『I'm the Problem（アイム・ザ・プロブレム）』は、モーガン・ウォーレンの4枚目のスタジオ・アルバム。2025年5月16日にビッグ・ラウド、リパブリック、マーキュリー・レコードよりリリースされた。このアルバムには、テイト・マクレー、エリック・チャーチ、ハーディ、アーネスト・ジョンソン、ポスト・マローンといったゲストアーティストが参加。プロデュースはジョーイ・モワ、チャーリー・ハンサム、ジェイコブ・デュレットが担当した。アビー・ロード・スタジオでレコーディングされた前作とは異なり、『I'm the Problem』はテネシー州ナッシュビル郊外にある彼の農場でレコーディングと作曲が行われた。
OVERVIEW
『I'm the Problem』は全37曲で構成され、再生時間は約117分。これはウォーレンにとって最も長く売れたアルバムとなり、『One Thing at a Time』を抜いて最も多くの曲を収録したアルバムとなった。さらに、『I'm the Problem』からは9枚のシングルとプロモーション・シングルがリリースされた。「Lies Lies Lies」、「Love Somebody」、「Smile」、タイトル曲、「I'm a Little Crazy」、「Just in Case」、「I Ain't Comin' Back」、「Superman」、「What I Want」である。上記の曲のうち6曲は、アルバム発売前に米ビルボードホット100で初登場またはトップ10入りを果たし、テイラー・スウィフトの『Red』とポスト・マローンの『Hollywood's Bleeding』がそれぞれ保持していた記録を塗り替えた。「Love Somebody」と「What I Want」はそれぞれ米ビルボードホット100で初登場1位を獲得し、ウォーレンにとってそれぞれ3曲目と4曲目のチャートトップとなり、2曲目と3曲目の初登場1位となった。ウォーレンの前作と同様に、『I'm the Problem』も音楽評論家から賛否両論の評価を受けた。それでも、このアルバムは米ビルボード200で初登場1位を獲得し、発売後8週間首位を維持した。これにより、ウォーレンは同チャートで3作連続の1位獲得アルバムとなった。アルバムは初週でアルバム換算ユニット49万3000枚以上を売り上げ、純売上は13万3000枚に達し、ザ・ウィークエンドの『Hurry Up Tomorrow』を抜いて、今年2番目に多いデビュー週となった。
TRACKLIST
1. I'm the Problem
2. I Got Better
3. Superman
4. What I Want (with Tate McRae)
5. Just in Case
6. Interlude
7. Falling Apart
8. Skoal, Chevy, and Browning
9. Eyes Are Closed
10. Kick Myself
11. 20 Cigarettes
12. TN
13. Missing
14. Where'd That Girl Go
15. Genesis
16. Revelation
17. Number 3 and Number 7 (with Eric Church)
18. Kiss Her in Front of You
19. If You Were Mine
20. Don't We
21. Come Back as a Redneck (with Hardy)
22. Love Somebody
23. Dark Til Daylight
24. The Dealer (with Ernest)
25. Leavin's the Least I Could Do
26. Jack and Jill
27. I Ain't Comin' Back (with Post Malone)
28. Nothin' Left
29. Drinking Till It Does
30. Smile
31. Working Man's Song
32. Whiskey in Reverse
33. Crazy Eyes
34. LA Night
35. Miami
36. Lies Lies Lies
37. I'm a Little Crazy
