インディーロックバンド、ラスト・ダイナソーズが新曲「N.P.D」のミュージック・ビデオを公開

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

洋楽ニュース

オーストラリアでデビューアルバムが初登場2位を記録、彗星の如く現れたインディーロックバンド、Last Dinosaurs(ラスト・ダイナソーズ)が昨年11月にリリースしたEP『RYU』の続編的シングル「N.P.D」をリリースし、ミュージック・ビデオを公開しました。

YouTubeLast Dinosaurs – N.P.D – YouTube

1000年先の未来 – 3023年 – 人工知能が革命を起こす時代に突入した地球を舞台にした最新EP『RYU』。その続編的な作品としてリリースされた今作は、人間のいやらしさや陰謀をラスト・ダイナソーズ独特の視点で描いた5分31秒のオーディオシネマ。

イントロから3分半までヒップホップ調のドラムパターンの上に、彼ららしいポップなメロディーが重なり、曲の内容とは反対に爽やかで軽快な楽曲として成立しています。

一方で、楽曲の再生が終わるとすぐに少年とAIの無機質な会話を思わせる実験的音楽が。

「ビーチボーイズってどう思う?僕はサウンドが好きなんだ。なんか流せる?」

そんな少年の一言で一瞬にして60年代にワープしたかのような楽曲が再生されます。キャスキー兄弟の兄・ショーンが小さい頃から好きなThe Beach Boys(ザ・ビーチ・ボーイズ)の重厚なコーラスワークを彷彿とさせるサウンド。もはや音楽という域を超えた展開を1曲で味わえる、謂わばオーディオ・シネマが完成しました。

公開されたミュージック・ビデオはshun mayamaが監督を務め日本で撮影されており、3人が色違いの服装で並び歌う様子をベースに新宿LOFTでのパフォーマンスや、インテグラタイプRを走らせる描写などが盛り込まれています。

昨年は、同郷出身のインディーポップバンド Vacations との全米対バンツアーを成功させ、ますます勢いに乗るラスト・ダイナソーズ。リリース毎に想像を超える物語と細かい演出でリスナーを惹きつける彼らの【1000年後の物語】に注目となります。

Credit Andre CoisCredit Andre Cois

■商品情報

Last Dinosaurs「N.P.D」

Last Dinosaurs(ラスト・ダイナソーズ)
N.P.D(エヌ・ピー・ディー)
ASTERI ENTERTAINMENT
ストリーミング&ダウンロード

■プロフィール
オーストラリアと日本の血を引くLachlan Caskey(ロクラン・キャスキー)(Gt.)、Sean Caskey(ショーン・キャスキー)(Vo.)兄弟、そしてMichael Sloane(マイケル・スローン)(Ba.)の3人からなる、オーストラリアのインディーロックバンド “Last Dinosaurs(ラストダイナソーズ)”
2012年にリリースされたファースト・アルバム『In A Million Years』は、オーストラリアのARIAチャートで初登場8位を記録し、大きな注目を集めた。このアルバムの成功によりオーストラリア全土のライブをソールドアウトにし、イギリス、ヨーロッパ、東南アジア、南アフリカで大規模なヘッドラインツアーとフェスへの出演を果たした。
2015年には『Wellness』、そして待望の3rdアルバム『Yumeno Garden』をリリースし、再び人々の心を掴みにする。
2018年12月、初のUSツアーを発表し、LAの第1弾公演はチケット販売開始1分以内にソールドアウト!その後すぐに全米で17公演がソールドアウトに。
Webster Hall、Fonda Theatre、The Fillmoreなどの有名な会場で21日間のヘッドラインツアーを含むアメリカとカナダの2つのソールドアウトツアーも行った。その後、バンドはイギリスとEUに渡り、パリ、ベルリン、アムステルダム、ロンドンでの2日間のツアーをソールドアウトにし、東南アジアでの公演も大成功を収めた。
また、Last Dinosaursは、Foals、Matt & Kim、Lost Valentin、Foster the Peopleなどといった国際的なアーティストをサポート。対バンやフェスでの共演も数多く、グローバルに活躍している。
2020~21年はパンデミックの制約でツアーができなくなり、バンドはメキシコとオーストラリアのスタジオに入り作曲とレコーディングを行い、4thアルバムとなる『From Mexico With Love』を2022年11/4(金)にリリース。
またルーツだけでなく、日本の音楽シーンとも関わりが深い。
2014年にはThe fin.の日本国内リリースツアーへゲスト参加。2021年にはオカモトショウ(OKAMOTO’S)のソロアルバムにフィーチャリングで参加。そして2022年9月〜10月に開催されたOKAMOTO’Sとの日本国内対バンツアーは大成功のうちに幕を閉じた。
2022年から23年にかけて世界各地でツアーとフェスでの公演を行い、
さらに同郷出身のインディーポップバンド Vacations との全米対バンツアーを成功させた。
Last Dinosaursの今後の動向から目が離せない!

WRITER

洋楽まっぷ編集部

洋楽まっぷ編集部が70年代から最新の洋楽までヒット曲、また幅広いジャンルから厳選した情報をお届け致します。

人気記事