『Indigo（インディゴ）』は、クリス・ブラウンの9枚目のスタジオ・アルバム。2019年6月28日にRCAレコードからリリースされた。このアルバムは彼にとって2枚目のダブル・アルバムとなる。ブラウンは、スマッシュ・デイヴィッド、サウンズ、ヒットマカ、ボイダ、スコット・ストーチ、OGパーカーなど、数多くのプロデューサーを起用。また、ニッキー・ミナージュ、ジー・イージー、トリー・レーンズ、タイガ、ジャスティン・ビーバー、ジューシー・J、ジュヴナイル、H.E.R.、タンク、ダヴィド、リッチ・ザ・キッド、イェラ・ビージー、セージ・ザ・ジェミニ、ダニリー、リル・ジョン、リル・ウェイン、ジョイナー・ルーカス、インク、ガンナ、トレイ・ソングス、ドレイクなど、多くのゲストアーティストも参加している。
OVERVIEW
アルバムのレコーディングは2018年に始まり、2019年5月に終了した。音楽的には、『Indigo』はポップ、アフロビート、ダンスホール、トラップ、バウンスミュージックなど、多様なジャンルを取り入れたR＆Bアルバム。歌詞の内容は、スピリチュアルな愛、セックス、エネルギー、バイブレーションといったテーマを探求している。アルバムには、ブラウンが考案し、グラフィティアーティストのサトゥルノ、ビジュアルアーティストのジェフ・コール、3Dアーティストのサークル・サークル・マスとサーパー・バランが手掛けた超自然的でスピリチュアルなイメージが盛り込まれている。『Indigo』は批評家から概ね好評を得ており、ブラウンのボーカル・パフォーマンス、アルバムのプロダクション、サウンドは称賛されたが、構成については批判的な意見もあった。アルバムは米ビルボード200で初登場1位を獲得し、2012年の『Fortune』以来7年ぶり、3枚目の全米1位アルバムとなりました。 『Indigo』はアメリカレコード協会（RIAA）からトリプル・プラチナ認定を受け、ブラウンにとって6枚目のマルチ・プラチナ・アルバムとなった。『Indigo』からは「Undecided」、「Back to Love」、ニッキー・ミナージュとGイージーをフィーチャーした「Wobble Up」、ドレイクをフィーチャーした「No Guidance」、ガンナをフィーチャーした「Heat」の5枚の公式シングルがリリースされた。「No Guidance」はアメリカレコード協会（RIAA）からダイヤモンド・ディスクに認定され、ビルボードホット100ではアルバム最高位の5位を記録し、リズミック・エアプレイ・チャートでも首位を獲得したが、続くシングル「Heat」にその座を奪われた。2022年には、アルバムのエクステンデッド・エディションに収録された「Under the Influence」が隠れたヒットとなり、世界的な成功を収めた。商業的な成功を収めた後、この曲は発売から約3年後に正式にシングルとしてリリースされた。
TRACKLIST
[Disc 1]
1. Indigo
2. Back to Love
3. Come Together (ft. H.E.R.)
4. Temporary Lover (ft. Lil Jon)
5. Emerald / Burgundy (ft. Juvenile & Juicy J)
6. Red
7. All I Want (ft. Tyga)
8. Wobble Up (ft. Nicki Minaj & G-Eazy)
9. Need a Stack (ft. Lil Wayne & Joyner Lucas)
10. Heat (ft. Gunna)
11. No Guidance (ft. Drake)
12. Girl of My Dreams
13. Natural Disaster / Aura
14. Don't Check on Me (ft. Justin Bieber & Ink)
15. Sorry Enough
[Disc 2]
16. Juice
17. You Like That
18. Troubled Waters
19. Take a Risk
20. Lurkin' (ft. Tory Lanez)
21. Trust Issues / Act In
22. Cheetah
23. Undecided
24. BP / No Judgement
25. Side Nigga
26. Throw It Back
27. All on Me
28. Sexy (ft. Trey Songz)
29. Let's Smoke (Physical Edition bonus track)
30. Early 2K (ft. Tank)
