『Memoirs of an Imperfect Angel(邦題:メモワール)』はマライア・キャリーの12枚目のスタジオ・アルバム。2009年9月28日にフィリピンと香港で、同年9月29日にアメリカとカナダで、アイランド・レコード、デフ・ジャム・レコーディングス、ザ・アイランド・デフ・ジャム・ミュージック・グループからリリースされた。前作『E=MC²』(2008年)のプロモーション終了後、キャリーは新作アルバムの制作に着手し、テリウス・"ザ・ドリーム"・ナッシュとクリストファー・"トリッキー"・スチュワートと共に楽曲をプロデュースした。
OVERVIEW
アルバムのプロモーションとして4枚のシングルがリリースされた。リードシングル「Obsessed」はアルバムで最も成功を収め、ビルボードホット100で最高7位を記録し、日本、カナダ、オーストラリアではトップ20入りを果たし、イタリアとフランスではトップ10入りを果たした。セカンドシングル「I Want to Know What Love Is」はビルボードホット100で60位に達し、ブラジルホット100エアプレイチャートで27週連続1位を獲得した。「H.A.T.E.U.」はサードシングルとしてリリースされた。「It's a Wrap」は、動画共有プラットフォームTikTokで話題となり、2023年にプロモーションシングルとしてリリースされた。『Memoirs of an Imperfect Angel』は発売後、音楽評論家から好評を博し、キャリーの最も一貫性があり興味深いアルバムの一つであると評価された。商業的には、ビルボード200で初登場3位、初週売上16万8000枚を記録し、他の5カ国でもトップ10入りを果たした。
TRACKLIST
1. Betcha Gon' Know (The Prologue)
2. Obsessed
3. H.A.T.E.U.
4. Candy Bling
5. Ribbon
6. Inseparable
7. Standing O
8. It's a Wrap
9. Up Out My Face
10. Up Out My Face (The Reprise)
11. More than Just Friends
12. The Impossible
13. The Impossible (The Reprise)
14. Angel (The Prelude)
15. Angels Cry
16. Languishing (The Interlude)
17. I Want to Know What Love Is











