週末に発表された最新の全英シングルチャート、Lewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)の「Pointless」が先週15位から急上昇し初の首位を獲得しました。
Lewis Capaldi – Pointless – YouTube
「Pointless」はEd Sheeran(エド・シーラン)との共作で、自身4曲目の首位獲得となり、「生活費が危機に瀕していることは知っているので、私の音楽にお金を使ってくれてありがとう。」とコメントしています。
先週1位を獲得した、ロンドンを拠点とするシンガーソングライター、RAYE(レイ)がニュージャージー出身のラッパー、070 Shake(070シェイク)を迎えた「Escapism」は2位に後退。そして3位にはSZA(シザ)の「Kill Bill」がランクアップで最高位を更新。シザにとっても「Kiss Me More」と並び全英チャートでの最高位をマークしました。
RAYE – Escapism. feat. 070 Shake – YouTube
4位はTaylor Swift(テイラー・スウィフト)「Anti-Hero」が先週2位から後退。5位はケント州チャタム出身のソングライター、venbee(ヴェンビー)とgoddard(ゴダード)のコラボ曲「messy in heaven」が先週3位から後退。6位は先週と変わらずCentral Cee(セントラル・シー)の「Let Go」がランクイン。
Taylor Swift – Anti-Hero – YouTube
venbee, goddard. – messy in heaven – YouTube
Central Cee – Let Go – YouTube
7位はMeghan Trainor(メーガン・トレイナー)の「Made You Look」が先週7位からランクダウン。8位は先週と変わらずナイジェリアのシンガー、Rema(レマ)「Calm Down」がランクイン。今作はSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)が参加したリミックスがビルボードのグローバル・エクスクルーディング・U.Sチャート(米国を除く世界中の200以上の地域から抽出されたストリーミングと販売活動に基づいたランキング)で1位を獲得しており、全英チャートでの今後の動きも注目となります。
Meghan Trainor – Made You Look – YouTube
Rema, Selena Gomez – Calm Down – YouTube
9位はOliver Tree(オリバー・ツリー)とRobin Schulz(ロビン・シュルツ)のコラボ曲「Miss You」が先週7位から後退。10位はマンチェスター出身のラッパー、Bugzy Malone(バグジー・マローン)とシェフィールドのソングライターTeeDee(ティーディー)のコラボ曲「Out Of Nowhere」がランクダウン。
Oliver Tree & Robin Schulz – Miss You – YouTube
Bugzy Malone x TeeDee – Out Of Nowhere – YouTube
トップ10以下では14位に先週83位から急上昇しているMiguel(ミゲル)の2011年のヒット曲「Sure Thing」がランクイン。韓国のガールズグループBLACKPINKがカバーした音源がTikTokでのバイラルとなり、これをきっかけに人気化しています。
またStephen Sanchez(スティーブン・サンチェス)の2021年のヒット曲「Until I Found You」が16位に急上昇。Em Beihold(エム・バイホルド)が参加したリミックスがリリースされ、Netflix海外ドラマ『ジニー&ジョージア』のシーズン2で取り上げられたこともあり人気化しています。
Stephen Sanchez, Em Beihold – Until I Found You – YouTube
初登場では19位にSkrillex(スクリレックス)、Fred again..(フレッド・アゲイン)、Flowdan(フロウダン)の新曲「Rumble」がランクインしています。