ジョン・レジェンドが新作アルバム『LEGEND』をリリース!新たにジェネイ・アイコ、タイ・ダラー・サインを迎えた「Splash」のリリック・ビデオを公開

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洋楽ニュース

グラミー賞12回受賞の実績を持つJohn Legend(ジョン・レジェンド)が、9月9日に待望の8枚目のスタジオ・アルバム『レジェンド / LEGEND』をリリース。アルバムからJhené Aiko(ジェネイ・アイコ)Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)を迎えた「Splash(スプラッシュ)」のリリック・ビデオを公開しました。

John Legend – Splash (feat. Jhené Aiko, Ty Dolla $ign) – YouTube

『レジェンド』は他にも、Muni Long(マニー・ロング)、Free Nationals(フリー・ナショナルズ)、Rick Ross(リック・ロス)、Jazmine Sullivan(ジャズミン・サリヴァン)、Ledisi(レデシー)、J.I.D(ジェー・アイ・ディー)、Amber Mark(アンバー・マーク)、Saweetie(スウィーティー)、Jada Kingdom(ジェイダ・キングダム)、Rapsody(ラプソディ)と超豪華アーティスト達とコラボした2枚組アルバムとなっています。

今作は、ジョンと、ビヨンセやアデルなどのプロデューサーであるライアン・テダーが共同プロデュースをしており、官能と喜びに満ち、痛み、賞賛、癒しという人間の脆弱性を余すところなく表現しています。

この2枚組アルバムのアクトIは、欲望、自己、セックス、冒険に満ちた土曜日の夜の世俗的、官能的な喜びを鮮やかに表現。このアルバムは、ジョン・レジェンドが最も多くコラボレーションしているアーティスト、リック・ロスをフィーチャリングした没入感のある 「ラウンズ / Rounds」で幕を開け、ジェネイ・アイコとラッパーのタイ・ダラー・サインをフィーチャーした、ベッドでの感情がくすぶる遊びを現したR&B 「スプラッシュ / Splash」、ラッパーのJIDをフィーチャリングした「夏らしい、感じの良いトラック(ローリングストーン誌)」「ドープ / Dope」、ジョンが「彼女が若手のアーティストだった頃から知っていた」というジャズミン・サリヴァンをフィーチャーした「ラヴ / Love」などが含まれています。アクトIのクライマックスは、「セクシーなダンス・フロア・バンガー(Uproxx)」、「ローラー・ディスコ・ジャム(ローリングストーン誌) 」と評されている、スウィーティーをフィーチャーした中毒性と高揚感のある 「オール・シー・ワナ・ドゥ/ All She Wanna Do」となっています。

アクトIIは、癒し、親密さ、魂の叫び、そして献身に焦点を当てた、日曜日の朝の感覚を表したものとなっており、マニー・ロングをフィーチャリングした「官能的で、ジャズのような(ビルボード誌)」R&Bトラック 「ハニー/ Honey」、レジェンドの人生におけるすべての女性のパワーと優雅さに捧げる感動的な曲で、ノスタルジックでソウルフルなザ・ダップ・キングスをフィーチャーした「ワンダー・ウーマン / Wonder Woman」が含まれています。アクトIIには他にも、レデシーをフィーチャリングした、運命の相手を知れたことで得られる親密な癒しと安心感を描いた「グッド/ Good」や、喪失と悲しみと生きることを描いた破壊的に美しいバラード「ピーシズ/ Pieces」などが収録されています。

また、アクトIIに収録されている「ジ・アザー・ワンズ/ The Other Ones」という曲は日本人アーティスト、小瀬村晶の「Asymptote」という曲がサンプリングされており、ある日プロデューサーが持ち込んだこの曲をジョンが気に入って使用することになったそう。

『レジェンド』というタイトルについてジョンは、「アルバムのタイトルに僕の名前を使うのは初めてなんだ」、「演奏と音楽でそれに応えなければならなかったんだ。そしてこれは、自分が誰であるかを誇りに思う、自分がしてきた仕事に自信がある、そう宣言するものなんだ」と語っています。

その自信は、目覚ましい成功からだけでなく、ジョンと彼の家族が近年経験した痛みからも生まれており、コロナの大流行と政治的混乱は、ジョンと妻のクリッシーが2020年に息子を流産してしまった時期と重なりました。

「このアルバム制作の経験は、これまでのアルバムとは異なるものだった。私たちの関係において、あのようなトラウマを経験したことがなかったから」とジョンは明かした。「妻と私が過去数年間に経験したことは、実は私が悲しみに対してより良い見解を持ち、あらゆる形の損失から回復し、それを認める方法を知る手立てになった」、「4、5年前の私だったら、そんなことはできなかったと思う。ようやく、自分の人生のすべてを語れるようになった気がするんだ」 とジョンは打ち明けています。

今作は、クラシカルな雰囲気を持ちながら、新鮮さ、そして遊び心と冒険心を感じさせる作品となっており、同時に、先祖代々の物語を尊重するための愛、美、喜びと同様の存在のブラック・アートの存在を主張しています。

「僕は自分の祖先を遠い存在と思ったことはない」とあかし、続けて「僕は自分が触れてきた音楽的レガシーをとても尊敬しているので、冒険したり、創造的になったり、何か新しいことをしようとするときに、それらを置き去りにする必要はないと思っているんだ。新しいものを作るときにも、スティーヴィー、マーヴィン、カーティス、アレサ、ニーナ、ドニー、プリンスの声や影響を感じているんだ」 とコメント。「黒人のミュージシャンは、常に音楽における革新の最前線にいるんだ。でも、ヒップホップは常に新しいものを追求するのに対し、ソウル・ミュージックはもう少しノスタルジックなんだ」、「『レジェンド』が、前を向きながらも、自分たちが来た場所と繋がることができるような作品になればいいなと思う」

John LegendJohn Legend

■リリース情報

ジョン・レジェンド「レジェンド アクトⅠ&アクトⅡ」

John Legend 『LEGEND』
ジョン・レジェンド 『レジェンド』
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■『Legend』トラックリスト
ACT I
1. Rounds ft. Rick Ross
2. Waterslide
3. Dope ft. JID
4. Strawberry Blush ft. Free Nationals
5. Guy Like Me
6. All She Wanna Do
7. Splash ft. Jhene Aiko, Ty Dolla $ign
8. You
9. Fate ft. Amber Mark
10. Love ft. Jazmine Sullivan
11. One Last Dance
12. All She Wanna Do ft. Saweetie

ACT 2
1. Memories
2. Nervous
3. Wonder Woman
4. Honey ft. Muni Long
5. I Want You to Know
6. Speak in Tongues ft. Jada Kingdom
7. The Other Ones ft. Rapsody
8. Stardust
9. Pieces
10. Good ft. Ledisi
11. I Don’t Love U Like I Used To
12. Home

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洋楽まっぷ編集部

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