エミネム、7/12リリース新作アルバムからビッグ・ショーン、ベイビートロンを迎えた「Tobey」のミュージック・ビデオが公開

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洋楽ニュース

Eminem(エミネム)が、7月12日にリリースされる新作アルバム『The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)』からBig Sean(ビッグ・ショーン)、BabyTron(ベイビートロン)を迎えリリースされたばかりの新曲「Tobey」のミュージック・ビデオがリリカル・レモネードのYouTubeで公開となった。

YouTubeEminem - Tobey feat. Big Sean & BabyTron - YouTube

Cole Bennett(コール・ベネット)が監督を務めたミュージック・ビデオでは、3人が工場で働く労働者の装いで登場。ベイビートロンとビッグ・ショーンは、工場で製造される過程をたどるかのように進み、最終的に外に出たベイビートロンからエミネムにシフトすると、幼少期を過ごした家の玄関の階段でくつろぎ、まるで『The Marshall Mathers LP』のカバー・アートのような描写の中でパフォーマンスをしている。ラストではジェイソン・ボーヒーズのホッケーマスクをかぶったエミネムが、血まみれになりながらチェーンソーで自分の分身を殺す映像となっている。

エミネムと同じ米ミシガン州出身であるビッグ・ショーンとベイビートロンが参加した新曲「Tobey」では、3人のアーティストによるめくるめく歌詞が、デトロイト・エリアの強力なラップ・サウンドを体現している。少々不吉な音のビートが鳴り渡る本曲は、プロデューサーのダニエル(Daniyel)、コール・ベネット(Cole Bennett)、ジョン・ノシート(John Nocito)、カールトン(Car!ton)、そしてマーヴィー・エイ(Marvy Ayy)が手掛けた。

また、ジャケット写真は、コミック『スパイダーマン』の有名な指差しミームからインスピレーションを得ており、さらに今回のタイトルである「トビー」については、歌詞の中で映画『スパイダーマン』の主人公を演じたトビー・マグワイアを言及している。

2024年にシェイディを再起させるニュー・アルバムは、ファンに懐かしさを与える単なるカムバックということのみならず、自身の音楽的ルーツを再訪しながらも現代的なひねりを加え、エミネムのキャリアを決定づけた時代を祝う作品となる。

前作から4年半ぶりとなる12枚目のスタジオ・アルバム『The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)』はメジャーデビュー作以来タイトルに「Slim Shady」を含めており、偽の死亡記事が、アルバムの宣伝としてデトロイト・フリー・プレス紙の5月13日号に掲載された事も話題となった。

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洋楽まっぷ編集部

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