sour Tour』を開催。同時期にDisney+にて、『Sour』の制作の詳細を取り上げたドキュメンタリー映画『オリヴィア・ロドリゴ:ドライビング・ホーム・2・ユー』が配信された。

同年行われた第64回グラミー賞では最優秀新人賞、『Sour』で最優秀アルバム賞、「Drivers License」の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を含む7部門にノミネートされ、最優秀新人賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞の3冠を獲得した。

2023年6月、2枚目のスタジオ・アルバムからのリードシングル「Vampire」をリリース。ビルボードホット100で初登場1位を獲得した3枚目のシングルとなり、キャリアの幕開けとなる2枚のアルバムのリードシングルをホット100で初登場1位にした初のアーティストとなった。

同年8月、2枚目のシングル「Bad Idea Right?」をリリース。その5日後、イギリスで10億回以上のデジタルストリームを達成したことで、BRIT Billion Awardを受賞した最年少アーティストとなった。彼女はBRIT Billion Awardを受賞した19人目のアーティストとなった。

翌月、2枚目のスタジオ・アルバム『Guts』をリリース。『Sour』の成功直後の時期にインスピレーションを受けたロドリゴは、10代の終わりに向けて経験した成熟の過程を反映させたいと願って『Guts』を考案した。『Guts』は、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、スペイン、スウェーデン、イギリスを含む15か国でアルバムチャートのトップを獲得した。

同年11月、映画『ハンガー・ゲーム0』のサウンドトラックに提供した「Can't Catch Me Now」をリリース。ハリウッドメディア音楽賞にて、SF、ファンタジー、ホラー映画における最優秀オリジナルソング賞を受賞した。

2024年2月からは『Guts』をサポートするための『The Guts World Tour』をスタート。翌月新曲を追加した『Guts』のデラックス盤『Guts (Spilled)』をリリース。第66回グラミー賞では最優秀アルバム賞と最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞にノミネートされ、彼女にとって2年連続の最優秀アルバム賞ノミネートとなった。

オリヴィア・ロドリゴのアルバム一覧

Type Title
Release US UK JPN
1st Sour
2021/5/21 1 1 15
2nd Guts
2023/9/8 1 1 29

参考記事
オリヴィア・ロドリゴ - Wikipedia
Olivia Rodrigo - Wikipedia

WRITER

洋楽まっぷ編集部

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